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人間の資本は「感情」 ¦だから理性で向き合う

人間の資本って、心(感情)なんじゃないかって
思うんですよ。
だって、幸せを感じるのは、
いつだって「心」じゃないですか。
そもそも「幸せ」自体も感情ですよね。

そう考えると、「人間は感情というものを
もう少し大事にして理解して、向き合って
いかなければならないのではないか」
という気がしてならないのです。

私は感情が、ずっと嫌でした。
感受性が豊かで繊細なので、自分の感情以外の
他人の感情にも共感や感情移入がしやすく、
すぐに疲れてしまうのです。
絶望を知った時には、辛いあまりに
「感情なんてものを感じなくて済む、
  精神が平坦なロボットになれたらいいのに」
「辛い感情を捨て去りたいから
  心なんてない方がいい」
そんな願望を持ったことがありました。

それから私は、感情に支配されないように
自分で感情をコントロールしたいと思いました。
そのために、
感情を言語化して客観的に理解して、
なぜその感情になるのか根本を分析したり、
心理学等の知識に原因や改善策を求めたりして
冷静を保つように心がけていました。

でも、ある日気がついたのです。
私は元々感情的な人間です。
繊細で感受性が豊かな人間なのですから。
自分の感情も周囲の感情も特に、大事にしています。感情の繋がりも大事です。
MBTIが全てではないと思いますが、
根っからのF型(感情型)です。

クリエイティブな表現が大好きで
自分の仕事として選んだ理由は、
感情を五感による表現で受け取ることが
何よりも好きで、共感して感情移入をして、
涙を流すほど感動して、
心から幸せを感じることができるからです。
自分で表現するのも、誰かの表現を体感する
のも大好きです。
誰かの表現に心の底から感動することができたから、私もそうありたいと希望を持つことができました。

どこかでずっと、感情を抑え込むことに
疑問を持っていたのだと思います。
「誰にも迷惑をかけたくないから、
  感情的になりたくない」
「でも、感情的になって誰かの感情に
  憑依されたように表現するのも、
  それを見るのも大好き」
そういう矛盾した想いを抱えていました。

そうして気づいたのです。
両方抱えていてもいい。
時と場合によって、感情を理性や論理で
説明して表現するのも大事だし、
共感性や感受性を用いてクリエイティブな
表現をすることも大事であると。
私の選んだ仕事は、クリエイティブなのだから。
むしろ、その両方を持つことが大事で
この先に必要なことなのかもしれないと。



ここまで考えて、ようやく「このままでいい」と自分を受け入れることができました。

そして、人間の感情にも興味を持ちました。
幸せを感じることが感情なら、
どうしたらその感情を人に与えることが
できるのだろうか。
マズローの欲求5段階説をヒントに、
最近は様々な表現に触れて
歌やダンス、演劇、映画やドラマ、お笑い、
ミュージカル、展示をたくさん見て、経験して
自分も表現して、思いっきり感情的なって
泣き笑い、エネルギーを使い吸収している。
落語にも興味があるな。

とにかく経験がしたいのだ、私は。
学びたいし成長したい。
人間や感情を理解し、悟りたいから
たくさん経験をする。
やりたいことはできるだけ全部やる。
不安なことは原因を分析して、行動で解決する。
私はずっと、燃えている。自由に飛んでいる。


こういうことを、ただ叫びたかった。

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