見出し画像

今日の名言は、「失敗をしなくなった時にはじめて、成功するのだ」

パンケーキ大好きなかおるんです。いつもエンピツカフェの決まった席で本を読んでいます。
悩みごとがあるときに、ふっと何か大切なものを気づかせてくれる先人の名言を紹介しますね。

みなさん、Buckminster Fuller(バックミンスター・フラー)って知ってますか?
1900年代前半に活躍したアメリカの思想家、建築家、発明家、詩人。
1960年代のカウンター・カルチャーのバイブル的存在の雑誌「Whole Earth Catalog(ホール・アースカタログ)」に大きな影響をあたえたバックミンスター・フラーの思想は、時代を追うごとに、その必要性が再評価され続けていますよね。

地球の資源には限りがあることから、地球をひとつの宇宙に浮かぶ船にたとえた「宇宙船地球号」という概念を提唱したバックミンスター・フラー。
バックミンスター・フラーは生涯を通して、人類の生存を持続可能なものとするための方法を探りつづけたんです。

じつは、バックミンスター・フラーの人生を「壮大な失敗の連続」と例える人もいて、唯一商業的に成功したのは、球体の表面を三角形でおおいつくしたジオデシック・ドームだけだといわれています。

会社の倒産による苦しい生活と最初の娘を亡くした自責が重なり、32歳のフラーはミシガン湖のほとりをさまよいながら、自殺を考えます。
自殺をとどまったバックミンスター・フラーは、その代わりに、自分自身のコスモロジーを構築するために生きる決心をしたんだって。

自然には人間の生活に必要なものが十分用意されており、豊かに暮らす人は争いや破壊活動には関心を示さないだろうと考え、地球のエネルギー問題、環境汚染、人口爆発、資源戦争などをすべて解決しようと、あきらめを知らない不屈の精神で研究に没頭します。

確かな情報と優れたデザインこそが、地球上に住むすべての人間に平等でよりよい暮らしをもたらすと信じていたバックミンスター・フラーのこの一言。

「失敗をしなくなった時にはじめて、成功するのだ」

バックミンスター・フラーが考える「富の概念」が面白いと思ったので紹介しますね。

バックミンスター・フラーの考える「富」とは、「貨幣」ではなく「将来世代に残せる未来の日数」のことなんです。
「宇宙船地球号」に書かれた一節、「富とは、ある数の人間のために具体的に準備できた未来の日数のこと」。
例えば2030年、地球に85億人が生活しているとします。
いまのわたしたちが取るべき行動は、未来の85億人の生活を制限する要因が減るようにすること。
水、食、資源、エネルギーの再生が可能な状態をつくり、地球の資源を何日利用し続けることができるのかを考えて行動すること。

ということです。
これ以上の「富」ってあるかな?
心に響くなぁ。

画像1

「UMUM かぞくアトリエONLINE チャリティスペシャル!」に、ご参加いただいたみなさんの素敵な作品を大公開してまーす!
【UMUMさん主催】こどもの感性を引き出し、思いっきり表現できるオンラインアートワークショップの作品を大公開!
「+KOKOLO」さんのチャリティーTシャツは、フェアトレード製品である100%オーガニックコットン、さらに自然エネルギーを使って1枚1枚プリントしている「人にも環境にも優しい」Tシャツなんですよ。
さらに、ご購入いただいたチャリティーTシャツの売上の一部は、エンピツプロジェクトを含む2つの社会活動団体に寄付されちゃうんです。
こちらで公開中!
https://pluskokolo.teemill.com/art-workshop/
エンピツプロジェクト公式Instagramもどうぞ!
https://www.instagram.com/enpitsu.pjt/

画像2


この記事が参加している募集

#自己紹介

230,447件

#スキしてみて

526,258件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?