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SUPはじめました。生まれたての子鹿のように

みなさま、今日もお疲れさまでした。エンリケです。

最近ずっと在宅なので、仕事からの現実逃避が激しく、お昼寝とおやつのソフトクリームが欠かせない今日この頃です。ぶっちゃけサボってこの日記書いているのは内緒ですw。

みなさんSUP(スタンドアップパドルボード)って知ってます? サーフボードを笹かまぼこみたいな形状にしたボードの上に立って、パドルで漕ぐやつです。最近流行っているのかなと思いながら、私の周りでやってる人はまだ1人もいません。毎回山中湖にSUPに行きますが、いつも貸切状態なので、やってる人がいなさすぎて不安になる時があります。このご時世なので、人と交わらずして、気軽にできて、大自然を満喫できるスポーツはないかと探し、辿り着いたのがSUPでした。

サーフィンに比べるとはるかにマイナーですよね。ここ数年、アラフィフにしてサーフィン始めました!っていう友人が何人かいたので、オリンピックが終わった今頃は、五十嵐カノアくんに影響受けたミーハーなニワカサーファーたちが海に大挙しているのは容易に想像できますw(私もカノアくん見てやってみたいと思った1人ですw)。

でもあまり運動神経がなく、泳ぎも得意ではないぽっこりお腹の私には、サーフィンはやっぱりハードルが高いです。ましてや海に行くと、地元サーファーが使うゾーン、うまい人が乗るエリア、初心者がやってもいいエリアとか、ヘラルキー的なゾーン分けがあるというを聞いて、色白の気の弱い中年にとっては、入っていける気が全くしないですw。

またカヌーやカヤックは、足腰が90度に固定された状態で、2時間漕ぐのは腰痛持ちにはかなり辛いです。固定されてガチガチになった腰をストレッチして戻すのに2時間ほどかかり、次の日に接骨院に行った確率が高いので、やっぱり続きませんでした。

それに比べてSUPはまさにそのハードルの低さが私は大好きです。インストラクターにパドルの使い方を15分も教われば、誰でも漕げるようになります。最初はなかなか立てないので、立てない人はずっと座ったままでもOKだし、座り方も自由です。私も初めてSUPボードの上に立った時は、両足がプルプル震えて、よくいう「生まれたての子鹿」のようなガクプルで、超音波のようなさざなみが止まりませんでしたw。「た、体幹...」(←薬師丸ひろ子風)の大事さをひしひしと感じました。

SUPはとにかく自由です。基本的にルールがありません。私が教わったインストラクター曰く、上級者はボードの上でヨガや筋トレをやったり、釣りや読書したり、ランチ食べたりと、ほんとに落ちない限り何をやっても自由です。ボードの上部にゴム紐が付いているので、普通のバックパックとか小さいクーラーボックスぐらいは固定できるので、小さな荷物を持って行くことができます。私は小学生の子供と行って、子供はボードの上から飛び込んで泳いだり、私は好きな風景写真撮ったり、お昼寝したりと、いつも自由気ままに2時間ほど楽しみます。

特に好きなのは、早朝5時頃の山中湖です。天気が良いと日の出のご来光とともに、赤く染まる富士山を拝みながらスタートする1日は最高の高揚感を味わえます。また夏でも朝の水温が外気よりも温かいので、水面から湯気のような蒸気が立ち、霧の中を漕いで行くのもまた神秘的です。

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特に縁起が良いと言われる真っ赤に染まる「赤富士」を湖から見たい場合は、日の出直後にしか見えないので、5時前には湖の上にいる必要があるので、これはかなりハードルが高く、未だ実現していません。写真は早朝6時ぐらいです。早朝は富士山に雲がかかっている確率が高いので、雲のない晴天の早朝の富士山を撮るのはなかなかの確率かなと思っています。湖畔に映る鏡富士が水面に揺れて、とても美しいです。

また山中湖は、朝7時からモーターボートやジェットスキーの使用がOKになるので、静かな誰もいない湖畔でのんびりできるのは、朝の7時までです。モーターボートが動き出すと、湖畔に波が立ちかなりうるさくなるので、早朝のこの2時間ぐらいがおすすめです。

レンタル約2時間で大人1人4,000円ぐらいが相場だと思います。私もやってみて初めて知ったのですが、SUPボードは空気を入れて膨らませているので、折り畳むことができます。折り畳むと機内持ち込み用スースケースぐらい?の大きさらしく、サーフボードのように場所を取らず、車の中や家でもスペースをあまり取らないのです。私はまだマイボードを持っていませんが、これならうちの狭小住宅でもいけそうだなと思い、いつか自分のボードを持ってみたいと思いつつ、虎視眈々とネットサーフィンしています。

私のようなちょうめんどくさがりで、運動オンチでも手軽に始められたので、大自然の中で、静かに癒されたい人には、SUPはかなりおすすめです。特に仕事の後の疲れた自分へのご褒美として最高の癒しになります。

今日も明日もみなさまにとってこの写真のような明るく穏やかな1日でありますように。

エンリケ

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