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個別株を始めたいけど、どこ見たらいいの?の最初の一歩目

株を始めよう!となってまずぶつかるのが、見るべき指標がありすぎてわからないという問題だと感じてます。

会社四季報を見ると全てが載っているという戯言も、今になってようやくなるほどね!確かに…!っていう感覚を感じられるようになってきました。

今思うと、そこにたどり着くまでの情報が足りてなさすぎるよなって、スタートラインに立たせる気ないやんって。自分でもよくここまでもがいて来たなって思いました。

見るべき指標はシンプルには2つ

株はシンプルに捉えると、株価が安いときに買って高く売る
これは株をやってない人でもわかるぐらい共通認識だと思います。

で、踏まえて株価ってなんなの?って話なんですけど、

株価 = EPS ✕ PER

これです。
EPSとPER、この2指標をかけ合わせたものが株価で、これが全てです。

なので、まずはこのEPSとPERってのがなんなのか?
ということを理解するのが僕が今時点で思う株の考え方の第一歩です。

四季報とか見たら、売上だの営業利益だの純利益だの、自己資本比率だの色々出てきますが、一旦窓から捨ててください。

EPSは 1株あたりの純利益 を指す

EPSは「Earnings Per Share」の略でってのはもうどうでも良くて、
1株でどれだけの利益を上げているか、バックリいうと、どれだけ利益に貢献しているかを指してます。

会社が利益を出せば出すほど、全体の利益額は増えますよね。
会社が発行している株が固定だった場合、1株あたりの利益はデカくなりますよね。

例えば100株会社が発行していて、利益が1万円だったら、1株100円です。
これが利益が2万円になって、100株のままだったら、1株200円です。
EPSが2倍に成長したということです。

これが会社が成長している、EPSがデカくなってるよーってことです。

じゃあ、利益を増やすにはどうしたらいい?
売上を増やす、経費を減らすとかが出てきますよね。

つまり、会社の売上が上がれば、一般的にEPSも上がるってわけです。

PERは 株がお得な値段かどうか を指す

PERは「Price Earnings Ratio」の略でってのはこっちもどうでも良くて、
それ自体にはなんの意味もないというか、単なる指標です。

サッカーとか野球ゲームとかでいう選手の能力値みたいなもんです。
三笘さん、「ドリブル:89」とか聞いて、それがすごいかどうかってのは、その数字単体ではわからないですよね。他の選手と比較したときに、
おお、89すげぇじゃん!ってわかるイメージです。

PERも株の人気を表してます。物の価値と同じで、人気で希少価値が高い商品ほど値段が高くなりますよね。これです。
人気がないとPERは下がります。

で、この人気があるないってのは、株を買いたい人がどれだけいるかで決まります。たくさんの人が株ほしいぜってなれば、PERが上がり、株価が上がるってわけです。

EPSとPER以外の指標は肉付けにすぎない

こう書くと、ボロクソに叩かれそうですが、いいんです。
自己資本比率とか、配当性向とか他にも色々と指標がありますが、結局はこの2つの指標が上がる下がるを説明するための材料だと思ってください。

専門家とかガチなトレーナーとかはこの材料をさらに料理したり、
はたまた、別の指標という名の食材をどっかから拾ってまた別の新しい料理を生み出したりしてカオスにしてきます。

そこは一旦無視して、初心者でこれから第一歩を踏みしめようとしている僕らは「卵かけご飯」だけとりあえず食べとけばいいんです。

タンパク質取りたければ、卵食っとけばいいんです。無理に魚食べたり、納豆食べたりしなくていいっす。

TKGに飽きてきたら、頑張って魚焼いてみたり、はたまたお寿司作りにチャレンジとかやったらいいんす。

まとめ

株価は、EPSとPERが上がるほど上がるし、下がるほど下がります。

EPS:会社がこの先も成長しそうだ!
PER:会社が人気でみんなが株買いそうだ!

これでまず判断してください。
お疲れ様でした!

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