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毎日読書メモ(161)『車のいろは空のいろ』(あまんきみこ)

noteのお勧め記事の中に、あまんきみこ『車のいろは空のいろ』(ポプラ社)の一話「白いぼうし」が全文掲載されているのが出てきた。懐かしく読む。

「白いぼうし」を最初に読んだのは、小学校の国語の教科書だった。3年生か4年生か、教科書の一番最初に出ていた。春らしい話だから、季節に合うと判断されたのだろう。その後、『車のいろは空のいろ』は本で読んで、タクシー運転手の松井さんの、さまざまなエピソードを愉しんだ。それって...40年位前? 教科書で読んだのは更にその前だ。という訳でなつかしさはじわじわ来るけれど、わたしは全部の物語を読んだ訳ではなさそう、と、Wikipedia見ていて思った。どの位読んだのかなぁ?

小さな町を流している空色のタクシー。不思議なお客さんたちも時々乗車する。色々なものを自然に受容する、優しい視線。

自分の記憶の曖昧さを補完しようと、読書メーターの感想も読んでみたが、読書のきっかけとしてほしおさなえ『活版印刷三日月堂』(ポプラ社)で取り上げられていたと書いている人が多かった。この本のことは知らなかったので、読んでみなくちゃ、と思った。

戦時下の記憶をテーマとした「すずかけ通り三丁目」を元に、谷山浩子が曲を作っているというのも今書きながら知った。懐かしい物語から、色々な方向に興味が広がっていく。

追記:これでは中途半端だったので、『車のいろは空のいろ』図書館に行って借りてきた。但し比較的新しい『星のタクシー』の巻

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