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自分らしくセンスを磨いていく方法

「自分にはファッションセンスがない」そんなことを思ったことがありませんか?

「あの人はファッションセンスがある」「彼にはセンスがない」など、長い間、アパレル業界で仕事をしてきて、よく聞くのがセンスについて人を評価する言葉です。

過去のnote「センスとは生き方の哲学である」でも書きましたが、自身の経験から、先天的なものと捉えられているセンスのイメージに対して、違う考え方をもっています。

センスは持って生まれたものだけでなく、知識を身につけたり努力することで磨かれていくと思っているからなのです。

じゃあどうすればセンスは磨かれるのか?

センスを磨いていくためには段階を踏んだ正しい考え方が必要です。

①自分がどうありたいのか、どう生きたいのか?
②どんな姿が自分らしく、どんな印象を持ってもらいたいのか?
③自分の持つ内面と外見的イメージにギャップがあるか?
④自分の外見的特徴を理解しているか?
⑤自分らしさを表現するにはどんな色やスタイルがいいのか?
⑥センスを磨くということはセルフブランディングすること

状来のように自分に似合う服を探すということではなく、自分のなりたい姿や生き方に合う服やスタイルが何かと考えることが大事なのです。

①自分がどうありたいのか、どう生きたいのか?
センスがいい人には、自分に軸があります。しっかりとした軸があれば、流行やブランドなどに惑わされずに服を選んだりすることができます。服選びの前に、自分の生き方やなりたい姿を明確にすることが重要なのです。

②どんな姿が一番自分らしく、どんな印象を持ってもらいたいのか?
自分のあり方を明確にしたうえで、どんなスタイルをすることが、自分らしく心地良く感じるのか。また人にどんな印象を持ってもらいたいのかなど、潜在的に持っている自分のイメージを言語化していくことが大事になります。

③自分の持つ内面と外見的イメージにギャップがあるか?
外見は内面を映す鏡とも言われます。今の自分の内面と外見のイメージが一致しているのかどうか、本来の自分の強みを外見に生かされているかなどを自己分析することが必要になります。

④自分の外見的特徴を理解しているか?
なりたい自分を具現化するうえで、自分の体型や外見的な特徴を理解することが大事になります。体型を客観的な視点で知ることで、より自分に合った服を選ぶことができ、コンプレックスでさえ武器にすることができるようになるのです。

⑤自分らしさを表現するにはどんな色やスタイルがいいのか?
自分のあり方や生き方のスタイルを明確になれば、どんな色やスタイルがいいのか、選ぶ服の輪郭がみえてくることになります。後は考え方に沿い選択の幅をしぼって実際に服を選び着こなしていけばよいのです。

⑥センスを磨くということはセルフブランディングすること
自分が一番心地よい状態、自分がパフォーマンスを発揮しやすかったり、ポリシーを表現できる見た目にするということは、それ自体が自己演出であり、すなわち自分自身を「ブランディングする」ということなのです。

なんとなく服を選び着るのではなく、明確な意思を持って装うことは、他者からも魅力的に見え、それがセンスが良いという印象を持ってもらえるようになっていくことになります。

服には思想があることを理解する

自分のポリシーに合った服を選ぶ上で大事なのは、服には思想や考え方があることを知ることです。西洋が発祥となった洋服の長い歴史やルーツによって、服にはつくられた考え方があるのです。何気なく服を選ぶのではなく、服の思想を知り、そのうえで自分の考えに近いものを選択することが、センスを磨いていく近道になっていくのです。

今回の2月12日のトークイベントでは、こういった内容についてお話させて頂きたいと思っています。今までとは違うセンスについての考え方や磨き方だけでなく、服を選ぶ際の考え方、服の持つ思想についてなど。

今までのファッションに対する考え方とは違う、誰にでも取り入れやすい内容をイベントでは、より掘り下げてみたいと考えています。

また、Twitterやnoteでは話したことのない今まで実際に出会ってきた有名人のセンスや着こなしに関する話など、楽しんでいただけるような話題にも触れていきたいと思っています。

イベントではこんな内容をトークしたいと思っています。

・センスを磨くための考え方とは
・考え方を軸にした具体的な服選びの方法論
・欧米各国が発祥となっている服の考え方を解説する
・お洒落とセンスの違いについて
・どうして同じ服を着ても人によって違って感じるのか?
・自分をブランディングする考え方
・センスに自信を持てることで自己肯定感が上りポジティブになる
・愛着を持てる服を選ぶことがサステナブルな世の中を実現していく
・質疑応答

こういう方はぜひご参加ください。

・自分にはセンスがないとあきらめている人
・センスの磨き方がわからない人
・自分のなりたい姿がわからない人
・自分に本当に合う服を選べるようになりたい人
・服の選び方がわからなくて困っている人
・人と比較してコンプレックスを感じてしまう人
・服を着ることで自分らしくポジティブに生きたい人
・流行を追うのに疲れてしまった人
・ファストファッションだけでは満足できない人
・長く着られる服を選べるようになりたいと思っている人
・サステナブルな考えを自分も取り入れたいと思う人
・未経験からでもデザイナーになりたいと思っている人

出演者プロフィール

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江森義信
メンズファッションデザイナー クリエイティブディレクター
1964年生まれ 東京都出身
一般大学を卒業後、アパレルメーカーに入社。全くの未経験から独学で学び、デザイナーになってからの業界経験は30年になる。
ハリウッド映画「ゴッドファーザー PART 3」の衣装提供を行ったイタリアブランドでの11年のキャリアを始めとして、多数のブランドのデザインに携わる。
アパレルデザイナー時代から、ヨーロッパのファッションに深く触れることにより、日本との服に対する考え方の違いを認識する。
フリーとして独立後は、デザインだけでなくディレクションなども手掛け、たくさんの事業にも携わる。
2019年3月より、Twitterやnoteで服の着こなしや考え方、ファッションビジネスのあり方などについて発信を始めるなど、デザインだけでなく活動の幅を広げている。
ファッションを誰にでもわかりやすい言葉で伝えることにより、流行だけに惑わされず、服を着ることを楽しめる人が一人でも多くなることを夢見て、日々活動している

最後に

今までとは違う、ファッションやセンスに対する考え方をお伝えすることができる機会になればと思っています。服を着ることを楽しめるように、自分らしくポジティブに生きていく力に服がなれることを切に願っています。

イベントの動画です。

2月12日のトークイベントの動画が販売されています。もしイベントの内容にご興味のある方、よろしければご購入してみて下さい。よろしくお願い致します。



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