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フランス政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話「スペシャルズ!」

Bonjour!
ピザが無いと生きていけないとエンピツカフェの店員さんに噂されているアンです。今日もピザ、もぐもぐとほおばってます。
お気に入りの世界の映画を紹介しますね。

今回の舞台は、無認可・赤字経営・閉鎖の危機にある自閉症スペクトラムのケア施設。
主人公は、ほかの施設で断られた子どもたちも受け入れ、採算度外視、政府からは無認可施設として目をつけられながらも何とかケア施設を継続しようと奔走するコワモテのふたりの経営者。

自閉症スペクトラムの青少年を支援する団体「正義の声」を運営するブリュノは、今日も朝から大忙し。
どんな問題を抱えていても絶対に断らないため、各所で見放された子どもたちで施設はいつも大賑わい。

「正義の声」の支援員として働くのは、ブリュノの友人マリクが運営する団体「寄港」で教育されたドロップアウトした若者たち。

コワモテのふたりの経営者は、どんな困難があっても「何とかする」という口癖と、すべてを優しく包み込む笑顔で、社会からはじかれた子どもたちを、まとめて救おうとしている。

街のゴロツキだった支援員のディランと、ヘッドギアをつけなければいけないくらい重症のヴァランタンの間に、絆が芽生えようとしていた。
その矢先に、無認可・赤字経営の「正義の声」に政府から監査が入ることとなり、閉鎖の危機へ追い込まれます。

政府の調査員の思惑に反して、緊急地域医療センターの医師をはじめ「正義の声」の関係者への聞き込み調査で聞こえてくるのは、「自閉症スペクトラムの人たちの生活の向上だけを考えて、心と信念で働いている」ブリュノを称賛する声ばかり。

認可されるということは、そこに色々な制約が生まれる。
すると、法律的に受け入れることができない子どもがでてきてしまうことをブリュノは誰よりも理解しています。
「正義の声」を閉鎖に追い込んだ後、受け入れ先の見つからない自閉症スペクトラムの子どもたちのことを、政府はどうしようと考えているのでしょうか?
まさに、社会からはじかれた子どもたちを救おうと奔走するふたりの経営者のストーリーね。

ここでアンの印象に残ったシーンを紹介しますね。
支援員のディランが目を離したすきに、ヴァランタンが失踪するという事件が起きたのですが、深く反省するディランに語りかけた「寄港」経営者マリクの一言。

居場所がなくて来たんだろ
団地でたむろしてたよな

子どもたちは贈り物だ
居場所ができたのも
全部あの子たちのおかげだ

このチャンスを逃すな
チャンスは心のなかにある
それが生きる術だ
誰も代われない

アンは、あまり積極的にコミュニケーションをとるほうじゃないから、こうやっていつも映画ばかり見て、好き勝手なこと言っているけど、エンピツカフェさんのおかげで、ここに自分の居場所があるのかもって思っちゃいました。

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