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今日の名言は、「希望は、ないと思うと確実になくなる。自由への衝動と物事を変えるチャンスを感じたら、世界をよくできるかもしれない。」

パンケーキ大好きなかおるんです。いつもエンピツカフェの決まった席で本を読んでいます。
悩みごとがあるときに、ふっと何か大切なものを気づかせてくれる先人の名言を紹介しますね。

今日の名言は、言語哲学の父であり、人間の絶対的自由を説くアナキズム論を唱えるノーム・チョムスキーさんのこの一言。

希望は、ないと思うと確実になくなる。
自由への衝動と物事を変えるチャンスを感じたら、
世界をよくできるかもしれない。

Noam Chomsky(ノーム・チョムスキー)

10代の頃にアナキズムに魅了されて以来その考えは変わらないというノーム・チョムスキーさん。
「権力は正当とされる理由が与えられないかぎりは不当なものであり、人間の自由の領域を広げるために廃絶されるべきである」と語っています。

「苛烈なる革命家」と称される言語学者、思想家のノーム・チョムスキーさん。
ノーム・チョムスキーさんが言語研究で行なったことは、文字通り「革命的」でした。
1950年代に「生成文法理論」を提唱して言語学の世界に大革命を起こしたノーム・チョムスキーさん。
天動説があたりまえの時代に地動説を実証し「科学革命」を起こしたガリレオ・ガリレイと同じことを、言語哲学(人間の心)の研究でやろうとしているんです。

ノーム・チョムスキーさんは、人間は生まれてから、周囲で話している人をみて学習するから、話せるようになるってだけではなく、そもそも生まれながらにして、そなわっている言語能力があるといいます。
この考えが言語学の根本的性格を変えました。
それが人間の生まれつきの能力と関わるならば言語学とは人間の本質の探求ですらあるからです。

言語とは社会的慣習から生まれた社会的現象だとされて、何千年にもわたる言語研究の歴史のなかで広く信じられていた。
この常識をひっくり返したのがノーム・チョムスキーさんなんです。

ノーム・チョムスキーさんは、「日本語」とか「英語」などというものは実は存在しないと指摘しています。
この世に存在する「日本語を話す人間」や「英語を話す人間」、つまり、「人間の外」に存在する「日本語」や「英語」という存在は、じつは虚構なんだって。
ちょっと分かりづらいかな?

「言語」を研究するのであれば、言語を話す人間が、「そもそももっている能力」を研究しなければならない。
そこにこそ「言語」の本質があるのだと考え、言語の研究は人間の心(あるいは脳)の研究であるとしています。
「言語」とは社会的現象ではなく、心理的現象。この視点の転換は、言語研究におけるコペルニクス的転回だといわれているんです。

あぁ、今日はちょっと話が長くなっちゃったなぁ。疲れちゃった。

ノーム・チョムスキーさんのドキュメンタリー「Is The Man Who Is Tall Happy?」の予告編映像。
監督は、Michel Gondry(ミシェル・ゴンドリー)。かわいい手描きアニメーションをお楽しみください。

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