ベンチャー

ベンチャーの響きに心地よくなっているうちは、まだ甘い

こんにちは!エンカレッジ早稲田のともです!

以前に金融業界についてのnoteをリリースしたのですが、
批評的な内容だったため従事したことも見てたわけでもないくせに偉そうに言うな!というヤジが飛んできそうなので、
私が(インターンとしてではありますが)従事してかれこれ3年目になった「ベンチャー」について今日は批評したいと思います。

たしかによく知らん業界ググって批評するだけはよくない、けど自分の業界も批評すればフェアやろ!

ということで。笑

最近ベンチャーとかITとか、「響きがかっこいい」「なんかおしゃれ」とかいう理由で人気でてきてますが、

そんな甘くないですよ。

ベンチャーって0か100です。
正しく情報収集して本当に自分にぴったりの会社を見つけれた人は相当働きやすいと思いますが、そうでなければ正直合わない大手に入るより地獄です。

なぜなのか?

4つの観点から、お話ししたいと思います。


①勤務時間

ベンチャーは勤務時間が長いです。
朝は遅くて嬉しいのですが、19時定時とかもザラです。

参考までに、こちらはメルカリの新卒採用要項に記載の勤務時間です。

勤務時間をこうどんっ!と言われてもイメージしづらいかもしれませんが、
今まで普通に行けてた19時〜の飲み会も間に合わなくなるということです。

先輩が帰りが早いと言っていた味の素の新卒勤務時間を比較対象にのせておきます。

朝はめちゃくちゃ早いですが、5時前に終わるのやばいですね、、!😳


②福利厚生

ベンチャーの多くは年俸制を採用しているので、ボーナスとか基本ないです。

年俸を12で割った額を月々もらえるのでひと月のお給料は大手よりいい場合がほとんどですが、
やっぱボーナスもらってるまわりの人とか見るとうらやましくなっちゃうのかなーとは思ってます。

私、貯金得意なんでいいんですけど、、笑笑

まぁ、その分面白い福利厚生がある会社が多いですけどね!

例えばクラウド名刺サービスの会社で最近はTVCMなども放映しているSansan。

HPより抜粋しましたが、こんなにたくさん福利厚生があるようです😳
(思った以上に多かったので読み流してください、、😅)

Geek Seek Book
エンジニアやデザイナーの技術書を中心に、業務に必要な書籍購入費用の一部を会社で負担する制度。

Geek Seek Tools
業務に使えて、エンジニアリング環境改善に資するもの(キーボードやマウス、メモリ、腕置きクッション、JinsPCなど)であれば個人が自由に選定して使える制度。また、試してみたい有料ソフトウェア、サービスの利用も可能。

Geek Seek社外勉強会/Geek Seek Workshop
勉強会、外部勉強会の参加費の一部を会社で負担する制度。

OCEAN
英会話レッスンの費用やTOEICの受験費用を会社が一部補助し、英語学習を支援する制度。

Know Me
「他部署」で「過去に飲んだことがない」人と「3名迄」で飲みに行ったら会社から一人につき3000円を補助する制度。

テランチ
社長(寺田)と社員数名でグループランチする制度。

よいこ
より良いCommunityを作るために必要な各種施策を、社員が自主的に企画できる制度。(会社から活動費用が一部補助あり、フットサル・ボルダリング・ヨガ・ラーメン二郎部など様々な部活動あり)

H2O(近隣住宅補助制度)
表参道駅・渋谷駅から2駅以内に住んでいる社員に対し住宅費用を会社が補助し、通勤時間短縮を支援する制度。

イエーイ(在宅勤務制度)
在宅勤務を選択できる制度。

どにーちょ(出勤日振替制度)

平日の出勤日を土日に振り替えることができる制度。

チャージ休暇

7月〜10月の間に連続3日間の休暇が取得できる制度。


③熱量

ベンチャーって「前年比何百パーセント成長!」とかいわゆる圧倒的に成長しているとこが多いですよね。

これ、嘘っぽいけど決して嘘ではないんですよ。w

ただ、その裏に大手とは比べ物にならないほどの努力が存在しているのも事実。
(大手もそういう時期を経て大手になったんでしょうけど)

なのでみんな熱量が高いです。

はたから見たら社畜と思うような仕事量でも、目をキラキラさせながら働いている、そんな人たちばかりです。

そのためビジョンに共感して、プロダクト愛を持ち、没頭できないと本当にきついと思います。

実際、2年間同じ会社で働く中で、会社の色に染まりきれなくてやめていく人たちを何人も見てきました。

会社を人で選ぶ人、多いかと思いますが、ベンチャーに関しては、ビジョン、プロダクトもしっかり見たほうがいいと思います。

ベンチャーに行きたい人×ベンチャー従事者ってだいたい気合うと思うので、人で選ぶと絞れないです😅


④フェーズ

ベンチャーと一口に言っても明確な定義があるわけではないですが、
そこそこ名の知れた企業であればそれはもうベンチャーではなくメガベンチャーという別の概念ですよ、基本的には。

そしてメガベンでは駒にされます。

会社のフェーズって、

①登記

②のちに経営陣となる数名で社畜する

③数十人になる、まだちょっと社畜だけどこの時点でいる人たちはのちにわりといいポジションにつける

④100人を超えてくると営業など数の暴力が必要な職種の募集が目立つようになる

こんな感じなんですよ。

(具体的な人数を書いてしまいましたが、人数だけで判断できるケースばかりではないとは思います。。😅)

④の段階で入ると駒(いわゆるソルジャー)となり、あまりベンチャーの良さは感じられないかもしれません。

大手の「新卒は誰彼かまわず営業じゃ〜〜」思考のとこと同じになってしまうかも。

駒になること、営業になること、もちろん全員にとって悪いことではないんですが、
「選択肢が与えられない」という意味では、大手を捨ててベンチャーに入る意味ないので。


おわかりいただけたでしょうか、、

ベンチャーは響きとかあこがれで選ぶととんでもないことになる業界であるということを。

これらを承知してでもベンチャーに行きたい!という人は、

・早いうちからインターンをする
・早いうちからベンチャー界隈従事者または有識者の大人とつながりを作る
・入りたい会社が見つかったら面接官だけでなく色々な人と会わせてもらい、自分の入る部署もできる限り確定させておく(融通が利くので)

などの行動をとることで自分にあったベンチャーを見つけられる確率がグッと上がるかと思います✨


エンカレッジ早稲田支部では、2020卒早大生の就活支援をしております!
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テーマのリクエストも随時受け付けておりますので、何かありましたらこちらからお願いいたします✨

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!

(エンカレッジ早稲田支部広報:とも)


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