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赤ちゃんの睡眠を制する者は育児を制す!ママパパが心にゆとりを持つための3ステップ!

赤ちゃんが生まれたばかりのママパパ、可愛いい赤ちゃんの誕生で喜んでいたのもつかの間、昼夜問わずくり返す授乳と寝かしつけに疲れていませんか?

・自分の時間が全く取れていない

・とにかく睡眠時間がほしい

・子育てで疲れを回復させる時間すら持てていない

・赤ちゃんに振り回される生活で、常に家事や仕事に追われている

2人の子育て中の私も、1人目が生まれたばかりの頃は...

昼夜問わず授乳と寝かしつけをしていて、部屋もとっちらかって、終わらない1日がずっと続いているような、まさにボロボロ状態でした。

では、生まれたばかりの赤ちゃんを育てているあなたが、自分の時間を持つためには、どうしたらいいのでしょう?

赤ちゃんを育てる人は、自分の時間をあきらめなければならないのでしょうか?

そんなことはありません!

ここで紹介する3ステップを実践したら、必ずあなたの心にゆとりができ、自分の時間を持つことができるだけではなく、赤ちゃんが健やかに育つことは間違いありません。

では、あなたも赤ちゃんもハッピーな時間が過ごせるようになるための、具体的な方法を紹介していきます。

赤ちゃん主導の生活はもうやめよう!授乳も睡眠もあなたが舵を切ることで生活が大きく変わる!

生まれたばかりの赤ちゃんを見ているのは、本当に可愛くて癒やされますよね。

でも一度泣き出すと、とたんに顔をしかめ戦闘モードになっていませんか?

もし、赤ちゃんが長く眠ってくれたら...ママパパにはゆとりができますよね。

だから、自分の時間を確保するためには、赤ちゃんの「睡眠」が大きなカギを握っているのです。

でも、昼寝をたくさんさせることは、赤ちゃんに不規則な生活を強いるので、健康によくありません。

大人と同じように、赤ちゃんも昼寝をしょっちゅうしていたら、夜眠れなくなり発育に悪い影響を及ぼします。

そうならないためには、赤ちゃんを一定のスケジュールにそって育てることが必要なんです。


赤ちゃんをスケジュールに合わせて育てる!?


心配される人も多いと思いますが、海外ではポピュラーな育児法ですし、その効果に近年日本でも実践している人が増えています。

※ここで言う「スケジュール」とは、大人の都合に合わせて行うものではなく、赤ちゃんの食事や睡眠に合った自然なスケジュールのこと


スケジュールについて分かる本には以下のような本があります。

・『0歳でも、1歳からでも大丈夫! 赤ちゃんが夜早く、長く眠る かんたん ねんねトレーニングBOOK』伊藤 かよこ 著

・『赤ちゃんもママもぐっすり眠れる魔法の時間割』清水瑠衣子 著

・『赤いライトで朝までぐっすり 赤ちゃん寝かしつけの新常識』ソフィア アクセルロッド 著

・『家族そろってぐっすり眠れる 医者が教える赤ちゃん快眠メソッド』森田 麻里子 著

・『【改訂版】カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』ジーナ・フォード 著


私が実際に実践したのは、世界各地300を超える家庭でカリスマ・ナニー(乳母)として12年間働いた経験の集大成が書かれている『カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』です。

今や世界中のママが子育てのバイブルとするこの本。

私が初めて実践した10年前には、この本しか無かったので選びました。でも、どの本も言っていることはだいたい同じなんです。あなたに合った本を参考にしてみてくださいね。


では、スケジュールで育てると、赤ちゃんはどうなるのでしょうか?

・これまであなたが抱えてきた寝かしつけや夜泣きなどさまざまな問題が解決される

・赤ちゃんが自分の力で寝つくようになる

・赤ちゃんがぐずって、どうすることもできない!という状況になる前に、赤ちゃんが何を求めているのかがわかるようになる

・夜長い時間眠れて、赤ちゃんもあなたもハッピーになれる

・十分な睡眠時間を取れる赤ちゃんは健やかに育つ

・スケジュールだから、毎日のあなたの予定が立てやすくなる

・お出かけや家事、仕事の時間が確保できる

・スケジュールだから赤ちゃんを他の人に預けやすくなる

もちろん赤ちゃん1人1人違うことは大前提。

たくさんの赤ちゃんから導き出された自然なスケジュールは、赤ちゃんのニーズに合わせて微調整も可能だから、きっちりとできなくても大丈夫。

ただ、本気で実践するなら、トラブルシューティングや赤ちゃんの月齢に合った注意点が書かれている本を、買って見ながらやることをおすすめします。


全ては赤ちゃんが夜長い時間眠ってくれるための伏線だ。

スケジュールは何のために組み立てられているの?

それは、赤ちゃんが夜長い時間寝てくれるようにするため。と言っても過言ではありません!

睡眠を充分に取れている赤ちゃんは、すくすく成長するだけでなく、精神的に穏やかである傾向があります。

それは、日々同じスケジュールをくりかえすことで、次に何が起こるのか?を赤ちゃんがわかっているからだと思います。


でもね、スケジュールは2〜3週間で変わるし、しかも分刻みで決められているんですよ。

・赤ちゃんを時間通りにコントロールすることなんて本当にできるの?

・なんだか面倒くさそう

・スケージュールで管理するのは赤ちゃんが可愛そう

・眠っている赤ちゃんを起こしてはいけないのでは?

こんな声が聞こえてきそうです。


私が初めてスケジュールを実践した息子が生後1ヶ月の時、かなり大泣きされました!これまでにないくらいのギャン泣きでした。

私も泣きたかったです!

なんでこんなに泣いたのか?というと、

私が生後1ヶ月までの間に、寝る時は「だっこでゆらゆらして眠りに入る」という寝かしつけを教えてしまっていたからです。

それを急にやめて、自分で寝よう!と置かれても、赤ちゃんからしたら、そりゃあ理不尽なわけで、嫌がるのは言うまでもありません。


でも大変だったのは、最初の2、3日。

数分泣かせっぱなしにしても、赤ちゃんは大丈夫だということを忘れないでほしいです。

ここをぐっと我慢して信じて待っていれば、赤ちゃんは必ず慣れていきます。

なので寝かしつけのクセが付いていない早い時期から、自分で眠りに入れるようにしてあげれば、私のような辛い数日は過ごさなくてもよくなります。


確かに、数週間で変化するスケージュールを把握して、いつ何をしたか記録しながら、家事育児をする生活は本当に大変です。

すんごく面倒だけど、あきらめないで続けていると、赤ちゃんは必ず答えてくれますよ。私はその時の喜びが今でも忘れられません。


できない日があってもいいんです。

予定がずれてしまっても、軌道修正しようと努力する事が大事。

その結果、ご褒美として、ゆっくり休める時間、笑顔になれる時間ができる。


むしろ、毎日やることが「決まってる」から楽だったと言うこともできます。最初は大変だけど、身につけば良いことばかり。

次はどうしよう、あれ、さっきいつどのくらい寝たんだろう?といちいち考えなくても済むようになるので、自分に余裕ができるのです。


細かいことはやりたくない。でもこれだけは守りたいスケジュールに乗せるための3ステップ!

とにかく疲れていて、早く休みたい、効果を実感したい!、とりあえずスケジュールをやってみる前に、準備運動として取り入れたい、という場合は、次の3ステップをやってみてください。

スケージュールで子育てしようとしているなら、ゆるーくこの3ステップを取り入れていくことで、スムーズに本格的なスケージュールに移すこともできます。


1.赤ちゃんの体内時計を発達させる「昼夜区別」

分刻みのスケジュールはちょっと難しいな、と思うなら、まずは赤ちゃんに昼と夜があることを覚えさせましょう。

昼:明るい場所、遊び、お出かけ
夜:真っ暗、静かな場所で寝る

昼と夜を教えてあげるのに簡単な方法は、部屋の「光」をコントロールすることです。

そこで、必須アイテムとなるのが、遮光カーテン。

赤ちゃんの寝る部屋が、調光できる照明だとよりGOOD。朝から夜にかけて、明るさを調節して昼と夜を表現していくといいです。

【注意すること】
・昼寝もカーテンを閉めて部屋を暗くする
(大人も眩しいところで寝るより、多少暗い部屋の方がリラックスできますよね)

・赤ちゃんを起こす時は、カーテンを開けて自然に目を覚ますのを待つ
(寝入るときも起きるときも自力でできるように促す)

・夜中の授乳は間接照明で
(遊びの時間ではないため、目を合わせず授乳するのがよい)

よく子どもは疲れたら寝ると言う人がいますが、赤ちゃんは疲れすぎてしまうと、興奮して逆に眠れなくなってしまうので、刺激を与えすぎないよう気をつけてくださいね。


2.睡眠環境は超重要!ちょっとでも気になることがあると眠れない!

赤ちゃんはわずかでも気になることがあると、眠れないんです!だから、赤ちゃんの睡眠環境は特に気を使いましょう。

✔部屋の湿度
✔部屋の気温
✔寝具(危険がないかどうか)
✔部屋の明るさ
✔赤ちゃんの服装
✔うるさくないか
✔お腹がすいていないか
✔おむつが清潔か

赤ちゃんが眠っている向きによっては、カーテンの隙間から入ってくる光、ドアの隙間から入ってくる光が気になって眠れない、起きてしまうという場合があります。

また、寝返りするころまでは、赤ちゃんを「おくるみ」で包むといいです。

寝ているとき、ピクッと動く「モロー反射」で起きてしまうの防いだり、お腹の中にいた時のような安心感を感じるからです。また、布団を蹴って窒息する危険も防ぐことができるのでおすすめです。


おくるみをしない赤ちゃんは、寝ている時に掛け布団がズレないよう、布団の端をマットの下に挟みこんで動かないようにしてみてくださいね。

睡眠環境をしっかり整えることで、赤ちゃんが質のいい睡眠ができ、あなたも自由時間を満喫することができるでしょう。


3.どんなことがあっても、ズラしてはいけないこととは?

1日の予定がハチャメチャになってしまっても、これだけ、ズラさなければ翌日挽回できることがあります。それは、

「沐浴 → 授乳(食事)→ 睡眠」という流れをする時間

この過程は1時間くらいかかります。もしかしたら、朝沐浴するという人がいるかもしれませんが、スケジュールでは夜の睡眠の前に設定されています。

例えば、夜7時に寝てほしかったら、沐浴は夜6時にする必要があります。

その日何をしたかにもよりますが、この時間だけでも守れれば、翌日大きくスケジュールがズレるということを防ぐことができます。


赤ちゃん目線であらゆる「原因」を取り除け!即実行で効果あり!

あなたの時間を確保するためには、とにかく予定通りに赤ちゃんが眠ることに尽きます。

だから、赤ちゃんの睡眠をいかに妨げないかにフォーカスして、考えられる要因を前もって取り除いておきましょう。

赤ちゃんの睡眠を妨げる原因は?
1.環境
暑い、寒い、眩しい、うるさい、おむつが気持ち悪い、衣類、寝具など

2.医学的
熱、呼吸障害、耳の感染症、腹痛、胃食道逆流症、アレルギー、歯が生えるなど

3.心理的
寝る前のママ・パパとやり取りの影響、恐い、もっと遊びたいなど

あなたが赤ちゃんをよく観察し、気づき、その原因を取り除いてあげなければなりません。

寝る前はリラックスな状態にさせる必要があるので、夫婦喧嘩をしたり、刺激的な映像などは見せないようにしましょう。

大人も一緒ですよね。気がかりなことがあったり、寝苦しい環境だと、質の良い睡眠はできません。


また、今の赤ちゃんのスケジュールや記録しているものは、紙に書いて見やすい場所に貼っておくことがおすすめ。

・ママパパが協力しやすくなる
・次にやることがわかるから準備できる
・赤ちゃんが泣いている原因を予測しやすい

これらをしておくことで、行き当りばったりの赤ちゃん主導の生活から開放されます。


赤ちゃんの睡眠を制するものは1日を制す

子育てをしながら、日々を回すのは本当に大変。1日があっという間に過ぎていきます。

自分の時間がほしい、そう願うなら、赤ちゃんに振り回される前に、あなたが主導権を握り1日を進めていくことで、生活が大きく変化します。

■自分の時間を確保するためには、赤ちゃんを一定のスケジュールで育てる必要がある

■自分の時間を作るカギは、赤ちゃんの「睡眠時間」をどれだけ管理できるかに関わってくる

■赤ちゃんの睡眠時間を整えるには、
 ・昼と夜の区別をつける
 ・睡眠環境を整え、睡眠を妨げる「原因」を予め取り除く
 ・沐浴〜夜の睡眠の時間帯だけは毎日同じにする

ここで紹介したことを実践すれば、行き当りばったりの生活よりはるかに、心のゆとりが持てると思います。

まずは、あなたがゆっくりと休めるよう、赤ちゃんの睡眠を制してほしいです。

余裕ができてきたら、あなたと赤ちゃんに合ったスケジュールを組み立て、自分時間を満喫しながら、かわいい赤ちゃんとの生活をハッピーに過ごしてほしいと思います。

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