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知らずと傷付いている人へ*【HSP】あなたは決して悪くない*


さっきの、

わたしの関わり方は、私の一言は、

正しかったかな?相手を傷つけていないかな?

考えて考えて、

何故か自分自身でも分からないままに

苦しい思いをしていらっしゃる方が

今も沢山いらっしゃると思います。


私自身もそうでした。



小さい頃から、なんで苦しいのか

何故苦しいのか悲しいのか分からなかった。


自分自身がHSPという体質なのでは?と気が付けたのは同僚からの一言でした。


「なんとなく、テレビの特集みてて、そんな感じがしたから、何か思うことがあったら、言ってね」

正直、言われた特徴が

当てはまることばかりで、

打ちのめされた気分でした。


しかし、その言葉だけで救われ、

自分でも自分の感情について知ろうと思う事ができました。



だからこそ、自分の特徴に気が付かずに

傷付いている人には、あなたは悪くないと気がついて欲しいと思い、この記事を書きます。



私も最近、気がついたばかりなので、一緒に克服できたらと思っています。


私が苦手だったこと



私には兄妹がいました。

真ん中っ子の宿命もあるかもしれませんが、

「空気を読む」ことが当たり前で得意技でした。



どんな状況でも、自分のキャパシティを考えずに物事を引き受け、


勝手にひとり孤独に陥り、溜め込んでは爆発していました。



恥ずかしことですが、

人に頼ることが、どうしても出来ませんでした。

いまでも人に頼ることが苦手です。



母に「自分は今の状況が苦しい」と泣きつけたのはHSPの特徴を自分で認められた20代後半を過ぎてからでした。


母は取り乱す私に驚きながらも、

あなたの心の変化に何も気がつけていなくて、ごめん。

と受け入れてくれました。


厳しかった母が、このわたしの弱さを受け入れてくれるとは思いもしませんでした。


この時だけは、弱さを打ち明けるのは

悪くないことだと思うことができました。


他の人の感情に敏感


家族、職場、友人、

環境に構わず、自分なかで相手の機嫌パラメーターが出来ており、


「あ、今日はこの人機嫌が悪い」
「あ、今日はこの人機嫌良い」

というのが、図らずも感じられてしまいます。

自分自身で意図はしていません。

感覚的に、無意識で感じてしまうからこそ、HSPは苦しいとのだと思います。

感じたくなくても、相手の気分を感じてしまうからこそ、

気を使いたくないのに気を使ってしまうのだと思います。


何より人が嫌いなわけじゃない


正直、人といることは疲れます。

出来れば、家族とも友人とも一定の距離をとって暮らしたい。


感情が嫌でも手に取るように伝わってくるから。


自分以外の感情に振り回されるのは

どうしても疲れてしまいます。


周りの人は好きだけど、好きだからこそ、

私と関わることで嫌な思いをさせたら嫌だし、

そんなことで相手を嫌いになりたくない。

考えすぎだと思われるかもしれませんが、

それが私にとっては苦しいことだから、

とにかくリスクを減らして暮らしたい。


それがわたしの心の平穏にも繋がると思ってしまうのです。


矛盾のなかで苦しむ人へ


おそらく、上記の内容を読んでいて

矛盾を感じる方もいらっしゃると思います。


人は好きだけど、自分をさらけ出せないとか、

「甘えてるのか?」と言われたこともあります。

「1回、全く人に気を使わないって日を作ったら、変わるんじゃない?」


と言われたこともあります。

それが出来たら、おそらく私たちは楽になれます。

それが出来なかったからこそ、いまこの記事を書いています。

私もまだ、克服の仕方は分かりませんが、

もし、「自分はおかしいのかな?」と思っている人がいたとしたら

あなたは、全くおかしくないです。


あなたが苦しいと感じることは

確かに苦しいはずだから、

自分を責めて、さらに自分を追い込まないで欲しい。


私たちは敏感なだけで、

何もおかしいわけじゃない。

時々忘れがちですが、それを忘れないだけでも

今後の希望になるはずだと思い、記事にさせて頂きました。


同じようにHSPで苦しむ方々に向けて。

少しでも力になりますように。






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