「お取り寄せ」越前がに！唯一皇室に献上するかに。体験記vol.8（厳選お取り寄せTOP100）
新しい生活様式が提唱され、三密を避けた新生活がスタートしています。そんな新生活の中で、今まで携わらなかった家事に携わる経験を積み日々の大変さを実感しました。そんな経験から週に一度は、私自身がおもてなしをすることで、家族や友人・愛する人を楽しませたいと考えるようになりました。
男（45歳）のプライドと品格を維持しながら家族や友人・愛する人が楽しく、喜んでもらえるおもてなしを実現するために、一流のプロが持つ技・味・盛り付け（名店レストランのお取り寄せ）の力を借りながら、学び、修業を積み、私自身の男力を磨き、最高のおもてなしを実現させたいと思います。
こちらの「お取り寄せ」体験記では、スマートに「おいしい！食」でおもてなしができる・「驚いてもらえる大人の贈り物」が贈れる、大人の男力向上を目指す事で、すべての愛する人々を笑顔と喜びであふれさせる事ができる男を目指すと共に、20年に渡り携わった食業界での知見と私が見聞き学んだすべての情報をフルに生かし、徹底的に厳選したお取り寄せ品をご紹介させていただきます。
「外食産業応援！」 一助となれれば幸いです。
男のたしなみV0 （本日のおもてなし料理 「かにづくし鍋」）
（商品概要）
商品名 ： 越前がに料理をご自宅で
・かにづくし鍋 2人前
・かにの淡雪 2人前
価格 ： ￥13,800円
販売期間 ： 通年
男のたしなみV１（越前がにのルーツ越前）
越前ガニは、全国のズワイガニの中でもトップブランドとして知られていますが、越前ガニをトップブランドに作り上げた越前とはどのような場所なのでしょうか。
越前町は、福井県の嶺北地方西部に位置し人口は2万3千の町。特徴の一つ目としては、「日本一のブランド越前がに」越前がにの漁期は短く、ズワイがにが11月6日～3月20日、セイコがににおいては11月6日～12月31日の一か月半で、漁獲量としては、ズワイがに215トン、セイコがに135トン（2018年実績）漁獲金額でみるとズワイがに15億7200万円、セイコがに3億6300万円の流通を実現している。特徴の二つ目としては、織田信長一族発祥の地である。信長の先祖は越前町織田荘の荘官と劔神社の神官として仕えてきた由緒ある家柄。特徴三つ目としては、伝統を継承し続ける日本六古窯のひとつ越前焼。越前焼き物のルーツは1,300年前、産地としての始まりは平安時代で、昭和23年に日本六古窯のひとつとして認められ昭和61年には伝統工芸品としての指定を受ける。（日本六古窯・越前・丹波・備前・瀬戸・常滑・信楽）特徴の四つ目としては神童と言われ、14歳で越知山に登り、難行苦行の末、仏の教えを21歳の若さで悟った泰澄大師が残した歴史文化。越前がにと共に多種の魅力をもつ越前町には、年間200万人以上の人々が訪れる。
男のたしなみV2（越前がにの特徴）
全国で唯一皇室に献上する、美味しい蟹が取れる理由の一つに大自然が作り上げた地形の特徴があります。輝石安山岩の柱状節理が1kmに渡って続く、北陸の観光名所「東尋坊」、国の名勝・天然記念物に指定されています。若狭湾南側の海岸線は典型的なリアス式海岸で、北に傾きながら沈降しており、東側は段丘面が発達した直線的な隆起海岸になっています。このような事から越前海岸沿岸は急深で、蟹が生息する水深250～400ｍまで一気に深くなっており港から漁場までの距離も約1時間船を走らせれば到着する距離であるため新鮮なまま港に水揚げできます。また他の地域には見られない特徴の一つとして、漁場の地形が100ｍ・150ｍ・200ｍと段々畑のようになっていることで、蟹が生息しやすい地形となっています。最大の特徴は、越前の沖は寒流と暖流がぶつかる漁場で、蟹の餌となるプランクトン・小魚・甘エビも豊富で、日本海側の冬の寒さが海水にも影響し、大自然が作り上げた厳しい環境が、カニにとっては最適な生息場所になり美味しい蟹が育つ環境が整っている。
男のたしなみV3（ずわい蟹の種類）
日本におけるずわい蟹の漁獲量は4,353tで、一位は兵庫県で1,373t、二位は鳥取県で1,114tこの上位二県で全国の漁獲量の半分を占めています。
ずわい蟹の漁期は、西の海域では11月6日から3月20まで、雌がには1月10日まで、北の海域では10月1日から5月31日までとなっています。
ずわい蟹の名前の由来は脚が細長いことから、細い木の枝を意味する「楚（すわえ）」が転訛したとされる。
ずわい蟹は、8～10年かけ脱皮を繰り返しながら成長し 10回程度の脱皮を繰り返し大人の雌蟹に成長します。その後は脱皮をせず15年ほどが寿命といわれています。 雄蟹も10回の程度の脱皮を繰り返し大人になりますが、雌蟹とは異なりその後も2～3回の脱皮繰り返すことから、 雌がによりも雄がには大きいのです。
ずわい蟹には産地によって大きく5つのブランドに分けられます。鳥取をはじめ島根県、兵庫県、京都府の山陰地方で水揚げされるオスのずわい蟹を「松葉がに」、京都北部の丹後半島にある間人港で水揚げされる松葉ガニを「間人がに」、兵庫県北部豊岡市の津居山港で水揚げされたオスのずわい蟹を「津居山がに」、越前港や三国港など越前海岸にある主要港に水揚げされたオスのズワイ蟹を「越前がに」、橋立漁港や金沢港、石川県内の加賀、能登の漁港で水揚げされたオスのズワイがにを「加能がに」と呼びます。
越前では、蟹の目利き10年、蟹炊き一生と言われ、良い蟹を見極めるのに10年、蟹を美味しく調理するには、一生の修行が必要と言われています。ただ私たちもどうせ食べるなら美味しい蟹をいただきたいものです。そこでプロに素人でもできる蟹の目利き方法を聞いてみました。
選ぶポイントは5つです
⑴色艶の良いもの（赤味の鮮やかなもの、つやのあるものを選びましょう）
⑵重量感のあるもの（ずっしりと重みの感じられるものを選びましょう）
⑶甲羅や脚が軟らかくないもの（脱皮して日数が経ってないかは身も詰ま
っておらず味が落ちる）
⑷匂いがしないもの（腹部の匂いで不快な臭いのするかには腐敗寸前のかに
です）
⑸腹部が白いもの（裏返して腹部が白い蟹は、かにみそがおいしい）
男のたしなみV4（開花亭の歴史）
明治２３年の歴史を持つ開花亭、古来から御食国と称される若狭の豊かな自然から生まれる食材で美味しさを提供し、日本料理界で最年少の「現代の名工」が料理長を務め、フランス外務省が世界中のレストランから1,000店だけを選ぶ「LA LiSTE（ラ・リスト）」では、国内で26位にランク付けされています。
伝統を受け継ぐ屋敷は、福井空襲（昭和20年）と福井震災（昭和23年）の災厄で二度焼失しましたが、その後再建され、平成19年に国指定登録有形文化財となり、平成22年にはAPEC首席代表歓迎晩餐会場となる。
開花亭kuri-ya・sou-an共に、隈研吾氏設計によるもので、県産材のみを使用した純木造建築。
お土産の品としては、たっぷりの蟹身を福井の地酒に浸し、三時間じっくり煎りあげて作る、匠の生ふりかけ「蟹の淡雪」は今では福井を代表する高級珍味として愛されている
配送パッケージ
風呂敷で包まれ届くので高級感があり贈り物でも安心です。
越前がにもぎっしり詰め込まれているので見た目的にも満足度100％！
男のたしなみV5（越前かにの美味し食べ方）
越前かにの美味しい食べ方
⑴刺身（身を氷水に浸しかにの花が咲くまで待っていただく）
⑵焼き（5分ほどグリルで焼く）
⑶かに鍋（だし汁で具材と共に）
⑷かにしゃぶ（5秒ほど出汁にくぐらせいただく）
⑸釜めし（炊飯器で釜めしとしていただく）
⑹蟹汁（味噌汁でいただく）
蟹はグルタミン酸が豊富でどのように食べても美味！また、美味しいだけでなく栄養価が高い食材で、タウリン・ナイアシン・カルシウム・アスタキサンチンなど豊富に含まれており低カロシーで高たんぱくな食材でもある。
効能・タウリン（肝臓の働きを活発にする）
・ナイアシン（皮膚や粘膜の健康維持を助ける）
・カルシウム（骨の強化やイライラ予防）
・アスタキサンチン（抗酸化作用で肌に良い）
まとめ
ズワイガニの中で、全国で唯一皇室に献上する越前がに。越前特有の大自然が作り上げた地形により最も美味しい蟹が採れる。
豊かな自然からいただく食材を、古来から御食国として天皇が食される海産物を中心とした食物を納めた国。
この地域に明治23年蟹懐石料亭として暖簾を掲げた「開花亭」、その伝統を継承し今では、フランス外務省が世界中のレストランから1,000店だけを選ぶ「LA LiSTE（ラ・リスト）」では、国内で26位にランク付けされる程。
今回は、お取り寄せでの体験でしたがとてもおいしく、かに鍋をいただきました。蟹は、知れば知るほど多くの驚きに満ち溢れる生物。
越前では、蟹の目利き10年、蟹炊き一生と言われ、良い蟹を見極めるのに10年、蟹を美味しく調理するには、一生の修行が必要と言われています。美味しく食べてもらいたい、そんな欲求から、漁獲方法、目利き、調理技術を町の住民が一丸となり進化させてきた賜物が越前かにというブランドで表現されている。
私の越前がにの教養も披露させていただき、皆様に大変喜んでいただきました。男（４５歳）のブランドを損ねることなくさらに磨きをかけることができました。V8達成です。
※次回の続、男のおもてなしも楽しみにしててください。
お取り寄せ動画
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