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余白 。|受賞理由は飲み会!? Value Award受賞者に聞くenechainバリュー「余白 。」の真意とは

enechainの5つ目のバリュー、「余白 。」
バリューの中でも一番ハイコンテクストで解釈の余地が広いバリューですが、その真意をValue Award受賞者にヒアリングしました。

enechainは、国内最大のエネルギーのマーケットプレイスを運営するスタートアップです。 "Building energy markets coloring your life" をミッションに、その規模が100兆円を超えるといわれるエネルギー業界が抱えるあらゆるペインを、テクノロジーの力でアンロックし、業界全体のDX実現を推進しています。

enechainでは、社員が仕事をする上でのDos and Don’tsの基準となるバリューに「Social good」「Thrilled with unknown?」「Rainbow is beautiful」「No pain, no gain」「余白 。」を掲げています。今回、これらのバリューを体現しているとして Value Awardを昨年末に受賞したチームメンバーにスポットライトを当てていくことにしました。

enechain 5つのValue

Value Award受賞者は、いわば、enechainっぽい人。Value Award受賞者のインタビュー記事を通して、enechainの働き方に対する考え方が伝われば嬉しいです。

今回ご紹介する小池 昌裕 (こいけ まさひろ) さんは、5つ目のバリューである「余白 。」 の受賞者です。

「余白 。」は、壮大なMissionを掲げ長い道のりを歩んでいくenechainにおいて、ずっと全力で走り続けるのではなく、時には思いきって立ち止まる大切さを謳ったバリュー。同時に、余白の時間を主体的に生み出す意識、生産性や効率化の大切さを説いたバリューでもあります。

余白 。の行動指針


— まずは、受賞おめでとうございます!
ありがとうございます。
「余白 。」は5つのバリューの中でも特にenechain独自色が出ているバリューだと思っていて個人的にも好きなバリューでもあるので、受賞できて嬉しいです。このインタビューも「余白 。」の意識がenechainにもっと広まってくれるきっかけになるといいなと思います。

— 受賞理由はなんだと思いますか?
はい、飲み会です。同僚との飲み会をたくさん催してたくさん飲んでいたら、いつの間にか受賞していました。週2~3日は飲みに行く生活を半年続けていました。最近はホームグラウンドとしていた中西 (enechainメンバー行きつけの最寄り居酒屋) にも行き飽きてきてしまったぐらいです。

一緒に飲みに行ったことのある社員数と、食した山葵巻き (名物化している中西のメニューのひとつ。GainはないがPainは味わえる) の数は、enechainでぶっちぎりの1位ではないかと自負しています。

小池 昌裕 / アドバイザリー本部 アソシエイトディレクター
早稲田大学大学院先進理工学研究科修了後、新卒で大手損害保険会社にアクチュアリーとして入社、リスク管理部門に配属。総合系コンサルティングファームに転職し、金融機関向けのデータ分析プロジェクトに従事。2021年7月、enechainに入社。趣味はバルーンアート、ちぽ*集め。
* "ちぽ" について、詳しくはenechain社員にお問い合わせください

飲み会は、最初はただの趣味だったんですが、ある時からどうせ飲むなら話したことがない人を誘って飲みに行こうと思い、気がついたらValue Awardを受賞させていただいていました (笑) 

誘うとみんな来てくれて、本当に嬉しい限りです! ワイワイする飲み会だけでなく、真面目な学問的な話をする会等、参加メンバーや趣旨に応じて開催していました。今後もいろんな雰囲気の飲み会ができるといいなと思います。正式に賞もいただけたことで、今後も「余白 。」を提供できる存在としてバリューを提供していきたいですね。

— なるほど、ただの飲み会では無かったんですね
もちろんです。自分が社内コミュニケーションのハブになることで、少しでも組織が活性化し、ミッション実現に向けた前進があればよい、そんな崇高な意思を持って日々ジョッキを握りしめていますね。

自分自身で考え抜いた!と思ったことでも、意外に人に説明したり、相談したりすると抜け漏れがあったり、新しいアイディアを思いついたりすることってありますよね。多様な価値観・考え方を許容し、コミュニケーションによってそれを取り入れることは自身の業務品質向上にもつながると思っています。

それができる関係性が、社内にもっと広がって欲しい。
自分が飲みに誘った人たちが、翌日社内で会話しているのを見ると思わずニヤリとしてしまいますし、やりがいを覚えます。飲み会もランチも、自分が話したことのない人を積極的に誘ったり、普段関わりが薄そうな人同士を巻き込んだりということを心がけるようにしているのはそのためです。

やっぱり飲み会は人の素が出やすい場所じゃないですか。飲み会を通じて人となりを理解できると、仕事上の距離も縮まってコミュニケーションのハードルも下がり、いろいろな面でプラスが出てくると思うんです。なので、従業員だけでなく、役員や業務委託の方等雇用形態にかかわらずenechainで仕事に関わる人がもっと人となりを出せる飲み会をしていきたいですね。
人となりがよく出ているといえばCTO。夜は隙しかない (笑)

— 最近はお菓子配りおじさんも始めたとか?
はい、フリーアドレスの1つの席を私物化してお菓子配りおじさんを始めました (※enechainはフリーアドレス制のため本来NGですが・・🙊)。

キットカットやチーズおかきなど、種類は豊富ですよ。最近社内にはミニコンビニが設置されましたが、コイケ屋は無料です。みなさんどんどんお菓子をもらいに来てほしいですね。「しょっぱいお菓子も欲しい」「アメは桃味しかいらない」など、リクエストも受け付けています。

これももちろん、自分が社内コミュニケーションのハブになれたらという非常に崇高な意識から始めたことです。人気取りなんていう下心は一切ありません。

— No pain, no gainでも票を集める小池さんですが、「余白 。」はどう生み出しているのでしょうか?
業務の生産性にはこだわりを持っていますね。業務には手を動かす作業と、考える業務と2種類があると思います。

まず作業においては、スピードに徹底的に拘る。単純なところでいうとショートカットを駆使したり、新しい効率化が図れるツールを導入をしたり。最近だと、Chat GPTというAIツールもあり、リリースされてから即効登録していじって、効率化や品質向上に使えないか考えています。

また、考える業務については、必要に応じてではありますが、自分が納得するまで考えた後、誰かとコミュニケーションをとっています。ただ、人の時間を奪うことにはなるので、人選もそれなりに気をつけています。その人にとっても新しい視点を提供できる等何らかのメリットになる方を選んでいます。

あとは、”一休み” も大切にしています。考えが煮詰まることもありますが、そういうときはあえてちょっとボーっとしたり、雑談したり、業務に関係ないことをします (笑)。 一旦頭をリセットすると意外に詰まっていた部分が解消されたりします。

1日数回屋上に行き、東京の景色を眺めながら無に浸る時間も大切にしている

— 最後に、今のenechainに一言お願いします!
真面目な話、今のenechainの組織課題の1つにはコミュニケーション量があるのかなと思っています。もっと気軽に業務の相談ができる社員同士の関係性やオフィスの雰囲気があって、時にエモい話や、アツいコンクリで盛り上がって。そんな関係性はちょっとした雑談から生まれてくるものなので、もっとオフィスでの立ち話やそれこそ飲み会を奨励する文化があっても良いのかなと思います。

「あの人と距離を縮めたいけど中々機会がない」もしそんな社員がいたら、ふらっとお菓子をもらいに来がてら、僕に相談しにきてくれたら嬉しいですね。その日のうちに飲み会をセッティングします。


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