EMOCAL

スポーツビジネス界のイシューをエモーショナルにロジカルに分析し、1つ深堀りした情報を発信します!現在、日本ラグビーのプロ化に向けて、海外ラグビー情報を分析中!

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最近の記事

米国マイナーリーグの最低年俸をめぐる裁判

(この記事は2.5分で読めます。約1,500文字)  2020年10月5日、米国最高裁がマイナーリーグ選手たちによる最低年俸をめぐる集団訴訟の提訴を受理し地方裁判所で争うよう手続を進めた、との報道がありました。本日は選手の年俸とチームの経営について考えていきたいと思います。 (参考記事) https://www.cbssports.com/mlb/news/supreme-court-clears-way-for-class-action-lawsuit-from-min

    • 中国サッカーの野心(2020/9/25 EiF Magazine)

      (この記事は3分で読めます。約1,800文字) ※トップ画は、EiF Magazineの当該記事より転用  2020/9/25(金)にEiF Magazineにて取り上げられていた、アジアのサッカー専門家 John Duerdenが、2018年9月にリリースした中国のサッカーへの投資に対する近況の記事から、中国サッカーについて考えてみました。 (参考記事) https://eifmagazine.substack.com/p/enter-the-dragon-chinas

      • 急速に伸びているE-Bike(電気自転車)の今後の市場について(BIKE europeより)

        (この記事は2分で読めます。約800文字) 2020年1月の自転車関連のwebメディアである「BIKE europe」に、E-Bikeの市場に関するレポート記事が掲載されていました。ヨーロッパを中心に急速に普及し、日本でも広がりつつあるE-Bike市場について、その普及の背景や可能性について、記事を要約しつつ、考えていきたいと思います。 (参考記事) https://www.bike-eu.com/market/nieuws/2020/01/deloitte-study-

        • 【004】南半球を代表するの複数国ラグビープロリーグ ~Super Rugby~

          (この記事は約12分で読めます。約5,800文字)  これまで、フランスTop14、Pro14と触れて来ましたが、今回は南半球を中心としたラグビーの大会であるSuper Rugbyについて調べ、そこから日本ラグビーの未来に関する考察をしてみようと思います。 南半球のスポーツ人気  Super Rugbyには、2020年時点でオーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、アルゼンチン、そして日本のチームが参戦していますが、日本を除く各国のスポーツ人気について見ていきましょう

        • 米国マイナーリーグの最低年俸をめぐる裁判

        • 中国サッカーの野心(2020/9/25 EiF Magazine)

        • 急速に伸びているE-Bike(電気自転車)の今後の市場について(BIKE europeより)

        • 【004】南半球を代表するの複数国ラグビープロリーグ ~Super Rugby~

          スポーツの権利販売方法の変化の必要性(SportsProMediaより)

          (この記事は3分で読めます。約1,700文字) 2020年9月17日(木)のSportsProMediaに、Eleven Sportsの会長兼創設者である Andrea Radrizzani 氏が、今後のスポーツのメディア放映権の販売方法におけるPrivate Equity(以下、PE)の重要性を語っていましたので、本日はこちらについて考えていきたいと思います。 (参考記事) https://www.sportspromedia.com/news/andrea-radri

          スポーツの権利販売方法の変化の必要性(SportsProMediaより)

          【003】世界最大規模の複数国ラグビープロリーグ~Pro14~

           (この記事は約10分で読めます。約4,700文字)  今回は、一つの国の中でクラブチームが戦うのではなく、複数の国からクラブチームが参加して戦うリーグ(以下、「複数国リーグ」とする)Pro14を取り上げてみたいと思います。一般的に、サッカーやバスケなど他のスポーツでは一つの国の中にプロリーグが存在していますが、複数国のクラブが参加するリーグが存在するのはラグビーの一つの特徴とも言えると思います。なぜ単一の国のリーグではなく、複数国でリーグを形成することになったのか、歴史や

          【003】世界最大規模の複数国ラグビープロリーグ~Pro14~

          Bリーグの「フェイズ2」~主要人事異動から推測する今後の方向性~

           2020年8月13日から8月16日にかけて、Webメディア「BASKET COUNT」にて、Bリーグのインタビュー特集「フェーズ2のBリーグを占う」が行われました。特集では、本年に入って行われた主要人事異動後のBリーグ「フェイズ2」について、Bリーグのトップマネジメントの皆さんが語っています。 第1回:Bリーグ代表理事COO 古川宏一郎氏 第2回:Bマーケティング執行役員 増田匡彦氏 第3回:Bマーケティング取締役兼Bリーグ執行役員 佐野正昭氏 第4回:サービス企画本部

          Bリーグの「フェイズ2」~主要人事異動から推測する今後の方向性~

          シント=トロイデンVVのスポンサー獲得の勢いすごい感

          合同会社DMM.comが経営するベルギーのサッカープロリーグ1部のシント=トロイデンVV(STVV)が、コロナ禍の中でもスポンサー獲得のプレスリリースが勢いよく出ています。 https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/42484 スポンサー獲得状況2020年5月から2020年8月9日まで、なんと17件! サプライヤー契約を除けば15件。恐らく新規スポンサー獲得数は9件という状況です! (PR TIMESの文面より判断)

          シント=トロイデンVVのスポンサー獲得の勢いすごい感

          【002】世界最大規模の単一国ラグビープロリーグ~フランスTOP14~

          (この記事は約8分で読めます。約3,900文字)  ようやくスタジアムでのスポーツ観戦が許可され、徐々にスポーツ界も明るいニュースが増えてきました。2019年に盛り上ったラグビーも、2022年1月開幕の新リーグ設立(*1)や、世界レベルのトップ選手のトップリーグ参戦(*2)と明るいニュースがあり、2020年も楽しみになってきました。  そこで、今回は、昨年のラグビーワールドカップ(RWC)でも日本中を沸かせた、日本代表の松島幸太朗選手が移籍することでも話題になったフランスの

          【002】世界最大規模の単一国ラグビープロリーグ~フランスTOP14~

          【001】EMOCALの自己紹介と第1回テーマ「日本のラグビーを考察する」について

          (この記事は約4分で読めます。約1900字。) はじめまして。EMOCAL(エモカル)です。 スポーツ界にとってビッグイヤーともいえる2020年が始まった頃には、予想すらできなかった状況が今起こっています。この状況は今後の社会構造への影響を与えています。スポーツは、心や体の健康に良い影響を与え、また、スポーツを通じて社会的にも文化的にも充実した人生を送る機会を提供してきました。新型コロナは、もちろんスポーツに対しても、あり方や存在価値を問い直すきっかけになることが予想され

          【001】EMOCALの自己紹介と第1回テーマ「日本のラグビーを考察する」について