今こそ、実力以上の力を出せ

今日は、tomekantyou１さんかっこよい写真をお借りしました。

さて、『今日は自分の持っている力以上を出すには』をテーマに書いていきます。

結果を出すこと。どの世界でも大事なことです。スポーツでも仕事でも結果は常に求められます。良い結果を出すために努力をして頑張るというのは当たり前のように、必須です。笑

そして、その結果を実力以上のものにしたいのであれば、自分のためにやるということを捨てる必要があると思います。

『サッカーで一番大切なのは自己犠牲』

この言葉は、中学を卒業する時にあるコーチが色紙に書いてくれました。最初は、「なにを書いているのか。」「何言ってんだろう。」と全然理解ができませんでした。高校に入ってサッカーをしていても、『それ』になかなか気づくことは出来ませんでしたが、高校最後の年の3年生になって試合に出れるようになってから、この言葉の意味が分かった気がしました。

自分の欲を抜きにして、人のために身を削れるか。

私が、試合で意識していたこと。それは、【仲間のために】でした。私は、お伝えしてきた通り高校、大学は一番下のチームからのスタートでした。高校3年生になるまでに全カテゴリーを経験して、TOPチームに上がり試合に出ることができました。なので上手いわけではありません。そんな私が、上手い選手達とは違う経験をしてきたからこそ、できることがありました。
それは、『仲間の気持ち』です。いろいろな想いを知っているからこそ仲間のために、自分がどうなってでもいいから戦う。ということでした。

上手い選手たちは、初めからTOPチームから、またはある程度上のカテゴリーからスタートできていました。ですが誰もがそこからスタートできることではありません。今まで相当な努力をしているからこそ、上手いと思っています。初めから上手いとは思っていません。

私は、ありがたいことに全カテゴリーを経験させていただいき、いろんなカテゴリーのいろんな想いを知っています。上を目指して頑張っても報われなかったり、試合に出れず悔しい思いをしながらもTOPチームの応援をしたりと自分も経験していますし、気持ちがわかります。

なので私が試合に出るときは、みんなの想いを代弁する気持ちで闘っていました。人一倍知っているからその気持ちを力に変えてきました。

もともとTOPチームにいる人達には、下のカテゴリーを経験してないから想像でしか考えられない。でもこれは、しょうがないことなのです。経験をしてきてないから。そしたら、下から這い上がってきた私みたいなのが伝えればいいし、プレーで見せればいいのです。その役割は私にあると思っていました。

足は遅ければ、上手くもない、そんな私が毎試合闘ってこれたのは一生懸命やっている仲間がいたからです。

そんな仲間がいるからこそ、絶対に負けれない。自分が出てる以上、負ける姿は見せられない。そう思えると、自分の実力以上の力出ると思うのです。

その結果が、自分のためになる

ここで大事なのは、自分のためにやることが仲間のためや実力以上の力が出るということではなく、仲間のためにやることで自分のためだったり、実力以上の力が出るということです。

プロになりたい人達にも、これは必要なことではないかと思います。自分が自分がでは限界はあると思います。

試合前には、仲間の顔を思い浮かべその人達のために闘うことを決めて試合に挑んできました。高校の頃には、プロになりたいとかは思っていなくて、自分が目立ってやるとかを思ったことはあんまりなかったです。(点を決めて勝ちたいとかは、ありました。)自分よりも、結果としてチームが勝てばいい。負けても、みんなが納得してくれるくらいの試合をしたいと思っていました。

そう思える人が周りにいるかは大切

あの人のために、あの上司のために。皆さんの周りには、そんな人達がいますか。身近な人でも、目に見えていない人達でも、そう思えることは大事だと思います。決して多くはないとは思います。

人のために本当に頑張れることはなかなかできることではないと思います。だからこそ実力以上の力を発揮すると思います。

そう思える人達がいることに感謝し、大切にして行動をとるということが、いつかものすごい結果に繋がってくることを信じて、私もまた頑張ろうと思います。