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最近の若い者は・・・

2022年8月から Engagement Run! に参加している、NRI横山です。
草野球が大好きな、新米チームリーダーです。
新しいスパイクで靴擦れしました。痛いです。
今回は、私の周囲における、若者への反応の変化を共有します。

すごい!

「最近の若い者は、なっとらん!」という言葉はほとんど聞かなくなりました。時代の変化とともに、勝ちパターンがなくなり、確固たる「あるべき姿」という概念も希薄になってきたのかもしれません。

中堅層・ベテラン層にも、それぞれが「ありたい姿」を描き、チームの仲間とともに成長し続ける、という考え方が浸透しつつあるのか・・。
もしくは、先が見通せない世の中を、ブレない自分を持ちながら、最新のツールを使いこなしていく逞しい姿に、素直に「最近の若者はすごいね。頼もしいね。」という感想を漏らしているのかもしれません。

一方で、「若者が何を考えているのかわからない・・」というのは、いつの時代も同じなようです。育った時代背景が違うので、ベースとなる価値観も当然違うでしょう。

私とあなたが違うのは当然で、価値観が違うのは自然なことです。
注目したいのは、「違う」のは世代が違うからだけではなく、一人ひとりが違う人間だからという点です。

異なることを受け止める

上記のような、年次によらず他者をリスペクトする組織が出てきているとはいえ、やはり長年かけて根付いた現場の価値観を変化させ、浸透させるのは簡単なことではないですよね。

パラダイムシフトの必要性を説明するときは、何も今まで積み上げたものをすべて捨てなければならないわけではなく、初めは無理に自分の中に「違い」を取り込む必要はない、ということを添えるとよいでしょう。
受け入れるというよりは、受け止める。異なることを認め、異なることを許すことから始める、という気持ちで臨むのがよいかもしれません。

そしていつかは、「違いを楽しむ」ことができるといいですね。

教わろう、教えよう

さて、私の周りにおいても、「すごい」と思える若者がたくさんいるのですが、私たちは変に謙る必要もないし、偉ぶる必要もありません

私たちには、これまで培ってきた技術と経験があります。これらを彼らとシェアすることで、こちらからも成長の機会を提供することができます。

お互いに尊敬しあい、尊重しあえる関係を築いて、チーム全体で学習・成長し続けられるよう、環境を整えていきたいと思います。


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