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優しさは1番強い

お家で出来るヴィパサナー瞑想8日間にチャレンジ中タイ在住の師からの贈りものわたしの為の私時間

3日目〜4日目


朝晩毎日1時間。オンラインでガイドを受けながらの瞑想はとても楽しい。

何故じっとしているのが楽しいのか?(実際はゆっくり動いて観察したりもする)わたしが私を観ていることは、何よりも大切で喜ばしい時間なんだと本当に実感している。

食事もベジタリアンに切り替え、野菜中心の、アーユルヴェーダお粥キッチュリを毎日3食。これも3食と決まっている訳ではない。好きな量を好きなだけ食べる。

わたしにとっては初めての経験だ。しかし、我慢が出来ないほどの欲求が出てこない。ダイエットのつもりでやっていないが、既に体重が2キロ落ちていたのには驚き!

そして熱が身体からどんどん出る。汗も沢山出てきて、むくみが少しずつ解消。そして、汗がいつもより臭う…(ニオイに敏感になったと思いたい…)

ダイエット経験があるが、我慢しようとすればするほど、反発して身体が欲しがる。そして、変なものを入れてしまう。私は甘いものが大好きなので、無理に抑えると爆発が起こる。反動で食べてしまう事が多かった。

しかし、今はそんな感覚はない。お腹が空いたという感覚があるので、その時は1度立ち止まり、本当にお腹が空いているのか考えてから食べる。の、繰り返し。

そんないつもなら、考えず、無意識にしてしまう行動やその行動はなぜしたいのか?その時の感情もしっかり観察している。

そして、朝の瞑想中には歩く瞑想中にお腹が動く感覚をしっかり感じ、トイレに向かって身体の動きを観察したり、最初立つ瞑想中腰の痛みを感じ、次の日には痛みを感じなかったので、力を入れ過ぎていた事に気付いたり。

このように1時間の瞑想中と、生活の中での瞑想。どちらも大切な時間である。

わたしがマインドフルネスを知り学べた事で、自然に出てきた言葉

「私強くなった」

以前のわたしは漠然とした不安を抱えていた。その漠然とした不安がいつのまにか消えていた事に気づき始めたのは、見たくないものをしっかりと観る練習をしたからこそだった。

わたしの何十年と持ち続けて、いつの間にか大きくなっていた不安や恐怖、寂しさがだんだんと小さくなっていく。

その度に感じるのは、わたしの精神が強くなっているという事。

精神というのか心というのか?         見えない実態のないものなので、いつも曖昧でハッキリと断定するのが難しい。しかし、だからこそハッキリさせようと力を入れて握りしめれば握りしめる程、どんどん苦しくなっていた。

今でも全く苦しくなる事がない訳ではない。わたしが私に優しくなった事で、確かにわたしはとても大きくなり、強くなった。

強さは誰かに恐怖を与えるものではなく、1番の強さはわたしの内でどんどん大きくなる優しさそのものだ。

先ずはわたし

すぐに忘れて、また周りに振り回されている事もある。しかし、だんだんと、それに気づき、わたしという私に戻れる時間がとても大切だと気付ける様になると、また更に素早く戻れる様になった。

今日で5日目。日々の生活は予定通りではない事がおき、集中したくても何も無い毎日が送れていない。

しかし、それでもいつもこの純粋なわたしの私時間がいつもわたしの中には必ずある。

集中して師につく事で、わたしはいつも沢山の気付きを頂き、それを繋いでいきたいと強く思うのだった。

本当の優しさ。それはほんとうの強さ

わたしはそれをいつも心に留めて今日も練習に励むのだ。



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