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体験学習からの学び〜大人編〜後編

こんにちは、エンカレッジ広報担当のシロです。
前回に引き続き、7月末のライブ配信「体験学習からの学び〜大人編〜」の様子をお届けします。
後編は、「こども農園を作ろう!」について。
そして寄せられたQ&A、今後の展望についてもお話しています。
写真と一緒にぜひご覧ください。


こども農園を作ろう!

シロ:次は嘉手納町で畑をつくるっていう、食の循環プログラムとはまた別の体験プログラム、そちらを紹介したいと思います。


アシミネ:そうなんですね、エンカレッジさんいろんなことやってるんですね〜。


シロ:(笑)。
何をこの体験学習でしているかっていうと、嘉手納の「海音の森」を主宰されている妙子さんに、実際に畑のつくりかたを習いながら子ども農園を作っていくっていうプログラムになります。
6月末からスタートして、今で全部で3回を終え切った?


アシミネ:になるのかな、来月が4回目。


シロ:実際に農園を作ってお野菜を植えて、最後は育てたお野菜を収穫していただくっていう、さっきの食の循環プログラムと少しカテゴリが似た体験学習になるんですけども。
中部の地域の子たちを中心に20名いないぐらい、14、5名ぐらいの子たちが参加しているって聞いてます。


アシミネ:そうですね、嘉手納教室と読谷の2教室の子たちですね。
これは嘉手納の妙子さんの畑の一角をお借りして、子どもたちでさせていただいているって形になってますね。
で、えっと7月は合計2回行っていて、草刈りもそうですし、あとは開墾って言うのかな、いろんな草が生えてるのでそれの根っことりをしたりとか、耕しながら空気を入れたりとか、やって、もちろん子どもたちが主体でやるんですけど、その時の写真とかは、facebookとかにはあるのかな?その辺で確認ができるんですけど。


シロ:Facebookやinstagramでもご紹介してます。
今、届きました、新しいの。
こちらは実際に子どもたちが植え付けをしている様子などが見れます。

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アシミネ:ミミズが出てきてワーワーしたり。子どもたちはじめはおっかなびっくりというか、全然どうしたらいいか分からないって感じだったんですけど、妙子先生からこんなしてやるんだよ、あーやるんだよって習いながら。
最後は子どもたちが土遊びって言うのかな、夢中になって。
本当に子どもたち喜んでいろいろ触ってくれたかな。


シロ:畑を作っていると。


アシミネ:今2週に1回のペースかな。
実際にこのときに苗を植え付けしたんですけど、今月の2回目にいった時は早いやつはピーマン、パプリカだったかな、はもう実をつけていたりもするのがあったりですね、「ほらすごい、皆実になってるよ〜」っていう話をしたりとかですね。
1回目のときにね、バナナを植えたよって話をしてたんですけど、写真にあるかな、えっとそのときに妙子先生が「バナナの原種、元の種類知ってるー?」っていって。
バナナの原種なんていったかな、琉球芭蕉だったかな。「芭蕉布のもとだよ」って持ってきてくれて。
その実にはなんか種があったりして、「今のバナナってタネないでしょ、でも本当はここタネあるんだよ」とかって。
これ食べたら「えー美味しくない」っていう子どもがいたりとかね(笑)。本当にこの中だけでもいろんな体験できてるのかなあなんて思いますね。

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アシミネ:
子どもたちについてもスコップもってる子だったり鎌持ってる子だったり、さっき鋸藩もいたんですけど、ずっと集中して、本当に頑張ってくれてたという感じですね。

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シロ:何かをこう育てるっていう体験って、ほんとに1番、まあ人によって1番は変わると思うんですけど、その達成感というか、いろいろな気づき・学びがすごい1番多い体験かなと思ってるんですけども。実際に参加している子どもたちとか、様子も含めて感じることとか思うことありますか?いっぱいあるか(笑)。


アシミネ:まあ言って頂いた通りなんですけど、いっぱいあるよねって。
やっぱり言葉だったり今のYouTubeみたいな感じでいろんなの見れたりはするんだけど、実際にじゃあ自分が体験できるかっていうとなかなかそういう機会っていうのは少ないと思うんですね。
その中で子どもたちが「僕もやる私もやりたい、行きたい」って参加すること、ほんとに貴重な体験。
実際になんだろうな、机の上でやる勉強以外で体験できるっていうのはとてもいい機会だなあというのは毎回思いますね、体験活動をするにあたって。本当にもう、こういう場を作って頂いた他のスタッフの方も含めて、子どもたちにしてもそうですけど、感謝しかないなあっていうのは私の感想ですね。


シロ:キクヤマ先生何かありますか?


キクヤマ:畑はさっきの食の循環プログラムも共通するところがあると思うんですけども、実際そのバナナの原種の話、新しい発見だったりっていうのが、子どもたちの中でできているんだなっていうのは、貴重な体験なんだなって思いましたね。


アシミネ:糸芭蕉って見たことあります?琉球芭蕉だったかな。本当に見た感じはバナナのちっちゃいやつなんだけど、タネが入ってるんです。検索したらいっぱい出てこないかな。
子どもたち皆「オーっ」と叫びながら、「種があるよー」って。
で、食べる子はすぐ食べますね、パクって。「お、勇気あるな」と思いました。
で、美味しくないって出してたんですけど。私も食べたけどうーんでした(笑)。甘くはなかったかな。はい。
で2回目かな、7月の2回目に行った時は、そのきは泥のお団子を作って、その中にいろんな種類の種を入れて、それを実際に投げてというかね、植えて蒔いて。
「時期に応じてこの種が順番よく芽を出してくれるんだよー」とかってのを妙子先生から習ったりとか。
泥団子なんで子どもたちの方がワーっ!て状態だったんですけど(笑)。

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アシミネ:子どもたちがね、やり始めたら「もっともっと、もっと種ないの?あの種は、この種は?」って、本当にもうどハマりというかね、そういった感じでしたね。楽しみながら行っているって感じでした。
本当にこの海音の森の畑に関しては、妙子先生がいろいろ手配、苗や種といったものも全部準備して頂いてて、本当大助かりですね。貴重な体験だと思います。
なかなかね、まあ沖縄ある程度・・東京なんかと比べるともちろん田舎なんですけど、田舎だからといってね、どこにでも畑があるわけでもないので。
そういう体験ができる、貴重な体験が、本当にいいなって毎回実感してますね。


シロ:面白い。
こうなんていうんでしょう、コロナ禍なので、教室内であんまり密集できない。
今までだったら教室内だと、私も教室見てたときにまあ普通にお楽しみ会ではないですけど、教室で何かする、門出を祝ったりとか、クリスマスだったりとか。
なかなかそうしたことがちょっとしづらいこの状況の中で、逆にこう外に出て体験できるって機会が持ててるのはすごいエンカレッジとしてもありがたいなとは感じているところではあります。


アシミネ:間違いなくその通りです。
ただね、暑いんすよ(笑)。


シロ:今暑さがマジでもう・・(笑)。


アシミネ:まあね、これはもちろん沖縄だから、夏だから、っていうことでね。
あとは蚊だね。モスキートだね(笑)。


シロ:なんかそうしたことも子どもたちの学びにはなっているのかなと思います。


アシミネ:そうですね、そうそう。


シロ:食の循環プログラムについても、あれは1年間のプログラムということを聞いてますので、それこそ本当に沖縄、日本の四季、土地柄も感じながらいろんな学びがある体験学習になっているかと思います。
その機会はありがたいですね。
今回、モリウミアスさんとの食の循環プログラムと、あと海音の森の妙子さんとの子ども農園を作ろうという2つの体験活動を、写真や動画でご紹介させていただきました。
ちょっと改めて見て、子どもたちが楽しみながら学んでいる様子を皆さんに感じていただけたら幸いでございます。


アシミネ:これは、ちなみに今ライブ配信なんだよね?なんかコメントとかってあるのかな、特にはないのかな(笑)。はい。
えっとそうですね、今ね、おっしゃって頂いた通り、コロナ禍中ではあるんですけど、それはそれで工夫しながらね、そのまま何もしないでいるわけにもいかないので。
工夫しながらイベントだったりこういう体験プログラムを今後も継続できればいいのかなと。子どもたちと一緒にできるってのは今後も続けていきたいなっていうのが私たちエンカレッジとしては皆で考えてるものではありますね。


シロ:ちなみになんですけど、ちょっと話が体験活動中に戻っちゃうんですけど、何か(イベントや体験を)したときに嬉しいのって子どもたちの嬉しそうだったり楽しそうな顔だったりするかなと思うんですけど。
教室でその体験活動に参加したことからちょっと見られる、教室の普段の姿がちょっと変わったな、とか、逆に一緒に体験活動について行ったからこそ見えてきたこととか気づいたこととか。


アシミネ:やっぱあれですよね、さっきヤマシロも言ってたんですけど、「これができたよ、あれができたよ、これもすごいでしょ」とかって子どもたちが自発的に来てくれるっていうのかな。そういったのもやっぱり嬉しいことだし。
こういう体験、成功していく体験を繰り返すことによってどんどん子どもたちが活発になっていくのがプラスのことかなと。
まあ普段の生活も、体験イベントだけに限らずですね。普段の学習、勉強に関してもそうですし、そういったのもどんどんどんどん増えていく、っていうので、今後も続けられればいいかなと考えていますね。


先生たちへQ&A

シロ:質問がいくつか届いている?ということで。質問タイムに移りたいと思います。


アシミネ:読み上げて頂いて、キクヤマ先生が答える。


シロ:でもアシミネ先生も答える(笑)。
質問としては、今きているものですね。
記憶に残る子どもたちの変化、あるいはエピソードは?
特に食の循環プログラムは去年からやっているところもあって、長期の学びの中でいっぱい見られたかなあと思うんですけど。


キクヤマ:そうですね、記憶に残るのは、やっぱさっき話した中学生。
基本的に小学生がメインなんですけど、その中で1名中学生として来てるので、なんだろう、お姉ちゃんというか、お姉ちゃん的視点から周りを結構動かしたりだとか。
で、普段はあんまり人に話すのとか結構しない子なんですけど、積極的にスタッフの方に声かけてみたりとか、ていう変化が見られたりとか。
その子姉弟で参加してるんですけど、まあ弟くんがいて、その弟くんと普段はあんまり仲良くないんですけど(笑)、そういうところを通しながら弟くんに対して気を使ったりとか、そういう変化が見られたりするので。
で、その弟くんもそういうお姉ちゃんを見ながら、もうちょい下のメンバーに対して結構気を使ったりとか気配りしたりとかっていうのが見られるので。
なんだろう、あの、やっぱ1年通して結構成長してるなっていうのが見られるので、そういうのはとってもいいなっていう風には思います。
あってます?質問と(笑)。


シロ:はい、バッチリです!
姉弟仲も良くなって来たと。


キクヤマ:(笑)、姉弟仲もそうですね。


シロ:でもいいですね、弟さんもお姉ちゃんも、いろんな子たちがいて、その中で一緒に学ぶからこそそうした成長だなと感じました。
アシミネ先生は子どもたちの変化、エピソードは?


アシミネ:そうですね、変化?変化かどうかは私はわからないですけど。
その子どもたちはやっぱね、皆違って当たり前なんですが、集中してずーっとやってる子もいるし、ちょっとふざけてやる子もいるし、まあ色々な子がいて面白いなーってのもありました。
で、あとはそうですね、今の子って言い方もあれなんですけど、なんだろうゲームやってたり、汚れるのいやだーとかって。
畑だったので、その土で汚れるのがいやだーとかってあんまりやりたがらないのかなーっていうのは実はちょっと思ってたんですね。
したらそうではなくてね、本当に泥遊び土遊びが好きで、皆もうワーって群がってやっていた。これが意外というかね、印象的に残っているのかな。
本当に最後まで楽しみ、「うわー帰りの車大変だー」とか思いながら(笑)、一緒にやってたんですけど、はい。
まあそういったのが一番印象に残ってたなと。昔も今も私たちが子どもの頃も変わらず子どもはやっぱりこういうことが好きなんだなあってのは感じましたね、はい。


シロ:特に今そこが非日常に近いのかなってのも。
今の時代、やっぱりそのゲームだったりとか、そういうそのなんていうんでしょう、娯楽、とかも多岐にわたって色々できる中で、逆にまあね、それ以上にそこにテンションが上がるっていうか、そんなのがあるのかなーと。


アシミネ:なるほど、あるかもしれないですね。


シロ:私たちも、私もそうかも(笑)。


アシミネ:実は(泥遊び)やりたい。


シロ:実はやりたい、人の車でいきたい(笑)。
またちょっと質問来てます。
体験の中からで。子どもたちから学んだことはありますか?って質問が来てます。


アシミネ:んっと・・まあ言ってしまえばすべてなんですけどね(笑)。
「へー、こういうこともするんだ」ってのもありましたし、具体的には言えないんだけど。
その辺はキクヤマ先生がいいかな、ちょっと振ってしまった(笑)。


キクヤマ:子どもたちから学ぶこと色々あるんですけど、なんだろ、シンプルに用意されたイベントを楽しむっていうのは自分自身大人になってあんまりないので、ここまでこんな純粋に楽しめるって結構、なんだろう、改めて新鮮な気持ちにさせられるし、そういうのを通してまたこの子たちのために頑張ってあげたいな、みたいなのは結構あるし。
で、やっぱりこう周りの大人、モリウミアスのスタッフさんをはじめとする方々が、とっても積極的に関わってくださるので、この周りの環境にもっとこう自分自身を委ねるっていいなっていうのは学ばされたりします。
改めてそういうの関係に感謝できればってこの子たち見て思わされます。


アシミネ:さっきのモリウミアス、あの宮城でしたっけ、鮭かな。一尾丸ごとなんだよね、あれね。あれ子どもたちだけで裁いたんですよね、すごいなあと思って。
なかなかね、鮭お家で裁いたことある方います?なかなかいないと思うんですよね。すごいなあと思いましたけどね。子どもたちできるんだ、すげーって。
学んだことかな、子どもたちは無限ですって。無限の可能性があります、学んだこと、かもしれないですね。


シロ:その純粋にイベントを楽しむじゃないですけど、前に別の人からも、ちょっと似たような意見があって。
大人になるとこういう機会って設けなかったり行かなかったりとか、するんですけど、子どもたち見て実際にそうだよな、てあるなーって思いました。
ちなみにその実際に今2つの体験の中で、教室内で実践、その体験で学んだことを実際に教室内で実践していたりとか、それはその先生方が意図して例えばやっていることでもいいですし、あの、子どもたちがなんか自発的にしているではないですけど、ちょっとそういうことってあります?
なんだろな、実際にちょっと体験を通して先生方も参加されている子どもたちも、学んだことを今後教室内に活かしていくとしたら、どういうことがアイデアとしてあるかなーというか。

アシミネ:そうですね、教室に畑はないので、その辺はちょっと工夫しながら、深めのプランターとか買って来て、子どもたち主導で何かやりたいなーってのはちょっとね、相談してたりとか。
ゴーヤーの苗植えたよ〜とか、ピーマン、パプリカ植えたよ〜とかってのもあったので、同じような苗を買って来て一緒にやってみたいなあっていうのは教室長とはちょっとお話していますね。
子どもたちにもちょっと触りだけは、「やってみる?」みたいな投げかけはしてるんですけどね、うん。
美里教室では鮭を買って来て・・ああ違う(笑)。


シロ:鮭に・・鮭のこう、なんていうんですか、どうしても鮭に戻ってしまう(笑)。
実際その体験学習に、各教室とかエンカレッジ皆が来ているっていう状態ではないので、実際に体験したことを教室に先生方と子どもたちが持ち帰った時に、何かしらなんかシェアをするではないですけど、そういうこともあってもいいなと思いました。


アシミネ:そうですよね、確かに。


シロ:ちょっとあと2、3個が質問来てます、すごーい。
危ないから触っちゃだめ、とか、汚くなるからダメとか、制することをしないのも、重要な体験なのかと思います。それがあるから、危険なこと、人に迷惑かけることはいけないことなんだ、とかがわかるのかな、と思います。というご意見が来てますが、いかがですか?


アシミネ:あの、怪我はしない範囲でね、ある程度、やっぱどうしてもルールっていうのが必要になると思うんで。それで怪我してしまったらちょっとまずいので、怪我はしない程度のものだったらいいのかなと考えます。
あとは子どもたちの自主というか、自立というかそう言った考えに基づく、を覚えてくれればいいのかなっていうのもありますね。
どうでしょう。


キクヤマ:やっぱり包丁使うとか、そういう危険な器具を使うとやっぱどうしても指を切っちゃったりする子もいたりしたので。そういう中であっても逆により一層気を付けようというか、危機感っていうのを自分たち自身で持っていける、まあそういう面も成長なのかなっていうのは思うので、はい、なんかいい機会だなあと思いますね。


シロ:ありがとうございます。
逆にその普段の教室の中だったら、そもそもそこまで危なくないってのももちろんあったりするだろうし、この体験よりは逆に私たちも子どもたちを制するではないですけど、そういうことがたびたび日常的にあるのかなとは今感じていて。
そういうことをしない学び、ちょっと今そうだなあと私も思いました。


アシミネ:結構ね、今の話は難しいところもあってね、何でもかんでもいいよー!てやるとそれはそれでちょっと問題かなあとは考えますけどね、うん。
「これやった場合はどうなるか考えてみようか」、みたいな子どもたちにちょっと投げかけも行いながら一緒にやっていければいいのかなと。
何でもかんでも頭からね、これダメでしょーって、ダメダメだけいうんじゃなくて、どうしてなのーってのでちょっと考えてやっていければいいのかなあと考えてはいますけどね。


シロ:そうですね、一緒に気づいていく。そうですね。
ちなみにちょっと教室内での実践とか今後の展開にかかるかなと思うんですけど、今参加していない子たちがいると思うんですけど、その参加していない他の子たちの反応はあったりしますか?


キクヤマ:一応何名かは参加してみたいっていう声は聞いたりするんですけど。このモリウミアスの中で得た知識っていうのを他の子に対して、参加した生徒がまあ言いふらしてるみたいな(笑)。
そうですね、参加したいって子はいますよ、中には。
いるけどやっぱりこの実際に参加するまでのこのなんだろう、ステップが踏めないっていうか二の足を踏む子が中にはいたりします。


アシミネ:やっぱそうですよね、私の見てる教室でもそうなんですけどね、実際に参加したかったけどできなかったっていう子もやっぱりいて。
あとは今回に関しては全部小学生だったんですけど、中には中学生も「行きたかったー!」っていう子なんかもいたりして。
ただね、行きたかったって子は部活やってたりとかして、その時間参加できない。部活もやりたいこっちもやりたい、もうなんか「うー、全部やりたいのに時間がない!」みたいな。
しょうがないんですけど、話だけ聞いてより行きたさがどんどん増していくんですよね。もうなんかうーんって感じですけどね。
その子はその子で部活を選んで、選んでっていうかね、部活も好きでやってることだから、そこやめてこっちくるわけにもいかないですからね。


シロ:スケジュールとか自分で選択して、今回行けなかったとか、他のものがあってってパターンと、行きたいんだけどステップが踏めないっていう、2方向あるかなと。
そのステップが踏めないってなった時に、私たちスタッフがどうきっかけを作るかというか、背中を押してあげるかというか、そういうことも教室とか私たち(スタッフ)の中での学びというか、工夫していかないといけないところでもあるかなと思いました。
これはぜひちょっと話したい。
こんなこと体験させたいなと思うことはありますか?


アシミネ:すべてかな(笑)。
なかなね、なんだろうなあ、今やっぱり特にね、沖縄もそうなんだけど、コロナさんね、災さんがねえ、これが結構足引っ張ってるのかなあっていうのもありますし。
そうですね、私の考えではなんですけど、沖縄の伝統工芸っていうのかな、私たち沖縄に住んでるんだから、沖縄で伝えられているものをなんか色々体験させてあげたいなっていうのもありますし。
もちろん沖縄だけじゃなくてね、モリウミアスさんもそうなんだけど、県外だったり海外も含めて、いろんなものがあるはずなので、そういったものを積極的にやっていきたいっていうのはありますね。
機会があれば子どもたちにアナウンスして、「こんなのもあるんだよ、こういったのもできるんだよ」てまずこの情報を発信して。
それからっていうのは大体考えることではありますけどね、まずはそこかなーって感じですね。


キクヤマ:コロナがここまで拡大していなかった時にモリウミアスに参加した時、さっきの鮭のがあったんですけど、うちの児童が魚を釣って実際に捌いてみたいっていう意見があったんですよ。
そういうのは本当はやらせたかったっていうのはありますね。今はもう、なんですか、もう死んだものをそのままとか・・


シロ・アシミネ:(笑)。


キクヤマ:食べ物として備えられたものを持って来て。あとは畑の植物とか、野菜とかを収穫してってのは経験してるので。
実際生きているものをしめて、でなんか色々やって頂くっていうのも、ある意味命の循環、食の循環っていうのでは。
なんかそういうのも体験させてあげれたらなっていうのは思います。


シロ:確かに確かに。
なかなかその結構気を遣う部分というか、まあちょっとヘヴィーではないですけど、考えるところではあると思うんですけど。でもありですよね。


アシミネ:命をいただくっていうそういう授業的な体験もやっぱ必要なのかなとはありますよね確かに。
なかなか屠殺の場は結構きついですけどね。沖縄あるある、今はないか、昔は家庭で山羊をね・・・


シロ:シーっ!


アシミネ:(笑)、今はそういったのは衛生上禁止になってるので、なかなかそういうのはないのかなあ。うん。


シロ:幅が広いですね、体験させたいっていうのの。


アシミネ:そうですよね、なんだろ、初めての体験も必要かもしれませんけど、普段やってることを例えばなんかその道のプロの方がきたら、実は私たちが考えてたことと違うやり方をやってたりとかって面白い、新たな体験っていうか発見、そんなのは面白いのかなあと今ぽっと浮かびました。
普段何気なくやってるものなんだけど実際別の人がやると違うやり方になるんだとかね。おおって。そういったのもありなのかな。やってみたいことの1つに加えてもいいのかなと。


シロ:コロナ禍でやっぱり制限がある中ではあるんですけど、だからこそできることっていうのも、今回特にモリウミアスのも、実際にね、東北をつないでね。新しい形の体験学習だなあというのはあるんで。
ちょっとポジティブに捉えて、工夫しながら、このような機会、今後も提供していくことができたらなと思いました。
子どもたちがこれ始めたいっていうパターンもありそうですしね。特にオンラインとかそういう環境、子どもたちがどっちかっていうと私たちよりネイティブというか、そういう世代でもあると思うので。
だからこそ、もっともっと耳を傾けていきたいなって、思いました。
えっと最後になるのかな、モリウミアスのスタッフさんだったりとか、子ども農園をリードしてくださっている妙子さんだったりとか、体験学習の中で色々なエンカレッジ外の、エンカレッジの外から声をかけてくださって、サポートしてくださってる方だとかたくさんいて、そうした方たちへのメッセージ、は


アシミネ:今後ともよろしくお願いします!

今おっしゃって頂いた方だけじゃなくてね、過去、これから先、色々関わらせて頂くこと、関わって頂くこと色々あるかと思うので、やっぱりもうそういった方々といかに繋がりきれるかっていうのが私たち、こちら側のスタッフの仕事でもあるのかなって。
それがまた子どもたちに繋げていければ、プラスになっていくのかなっていうのは毎回思うことではありますけどね。
ほんとに皆様に助けて頂きながら、私たちが子どもたちを励ましていける、エンカレッジしていけるようになったら、今後もいいかなと考えています。


キクヤマ:やっぱりモリウミアスのスタッフさんっていう立場、新しい大人というか、まだ未だかつて出会ったことないではないですけど(笑)。
あんまり関わったことがないような個性の方もいたりするので、そういう面で、子どもたちの成長をなんだろう、なんていうんですか、制限つけないというか、本当に可能な限り子どもたちに関わってくださるので。
とってもいい機会になっているので、今後ともよろしくお願いします、っていう感じです。


シロ:エンカレッジの理事長が普段から言ってることで、子どもたちが夢と希望を持ち続けられる社会っていうところと、あと可能性に蓋をしないっていうこと。私たちも理事長から聞いていることではあるんですけど、可能性をどんどんどんどん伸ばしていくっていう点で、やっぱり私たちエンカレッジのスタッフだけではなくって、モリウミアスさん、妙子さんとかこれまでもこれからも関わってくださる周りの皆様のおかげでどんどんいろんな機会ができて、そこから子どもたちがどんどんどんどん可能性を広げていって。その体験を通して夢が見つかったとかそういう子たちも、話を聞いてると少なくないというか、というところもありますので。
これからも私たちも活動を真摯に続けながら、皆さんと協力して、子どもたちがより大きくなるじゃないですけど、そういう仕組みとか社会づくりに貢献していけたらなと思っております。
改めてモリウミアスのスタッフの皆様、妙子さん、と、これまでも様々な形で関わってくださった皆様、改めていつもありがとうございます。
今後ともエンカレッジをどうぞよろしくお願いします。

ということで、今回は、ちょっといつものLIVE配信と違ってちょっと司会が私だったのでゆるゆるだったかもしれませんが、ほんとにご覧いただきありがとうございました。


アシミネ:これからもゆるく長くよろしくお願いします。
















































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