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Everything is made from a dream

この歌にあることを
私なりの気づきと解釈で
マンガとノーベル賞の事例を元に
書いてみたいと思います

今から20年以上前
2000年9月にMr.Childrenの9枚目のオリジナルアルバムである『Q』に収録されている曲だ

何時間眠っても疲れはとれないし
近頃は道草せず家に帰る僕だ

ハッピーな夢を見て 眠りたい
手塚マンガの未来都市の実写版みたいな街だ

ハイスピードで近代化は進む
でもなんとなくメランコリック

何と引き換えに 現代(いま)を手にした
3.2.1.0.で 打ち上げた夢は今 どこらへんを
oh oh oh Where? 飛んでんだろう

あなたには見えるかい?

ブルースリーもジョンレノンも
この世から去った今
あの情熱を あの感動を遺伝子に刻もうか


そう 歌いながら 叫びながら
1.2.3.GO!で 打ち落とした誰かの夢今はもう

oh oh oh 手遅れ 償えもせず
次第に慣れてった

ジョンレノンは誰もが知る
ビートルズのメンバーの一人

記事の最後のプロモーションビデオにも出てくるがHappy Xmas(War is over)は誰もが聞いたことがあるクリスマスソングだ。多くは語れないがWAR IS OVER!(IF YOU WANT IT)という言葉をタイムズスクエアや東京など12の都市の看板に掲げられたことの意味は当時も今も世界へのインパクトが大きい。

この「遺伝子に刻もうか
という話から私が連想したのは
ONE PIECEのこの2つのシーンだ

「今の時代を作ること」と「人はいつ死ぬか」

ONE PIECE 52巻 ロジャーとレイリー より

ONE PIECE 16巻 受け継がれる意志 より


自分が今を生きること
生きた証を残すこと
次の世代に想いを託すこと

次の世代が
どう受け取るか どうするか どうなるか

そしてまた次の世代が
どう受け取るか どうするか どうなるか

わからないが

「生きること」と「希望を託すこと」は

密接に関係している気がする



もう一度、話は曲に戻ります

以下は、語り口調で曲が進行していきます

夢、夢って
あたかもそれが素晴らしい物のように
あたかもそれが輝かしい物のように
僕らはただ讃美してきたけれど

実際のところどうなんだろう?
何十万人もの命を一瞬で奪い去った核爆弾や細菌兵器
あれだって最初は
名もない化学者の純粋で
小さな夢から始まっているんじゃないだろうか?
そして今また僕らは
僕らだけの幸福の為に
科学を武器に 生物の命までをもコントロールしようとしている

そして マーチは続く 遥かな未来へ
やっかいだな 夢は良くもあり 悪くもなる
てな訳で
oh oh oh oh yes
僕らの手に懸ってたりして
3.2.1.0.で 今こそ打ち上げよう 
僕らのoh oh oh oh 夢

Everything is made from a dream
Everything is made from a dream

高校生の時に初めて聴いたときは
語り口調の斬新さに魅了されたが
核や細菌兵器と夢の話については
そこまでピンと来てなかった

というか
メッセージをしっかり受け取れるほどの
器量や知識が自分に備わっていなかった

この話について
事例を交えて触れていきたい


ノーベル賞の起源について

ノーベルさんがダイナマイト🧨を
製作したことから始まったという話を
大学生のとき、どこかの博物館で知った

物理学賞、化学賞、医学・生理学賞、文学賞、平和賞の5つが、そして後に経済学賞が加わり、あわせて6つの分野について「人類に最も大きな貢献をした人」に毎年、賞が贈られる


ノーベルさんの遺言には「賞を与えるにあたっては、候補者の国籍は一切考慮されてはならず、最もふさわしい人が受賞しなければならない」と記されている

ダイナマイトの発端は
元々、トンネル工事などの際は
ニトログリセリンという薬品を使っていた

しかしニトログリセリンは
少しの振動で爆発する恐れがあるため
工事関係者の人が運ぶということ自体
非常に危険だった

ノーベルさんはノーベルさんの父親と共に
研究の末、板状の珪藻土に吸収させて
安全に持ち運ぶことが可能なように
ダイナマイトを開発した

目的は
工事関係者の安全のため

に作られたものだ


その後、この曲を聴いたとき
ふと、自分の中で話が繋がった!!

決して争いのために
利用するものではなかったのだ

そしてこれはノーベルさんの

遺言(=遺伝子)なのかと

「遺伝子に刻む」というのは
作り手の言葉や想いを大事に継承すること

を言っているように解釈した


またONE PIECEの中でも
古代兵器という世界を滅ぼす程の戦艦
プルトンを巡って争いが起きている

その世界最悪の戦艦を作った製作者の
意志を受け継いだ末裔のフランキーが

戦艦の設計書を世界政府(世界を武力で統治する構想)から守り抜く
というストーリーにあったときの言葉が
心の中を過ぎる

特に、ニコロビン(という
世界政府にとって不都合な歴史を
暴かれる可能性のあるオハラの研究者の一員)

は、幼い時から周りから悪魔と恐れられ、存在そのものを否定され続けた過去を持つ

そんな2人が
初対面での会話で「存在すること」
に触れている

数奇な運命の繋がりで
今は同じ海賊船に乗っている仲間だ


この歌の歌詞、ダイナマイト、古代兵器
リンクしているように思った


Everything is made from a dream

全ては夢から始まっている

そして今また僕らは
僕らだけの幸福の為に
科学を武器に 生物の命までをもコントロールしようとしている

そして マーチは続く 遥かな未来へ
やっかいだな 夢は良くもあり 悪くもなる


作り手と利用者 自然と人間

使われ方の問題なのだけど
それもまた夢から始まってたりする

てな訳で (snsもnoteも全部)
oh oh oh oh yes
僕ら(利用者)の手に懸ってたりして
3.2.1.0.で 今こそ打ち上げよう 
僕らのoh oh oh oh 夢

Everything is made from a dream
Everything is made from a dream



※この記事を書いたのは今の世の中がこういうことの上に成り立っているということを書き留めておきたかったので記事にさせていただきました


伝えたかったこと

今、悪いと言われてしまっているものも

紐解いてみると

『誰かが誰かを助けるためだった』
ということも多いということ

『正義の反対は悪ではなく 別の正義である』
という言葉がフィットする

情報の断片で判断することは難しい

だからこそ そんなに否定しないでいこう

全ては夢から始まっているから



こちら、あとがきになります

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