美しいこの街で二人は出逢い、そしてまた歩き出す。モダニズム建築の声に耳をすませ、対照的な人生を歩んできた二人が心通わせる物語「コロンバス」
Hello!
ピザが無いと生きていけないとエンピツカフェの店員さんに噂されているアンです。今日もピザ、もぐもぐとほおばってます。
お気に入りの世界の映画を紹介しますね。
今回紹介する映画の舞台は、モダニズム建築の宝庫として知られるインディアナ州コロンバス。
主人公は、建築家になる夢をあきらめ母親の看病を理由にこの街にとどまる図書館員のケイシー。
ケイシーは、有名な建築家がこの街に来たときに、その勉強熱心さを買われ、彼の教えている大学に来ないかと誘われたこともあり、この街を離れて建築の勉強をしたいと望んでいるのですが、
母親は、恋人と別れたショックで覚醒剤に手を出し、何日も帰ってこなかったという過去もあり、精神的にとても不安定な性格。
私がいないと母親は一人では生きていけないのでは?と悩んでいる。
そんななか偶然、高名な建築学者を父親にもつジンと出会います。
ジンは、韓国に移住していたのですが、父親が倒れたという報を受けて、この街コロンバスに滞在していました。
偉大な父親をもちながら、愛情を与えられず育った孤独な人生を歩んできたジン。
自分を愛してくれなかった父親のために、仕事を放り出してまで、「父親の最後」に付き添わなくてはならないことに理不尽を感じて、強い葛藤をおぼえていました。
父親との確執もあり、恵まれた環境でありながら「建築には興味がない」というジンと、母親の看病に追われ建築家への夢をあきらめつつある「建築が大好きな」ケイシー。
どこまでも対照的な二人の運命が交錯します。
モダニズム建築を巡り建物の声に耳をすませる二人、お互いの心を語り合うことで、それぞれの新しい人生に向かって歩き出すというお話。
小津安二郎監督にオマージュを捧げたコゴナダ監督長編デビュー作、
小津映画に欠かせない脚本家の野田高梧さんに因んでコゴナダと名乗る新進監督なんです。
小津安二郎監督の「東京物語」って、本当に素敵な映画だわ。
「日本映画は家族を描く。欧米の映画は家族の前に個を描く。」と言われているらしいんだけど、確かに、日本映画は家族をテーマにした映画が多いわよね。
いまなお日本の家族を描いたもっとも芸術性の優れた作品として世界中でも高い評価を得ているのが、70年近くも前に撮影された小津安二郎監督の「東京物語」。
小津安二郎監督が描く家族像は、安っぽい家族のつながりを無条件に肯定することなく、むしろ個の孤独な心がむすびつく魂を描いているんだと思うわ。
「所詮、人間はひとり」という悲しみを秘めた悟り。
子どもは成長し、親から巣立っていく。残された親には「死」が近づいてくる。
それでも家族は家族よね!
「夏休みの自由研究どうしよう?」と悩んでいるそこのキミ!
食育がテーマのオンライン料理教室で、今年の自由研究は“おいしく”完成させよう!
「みんなで食べたい時短おやつ!」
お家の食材でできる!卵乳製品なし、素材の味を生かしたかんたん&シンプルおやつレシピ。
しかもプリントアウトして書き込むだけで完成しちゃう自由研究シート付。今回は「サステナアワード2020伝えたい日本の“サステナブル”」で
AgVentureLab賞を受賞したオーガニック料理教室ワクワクワークさんから講師をお招きします。
是非、この機会をお見逃しなく!
対象:小学生
参加費:2,000円(税込)
日時:2021年8月17日(火)10:00~11:30
定員:100名 ※先着順(定員になり次第、応募終了)
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