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最も持続可能な素材のひとつ「ヘンプ」の魅力とは?【SDGs】【ファッション】

■ヘンプとは?

持続可能な素材として注目を浴びるヘンプ素材。
ヘンプは麻の一種で、リネン、ラミーなどとくらべても特に環境負荷が少ないことが最大の特徴です。

そんなヘンプの魅力とは...?わかりやすくポイントを押さえて解説していきます。

■ヘンプの魅力

①必要とする水が少ない
コットンは綿を1kg収穫するために水を約10,000ℓ以上要するのに対し、ヘンプは栽培における雨水のみで十分に育つことができます。

少ない水で育つことができるので、コットンよりも95%の水を削減することができるのです。

②効率の良さ
ヘンプはわずか3ヶ月程度で3〜4メートルまで成長するのが特徴。

また、伸びる茎の表面全体から繊維を収穫することができるため、同じ期間でもコットンの2.5倍以上もの量を栽培することができます。

③農薬がいらない
ヘンプは栽培するために化学肥料や化学農薬が必要なく、有害な農薬使用がほとんどありません。
そのため農薬による土壌の劣化も少なく、生産者の健康を守ることにもつながっています。

④土地をまもる
ヘンプの耕作地面積は、コットン(綿花)の約半分で済むとされています。

また、豊かな土壌が維持されることで、新たに耕作地を開拓する必要がないため、森林の伐採がないのも特徴です。

ヘンプはその生産過程をクリーンかつ効率的に、人にも地球にもやさしいものにしてくれるというのが最大の特徴といえます。

■ヘンプ素材の特徴

ヘンプ生地は吸湿性・放熱性が高く、衣服内の汗を蒸発させる特性があります。さらに抗菌作用や消臭力があることで、常に清潔で快適に過ごすことができます。

また、使い込むほどに味が出て、強度にも優れ長く使えるのも特徴です。

■ヘンプの洋服選び

有害な農薬を使っていない正しくオーガニックな製品を選ぶ時に、ひとつの指標となるのが「認証マーク」です。

この認証マークの中に「OCS認証」と呼ばれるものがあります。

OCS認証(Organic Content Standard)

「OCS認証」とは、原料から最終製品までの履歴を追跡し、その商品がオーガニック繊維製品であることを証明するマークです。

オーガニック繊維を含む製品の生産・製造に対する認証で、原料の収穫から、認証製品ができるまでの全ての工程(工場、加工所、倉庫)において、製品の混合や汚染がないように整えられた管理体制、製品のオーガニック繊維の含有率を最終消費者へ保証する基準。(一般社団法人 日本サステナブル・ラベル協会より)

このようなラベル・マークを目印にすることで、普段のお買い物でもわかりやすく、手軽に選べるようになります。

Enter the Eでは「OCS認証」のついた洋服を取り扱っています。

ぜひヘンプの製品を選ぶ際にも「OCS認証」マークをチェックしてみてください。

ヘンプのアイテムはこちらから

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