こんな最悪な日にお兄ちゃんが電話をくれたから。

なんて日だ

今日はショックだった。

簡単に言うと、誤解された。
しかもけっこう身近（だと思っていた）な人に。

サラッと
「○○じゃないん？」と言われて
”そんなわけねーだろーーーーー！！！！”って
叫びたくなるレベルの勘違いだった。

なんかつらい。

夫に相談したら「気にしなくて良いよ」と言われた。
母に相談したら「それはわかるけどエマの○○もいけなかったんじゃない」と言われた。

なんか、もっとつらくなった。

「ごめん・・・ちょっと1人になる・・・」

布団の上でスマホを見ると
お兄ちゃんから「いま電話できる？」のLINE。

なにごと！！！！！

忙しすぎるお兄ちゃんからLINEが来るのは
1年に3回もない。
どうしたお兄ちゃん。

「できるよ～」と返信すると
秒で電話が来た。

お兄ちゃんからの電話

話を聞いてみると
お兄ちゃんも身近な人にうまく真意が伝わらず
怒る気力もなくなってお前に電話した、ということだった。

私「それはたしかに嫌だよねえ」

わたしのお兄ちゃんは39歳なのだが
見た目がファンキーすぎて
誤解されることもよくある。
でも中身は誰より優しい。

兄「人間見た目じゃって言われたわ」

私「なるほどねえ」

正直、わたし自身は見た目を気にする。

この髪色は逸脱していないかなとか、
この服装はカジュアルすぎるからやめておこうとか。

だからお兄ちゃんの「人間見た目じゃない」論に
大賛成！！！！というわけではないが
お兄ちゃんにとって
「人間見た目と言われて悔しい」気持ちがあるというのは
何となくイメージがつく。

だから「なるほど」が出た。

バラバラ3兄弟

わたしたちは3兄弟（兄・私・弟）で全員B型。

みんな他人が割とどうでもいいというか、
自分の美学を追究するタイプの3人なので
お互いしゃべっていても
「すげー同感！！！」はあまりない。笑

だけれど、それぞれの価値観が熱いので
聞いていて面白い。
同感っていうより、「そうなんだ」と聞いて
お互いの考えを受け入れている感じの兄弟。

お兄ちゃんの反応で気づいた本音

私「お兄ちゃん、実は私も今日誤解されてねえ
　　は～～～～ってなっとったんよ」

兄「そうなんか？」

ことの顛末を説明する。

私「それでね、それがめっちゃイラッてきたんよね」

兄「そりゃそうじゃろ！お前ががんばっとること
　　そいつは何もしらんわけじゃろ！
　　それでそう言われたら腹立つで」

(ﾟ_ﾟ)！！

あ、わたしがほしかった言葉ってこれかも・・・・！

「気にしなくて良いよ」は
「相手の言葉は一理あるかもしれないけど」感があってつらかった。

「エマの○○もいけなかったんじゃない」は
ドストレートパンチっていうか、正論すぎてつらかったのかもしれない。

お兄ちゃんは「イラッときた」というわたしの気持ちを聞いて
「そりゃあ腹立つで」と受け入れてくれた感があった。

しかも「お前が頑張っていること相手は知らない」と付けてくれたことで
「あ、お兄ちゃんわかってくれた」と思えたんだろうな。

誤解されたとき、わたしの努力を全部否定されたような気持ちになったから
つらくなったというのも自分で腑に落ちて、
お兄ちゃんにめちゃくちゃ感謝した。

相手のつらさを和らげるのは何か

電話を切った後、
つらさを消してくれるのは「あなたはそう思うんだね、わかる」の
寄り添いと受け入れだなと気づいた。

こんこんと説得したり納得させようとしなくても
目の前の人の気持ちをオウム返ししてあげるくらいで
人は救われるのかもしれないな。

お兄ちゃんありがとう！
次に電話するのは半年後くらいかもしれないけど
いつも応援してるよ。

お互いのステージで輝こうね。