『コンビニ年齢確認に「バカなルール」「大嫌い日本」 ブチギレ客に騒然...セブン運営は「一方的な言動と推察」
』
ヤフコメを見ながら思ったことをいくつか書きます。
一つ目
には同意します。
そこははっきりさせておいたほうがいいです。
ただし、後述しますが、このかたの怒りにも私は同意します。
二つ目
できるのでしょうかね。
⇒
『日本人は仲良くはなれてもケンカができないから ― 九州「高速道路・外国人向け定額乗り放題」トラブルについて』
三つ目
正義やルールに関わらず、積極的に当事者になりたくないタイプ6が
抜け道を作り出して責任を相手におしつける行為をして
本来の目的を形骸化・儀式化しているので、これはタイプ6な文化を共有している人たちにしか理解や同意ができないものです。
そりゃ外国人はその形骸化したタイプ6的儀式の押し付けを不満に思うでしょう。
四つ目
タイプ6は思考センターの否定点で思考停止な国民ですから。
外国人に「(そこまで頭を使わないなら)国に死ねと言われたら死ぬか」みたいなこと言われていますけど、
タイタニック・ジョークで、日本人に言う言葉は「皆さんそうしてますよ」ですからね。思考停止なんですよ日本人は。だから「ロボット」に見えるのもごもっとも。昔は欧米人から「アリ」に例えられていました。
五つ目
関連して
『梅沢富美男、成人確認ボタンにブチ切れ 「19歳に見えるわけねぇだろ!」』
に似たような話が出ています。
これはコンビニでお役所対応を取っているということです。
つまりタイプ6な日本人なら誰だって杓子定規なお役所仕事体質なわけです。
馬鹿なルールでも、そのルールに依存し、それに縛られ、思考停止で行動していくわけです。
理屈で考えたら、梅沢富美男が19歳に見えないので、そのまま売ればよいわけです。
ただし、それをやっていくと、いちいち判断することになり責任も生じます。それは判断や責任が嫌いなタイプ6にとってはストレスです。
なので多少無駄や矛盾があっても、一律にルールに沿ってやるほうを、判断や責任が嫌いなタイプ6は選びます(それが自分の安心・安全・安定を保証してくれる限り)。
六つ目
この意見には賛成です。
ですがそれはかなり難しいと思います。
日本は安心・安全・安定が大切なエニアグラムのタイプ6の国で、
タイプ6は、安心・安全・安定のために、減点思考で考え、ルールを足していきます。
その上で、
安心・安全・安定が好きなタイプ6は、既知を安定としてとらえ、変化を不安定ととらえます。
すると、足されたルールは既知なもの安定したものとして、それ以降、変更されなくなります。
判断や決断が苦手なタイプ6は、既存のルールに不満をもったとき、それを明示的に変えたり、消したりする判断を避けるので、
形骸化でそれに対応しようとします。
明示的な判断や決断は、タイプ6にとってストレスです。タイプ6は、その判断や決断の当事者になることを嫌がります。
結果として、加算されたルールの減算がタイプ6日本社会にはできません。
余計なことを書けば、
ならば、どうすれば、加算されていくルールや規則を減らすことができるのか? となると、
ご破算に持って行くしかありません。
日本の歴史で言えば、明治維新や太平洋戦争後の日本がそうなります。
小さく初期化できない日本は、大きく壊して(もしくは壊れて)初期化するしか方法がないんです。そういった問題を日本は抱えています。
最後に本編とはまったく関係の無い蛇足。
「ご破算」という文字を変換しようとして「ごわさん」と入れたのだけど変換できなかったので少し調べました。確かに平仮名では「ごはさん」となるようです。でも「は」は「ha」とも「wa」とも読めます。音はどうなのでしょうか。
女王の読みがいつの間にか本来の「じょうおう」から「じょおう」になるようなことが、この振り仮名から起こる怖れを感じた次第です。