塩冶恵子│keiko enna

ソーシャルグッドなひと・もの・ことを書くライター。1992年生まれ、島根県出身。大手人…

塩冶恵子│keiko enna

ソーシャルグッドなひと・もの・ことを書くライター。1992年生まれ、島根県出身。大手人材企業で9年勤務→独立。食べるのが好き。1児の母👦 ご連絡はkeiko.enna@gmail.comまで

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ソーシャルグッドという居場所

ずっと、自分の居場所が見つからなかった。 「ここではない」ということだけは分かっている。でも、どこへ行けばいいか分からない。この世界に、私が生きられる場所は存在していないんじゃないか。長い間、そう感じていた。 狭い世界から飛び出したくて、東京の大学を選んだ。入学したその日から、就活が不安だった。自分には面接で語れることがない。入社したいと思える会社に出会えるのだろうか。何がしたいか分からないけど、とにかく何かやらなくちゃ。最初の2年間はかなり迷走した。 ある日、小さな美

    • 箱根山学校(9/20-9/23)

      箱根山学校に参加してきた。 Xで告知を見つけて「気になるなぁ」と思いつつしばらく寝かせていたのだけど、最終的にえいやっと申し込んだ。西村さんのこの言葉に惹かれたからかもしれない。 ●1日目:9/20(金) はやぶさで一ノ関まで行き、マイクロバスに乗り換え箱根山テラスへ。着くとプレキャンプの参加者がクロージングをしている最中で、しばらくテラスで待機。久しぶりの再会を喜ぶ人たちを横目に、ぼーっと座っていた。 点呼と部屋の鍵の受け渡しがあり、同室の人を見てほっとする。たぶん

      • キャリアブレイク日記 #45

        次を決めずに会社を離れてから、どんな変化が起きるのだろうと自分を観察しながら過ごしてきた。 一度レールを外れてみたら、やりたくないことはやれない体になってしまったので、結構自分に正直に過ごせていると思う。ストレスが減り、まわりからも「楽しそうだね」と言われるようになった。 会社を辞めると決めた時点では、まさか独立するなんて考えていなかったけれど、この選択に至ったのは自然な流れだったように思う。やりたいことを、やりたいんだもの。 「塩冶さんは、“自分の人生を生きている”と

        • キャリアブレイク日記 #44 - 2024/7/30

          早起きの息子につられて6時台には起床。時間に余裕がある。 昨日コンビニで買っておいたおにぎりとサンドイッチで朝ごはん。窓からは緑が見える。「木っていいよねぇ」と息子に話しかけたら「うん」と言っていた。 目的地までタクシーで行く必要があるのだが、ホテルでは手配をしておらず、ご自身で対応くださいとのこと。まじかー。私の苦手なことランキング上位、「電話」をせざるをえない。 混んでいるかと心配したが、希望時間で予約が取れてひと安心。目的地へ向かう道中もずっと緑が見えていて、今度

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        • キャリアブレイク日記
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        • わが家が移住するまで
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        • コーチング日記
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          キャリアブレイク日記 #43 - 2024/7/29

          朝イチ、義兄の健ちゃんと打合せ。クラファンの文章づくりのために2時間ほどインタビューさせてもらった。学生時代の世界一周トラブル話は聞いたことがあったけど、起業までの経緯をちゃんと聞いたのは初めて。 文章を書くのは苦手という健ちゃんだが、喋るのは得意だからPodcastをやってはどうかと提案してみた。彼の人柄もよく伝わるだろう。 切れ間なく、次は自身のPodcast収録。よく人と喋る日だ。 筋トレのあと保育園へお迎えに行き、そのまま駅へ。翌朝の予定のために、息子と2人で前

          キャリアブレイク日記 #43 - 2024/7/29

          キャリアブレイク日記 #42 - 2024/7/26

          両親が島根から遊びに来る日。息子は保育園をお休みし、午前中は絵本を読んだりしてのんびり過ごす。「じじばばまだー?」と確認する息子に「まだだねぇ。いま空港に着いたくらいかな」と言うと「えー」と言っていた。 隣駅で待ち合わせし、遅めのランチ。親子丼と蕎麦のお店。私は14時から打ち合わせが入っていたので、鴨南蛮を急いで食べて先に店を出た。 16時頃、出張から帰ってきた夫と息子は衣装にお着替え。今夜は阿波踊りの本番なのだ。集合場所へ向かう道中、地元のおばちゃまに「頑張ってね~」と

          キャリアブレイク日記 #42 - 2024/7/26

          キャリアブレイク日記 #41 - 2024/7/25

          予定の詰まった1日だった。 息子を保育園に送り届け、とある企業へ面談に。紹介してくれた担当の方と改札前で落ち合う。上のお子さんがうちと同じ年長さんだと分かって親近感。 企業からは2人の方が出てきてくれたのだけど、どちらも物腰柔らかで安心した。オフィスは綺麗だし、仕事内容も負荷が少なそう(物足りないんじゃないかと心配されたけど、それくらいがいいのだ)。 終わってすぐ区役所へ行き、改めて保育園継続の要件を確認。やっぱり派遣で就労時間を満たしちゃうのが安全だよな~と思っていた

          キャリアブレイク日記 #41 - 2024/7/25

          キャリアブレイク日記 #40 - 2024/7/24

          派遣会社の方と面談をした。 担当の方は40代くらいの女性。私の経歴や退職理由を聞きつつ、「私もね、大手から転職してきたんですよ。マネジメントもやってましたけど、不器用で…」と自分の話をしてくれた。 面談後に届いたメールにはこんなメッセージが。 わ、わかる~~。「企業の期待に応え続けることに限界を感じて」ってところにマーカー引きたい~~。 派遣会社からすれば私は「商品」なわけだけど、その関係から一歩踏み込んで、血の通ったコミュニケーションを取ってもらえたことが嬉しかった

          キャリアブレイク日記 #40 - 2024/7/24

          キャリアブレイク日記 #39 - 2024/7/23

          10数年ぶりに車を運転した。 免許を取ってから、運転したのは2~3回ほど。旅行のときにちょびっとやった程度で、ほぼ運転歴がない。 そんな私だが、来年度から長野に住むのだとしたら車必須の生活になる。こりゃあリハビリせねば、ということでペーパードライバー講習に申し込んだ。 開始時間の10分前、「着きました~」と電話。自宅近くまで迎えに来てくれるのだ。まずは助手席に乗り込み、運転練習の目的を話す。移住を予定していると話すと、「すげ~!」と言われた。フランクで話しやすいお兄さん

          キャリアブレイク日記 #39 - 2024/7/23

          キャリアブレイク日記 #38 - 2024/7/22

          予定のない日。 息子を保育園に送ったあと、もう一度寝ることにした。睡眠の質が悪いのだろう、朝起きた瞬間から疲れている。スッキリ目覚めてみたいものだ。 隣の部屋では夫が在宅勤務をしている。彼が働いているから生活できるわけである。いつか彼が冒険したくなったときには、支えられる状態を目指したい。今ほしいものは、仕事、売上、いい感じの人間関係。好きな人と仕事ができたら幸せだなあ。そのためには、「ここに私がいます」って知ってもらうための動きが必要だと思う。子育て中で自由に動きにくい

          キャリアブレイク日記 #38 - 2024/7/22

          キャリアブレイク日記 #37 - 2024/7/19

          仕事を探している。 息子を保育園に通わせるために、「月48時間以上の就労」という条件を満たさなければならない。今は求職期間/起業準備期間ということで3ヶ月の猶予をもらっている状態。タイムリミットは9月末。 バイト募集していないかな~と気になる店に足を運んでみたり、派遣の仕事に応募してみたり、業務委託の面談を受けてみたりしているが、今のところ良い知らせはない。もうちょっと簡単に決まると思っていた。 “いい感じの店”では平日3日のみ働ける人間を求めていないし、条件が合う仕事

          キャリアブレイク日記 #37 - 2024/7/19

          キャリアブレイク日記 #36 - 2024/7/18

          就寝が午前2時になってしまったので、眠い。酷暑と睡眠不足のかけ合わせは危険すぎる。体力を使わないようにとバスで登園したが、バス停からの徒歩がきつかった。自転車のほうが案外楽だっただろうか。 帰宅し、部屋を冷やしてとりあえず寝る。10時半頃に生協の配達が届くから、そこまでは睡眠タイム。 タイマーで目を覚まし、ゴロゴロしているところにチャイムが鳴った。いつものお兄さんから品を受け取り、冷蔵庫に入れる。 さて。昨日届いたパソコンをセットアップしよう。家にあった古いパソコンは何

          キャリアブレイク日記 #36 - 2024/7/18

          キャリアブレイク日記 #35 - 2024/7/17

          第2回、「一日店長」の日。 日比谷シャンテの島根館でビアへるんと日本酒、赤天を仕入れる。今回は自作のおつまみも出すので、スーパーでズッキーニを購入。どれくらい仕入れるか、値段をいくらにするのか、やっぱり難しいなあと思う。 寝不足で午前中を睡眠にあてていたので、いつもより遅めの日記を書く。書き終えてからおつまみ作りなどしていたら、バタバタしてしまった。急いで電車に乗り込む。お酒を詰め込んだリュックと手さげが重い。 開始時間になると、一人の人物が現れた。私が1年目の頃、目の

          キャリアブレイク日記 #35 - 2024/7/17

          キャリアブレイク日記 #34 - 2024/7/16

          下北沢のボーナストラックに行くと決めていたので、手早く家事を済ませて出発。山中さんに連絡をしたら「いるよ」とのこと。ランチをご一緒することになった。 気持ちのよい季節は平日でも賑わうそうだが、最近はこんな天気なので人はまばら。大都会東京とは思えない、ゆったりとした空気が流れている。 「ライターの名刺ができたらくださいね」と言ってくれた発酵デパートメントのお姉さんに会いたかったけれど、お店が閉まっていて会えなかった。 「日記屋 月日」に初めて足を踏み入れる。5坪のちいさな

          キャリアブレイク日記 #34 - 2024/7/16

          塩冶恵子のプロフィール・経歴

          ご覧いただきありがとうございます。塩冶恵子(えんなけいこ)のプロフィールページです。 9年間の会社勤めののち、キャリアブレイク期間を経て、ライターとして独立しました。以下に経歴などをまとめています。 ■各種リンク■経歴1992年生まれ、島根県松江市出身。お茶の水女子大学文教育学部を卒業し、エン・ジャパン株式会社に就職。営業として1年、企画職として8年勤務したのち、フリーランスのライターに。 ◎大学時代 入学した瞬間から「自分には何もない」と自信をなくし、しばらく迷走。

          塩冶恵子のプロフィール・経歴

          キャリアブレイク日記 #33 - 2024/7/12

          ICL手術に向け、眼科に精密検査を受けに行く。 先日も書いたが前職のオフィスと同じフロアにあるため、誰にも会いませんようにと願いながらうつむいて速足で歩く。 着くとすぐに案内され、「瞳を開く薬」なるものを点眼。機械にあごをのせておでこをぴったりつけ、気球の絵を見つめたり、まぶしい光とともに眼球の写真を撮られて「あ、血管見えたわ」と思ったりした。 合間の待ち時間に午後の筋トレの時間を確認しようと思ったが、瞳が開いているせいでスマホの文字が読めない。老眼で近くが見えないって

          キャリアブレイク日記 #33 - 2024/7/12