見出し画像

あの時から、生きることは歓びになった「アデル、ブルーは熱い色」

Bonjour!
ピザが無いと生きていけないとエンピツカフェの店員さんに噂されているアンです。今日もピザ、もぐもぐとほおばってます。
お気に入りの世界の映画を紹介しますね。

今回紹介する映画の主人公は、パスツール高校2年生のアデル。
文系クラスの授業でマリヴォーの「マリアンヌの生涯」から「一目惚れ」とは何かを学ぶ文学少女。

アデルは、女友達と恋愛の話をしたり、デモに参加して踊ったり叫んだり、年上の男の子と恋愛をしたり、普通の女の子と同じような生活を送っていました。
だけど、自分のしていることが全部ウソだと感じて涙を流し、何か充たされない気持ちで過ごす毎日。
そんなある日、街でブルーの髪の女性とすれ違った瞬間「一目惚れ」をして、その女性の姿が忘れられずにいたんです。

LGBTQ+が多く集うバーで偶然再会を果たしたブルーの髪の女性エマは、画家を志す美学生でした。

「人生に偶然なんてない」。

水辺のベンチに座って、アデルを描くエマ。知的な会話、クールな眼差し、そんなエマにアデルは急速に惹かれていきます。
週末は、美術館へ行ったり、公園でランチデートしたり、寝そべってキスを交わした二人は、そのままエマのアパートへ向かいます。
アデルは身も心も奪われ、一途にエマにのめり込んでいくんです。

数年後、アデルは安定した生活を夢みて教師になり、画家になったエマのモデルをつとめながら、彼女と一緒に暮らしていました。
ある時、エマは「アデルをモデルにした絵画」の披露パーティを開きます。
そのパーティーでエマは、アデルを「わたしの美の女神で、創造の源泉」と称賛するのですが、
アデルはエマがパーティの間ずっと親密に話していた、画家リーズとの関係を疑いはじめてしまうというお話です。

この物語は、誰しも心当たりのあるような普遍的な恋愛をナチュラルに描いているわね。
撮影現場にはメイクアップアーティストやヘアスタイリストはおらず、女優はほとんどのシーンにノーメイクで出演していたそうです。
しかも、台本を読む機会は1度しかあたえられず、ほとんどのシーンがアドリブ。
ありのままのアデルとエマの感情が、自然に、素直に、無垢なまま感じることができる素晴らしい映画ね。

ふたりが求めあう理想と現実、仕事とプライベート、一時的な快楽と将来への夢、食べものの好き嫌い、すべてがもどかしいほどちぐはぐ。
ブルーの髪のエマと出会い、一途な愛をつらぬくアデルの情熱的な人生、疾走する泣き虫青春劇場「アデル、ブルーは熱い色」。

画像1

ささやかな、かわいさ。今シーズンは「椿」を胸元にあしらった、地球にとってもやさしいチャリティT【+KOKOLOさん2021-22 A/W COLLECTION】
ささやかに、かわいい「椿」を胸元にあしらった、このチャリティーTシャツは、インドで栽培されたフェアトレード製品である100%オーガニックコットンのみを使用しており、さらに自然エネルギーを使って1枚1枚イギリスでプリントしている『人にも環境にも優しい』Tシャツなんです。
ご購入いただいたチャリティーTシャツの売上の一部は、日本で回収された文房具を世界の子どもたちへ届ける活動資金などにも役立てられているんです。
ご興味ある方は是非、見てみてくださいね!Yeah!
https://pluskokolo.teemill.com/flower-collection/

画像2


この記事が参加している募集

#自己紹介

231,593件

#スキしてみて

527,181件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?