見出し画像

【常識外の節約法】<安い>を理由に買ってはいけない

育児と家計と家事をラクに!2歳児子育て中(第二子臨月)専業主婦ミニマリストのエミリーです。
さて、今回はとあるNEWSのコメント欄を見ていて気づいた「私たち家族がやっていないこと」があったので記事を書いています。
それは表題の通り。
<安い>を理由に、モノを買っていないのです。

「えっ、節約してるのに、安い時に買わないってどういうこと?」
と思われる方も多いと思います。

その理由について、具体的にお話ししていきますね。

なぜ「安いを理由に買ってはいけない」のか?

それは、安かろう悪かろうなんて単純な話ではありません。

<欲しい商品がたまたま買いたい時に安かった>だったり<欲しい商品がもうすぐセールになるのでそれまで待ってから購入する>なら良いのですが
<安いからこの機を逃さず買い込もう>という気持ちで購入するのであれば、それは実は節約する上で大きく損をしている可能性があります。

節約上、損をしているかどうかの判断には
下記チェックリストをどうぞ!

買い物で損してる?【チェックリスト】

① 冷凍庫に何がどれだけ入っているか、9割以上当てられる
② 冷凍庫のモノは「冷凍焼け」させたことがある
(目安:6ヶ月以内に1回以上あるか)
③ 野菜室にある野菜をドロドロに溶かしたことがある
(目安:6ヶ月以内に1回以上あるか)
④ 冷蔵庫の「作り置き」を腐らせたことがない
(目安:6ヶ月以内に1回以上あるか)
⑤ 自分の服は、全て把握している
(アウターが●着で、黒のウールロングコートと、白のダウンと…といった具合に)

この中で、1つでも該当するものがあれば、
それは確実に「買い物で損」しています。

「捨ててしまったものだって、たった数百円でしょ?」
そう思われるでしょうか?

確かに、その損は、週にたった数百円かもしれない。

でもその数百円が積もりに積もって大金にもなるし、その捨てられていった数百円を寄付に充てれば誰かが救われたかもしれない。

むすびえ(NPO法人 全国こども食堂支援センター)HPより引用。週に数百円何かが捨てられる、使われずに埋もれていくくらいなら・・・と思ってしまいます。

そう思うと、とてももったいないことをしていませんか?

他にもSDGs的に言うと、
「大量生産・大量消費・大量廃棄」につながった生活スタイルを送っているとも言えるし、この生活を続けることで自分達の子ども世代の地球環境を悪化させていくことに繋がってしまう。

これって、自分だけではなくて社会的にも相当損じゃないでしょうか。
だからこそ冒頭に申し上げた
<安いからこの機を逃さず買い込もう>という気持ちで購入するのではなく、
<自分が必要だから必要な分だけ買う>という購買にシフトしていくことが大事だと考えています。

そのために必要なことは、
<安いからこの機を逃さず買い込もう>という感情からの脱却です。

・<安いから>の罠

<安いから>を理由に行う消費は、さまざまな不都合を生み出します。
例えば・・・

●この服が自分には似合うかは分からないが、安かったので試しに買ってみる
⏩結局似合わず、箪笥の肥やし。着たい服が取り出しづらくなる原因になる。

●もやしが安売りされていたので5袋買った
⏩実際は使う前に消費期限が切れてしまい、捨てる羽目に。

●値引きシールの貼られているお弁当があったので、夕飯をそれにした
⏩自炊していれば、値引き弁当以上にお金を使わずに済んだはず。
⏩プラスチックごみが出るため、ゴミの処分コスト(ゴミ袋代、ゴミを処分する時間的な手間)がかかる
⏩そもそもスーパーなどで売られている惣菜は味が濃いものが多いので、健康を考えるとあまり良い選択とは言えない
⏩お弁当を買わなければ、冷蔵庫に保管されている将来の「消費期限切れで捨てられる食材」が発生しなかったかもしれない

などなど・・・。。
<安いから>を理由に購入すると、何かしら捨てられていたり、時間を浪費する原因になっていたりするのです。


そこで私が強く訴えたいのは、

「購入の主導権を、自分に取り戻そう」

ということ。

「購入の主導権を取り戻す」とは、どういうことかというと
セールや値引きに踊らされずに、
自分が必要なものを必要十分なだけ購入する。
( ※必要なもの以外は購入しない)
ということです。

SALEや値引きシールを見ると、ついつい何かしら買ってしまうという購買行動は売り手にとっては有難いお客さま。
だって、売り手が「値下げしてでも手放したい」と思うものを、わざわざお金を払って買ってくれるのですから。

そうではなく「自分が本当に必要なものだけ」を選ぶには、どうすればいいか。
それは「その商品が定価でも買うか否か?」という判断軸を鍛えることです。


「セール買い」から脱却する方法

とても簡単な方法があります。

・週1回買い出し法

・「定番の買い物メモ」を作成し、それ以外は購入しない
・毎週、決まったスーパーで週に1回買い出しする
・(可能なら)嗜好品は購入しない

この方法だけで「セール買い」から脱却し、購入の主導権を自分に取り戻すことが可能です。
おそらく初めは、買い過ぎてしまったり、買わなさすぎてしまったりするかと思いますが、1ヶ月もすれば「定番の買い物メモ」がご自身の家庭向けにアップデートされることによって解決します。

参考までに、我が家の買い物メモを一部ご紹介しますね。

肉は●g、魚は1パック1個としてカウント。


上記で
・(可能なら)嗜好品は購入しない
と記載しましたが「嗜好品は定価で買うこと」で節約上得られるメリットが非常に大きいからという理由があります。

ただし、嗜好品たるものは依存性の高いもの。
・お菓子(含むジュース)
・お茶
・アルコール
・タバコ
などなど・・・
これらを常に購入していた方からすれば
<いつものスーパーで全く購入しない>という選択肢を取るとストレスで反動買いしていまいかねません。
なので嗜好品に関しては1年2年かけて「定番買い物リスト」から徐々に減らし、定価購入にシフトしていくという手法が良いかと思います。

ちなみに、

「定価で買う」ことの節約上のメリット

とは、何かを追記しておきます。

それは、定価だからこそ「消費に慎重になる」というものです。

ここでいう消費は、
・お金を支出するという意味での消費
・購入した商品を消費する
という2つの意味を孕みます。

分かりやすく例えてみましょう。
・Aというスーパーでは、アイスCが70円で売られていた。
・Bというスーパーでは、アイスCが130円で売られrていた。
両方とも商品は同じわけですから、圧倒的にAスーパーで購入した方が安い(セール)ということです。

しかし、私はここでスーパーBで(130円のアイス)購入することを推奨します。
なぜなら
スーパーAで購入すると将来的なデメリットが大きくなる可能性があるからです。
例えば、こういったことがデメリットになり得ます。

・そのお得感から、アイスCの購入が常態化するリスク
・安いゆえに、たくさん買いすぎてしまうリスク
・安いゆえに、食べる頻度が上がってしまうリスク
特に、砂糖がたっぷり含まれたお菓子などの嗜好品は依存しやすいものの一つ。

一度常態化してしまったものを以前の消費水準に戻すには、とんでもない労力が必要です。(想像してみてください。コーヒーやアルコールやタバコを、明日からはこれまでの量の1/2にするってかなり厳しくないですか?)

嗜好品の消費に関しては、定価で買うということを特に強く意識してみてください。そして、可能であれば「週一回買い出し法で、嗜好品を一切購入しない」ことをチャレンジしてみてください。
将来的な健康にもつながります。


冒頭に記載の「とあるNEWS」はこちら🔽


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?