日本の読解力って実際どうなの?
みなさん、こんにちは!ちえみりーです。
いつもたくさんの方にお読みいただきありがとうございます😊
最近よく若者の読書離れが進んでいるって聞きませんか?
読書は年収にも顕著に比例すると言われているほど重要視されている一方、連載漫画雑誌が廃刊になったり、大型の本屋さんが無くなってしまったり💦
また、休校の影響で学力格差が出るなんて話も。
実際昔と比べてどうなのか?
気になったので調べてみました!
読解力とは
自らの目標を達成し、自らの知識と可能性を発達させ、社会に参加するために、テキストを理解し、利用し、評価し、熟考し、これに取り組むこと。
文部科学省・国立教育政策研究所 資料より引用
世界の国々と日本の読解力
〇2018年OECD生徒の学習到達度調査結果
これは世界79カ国・地域の15歳約60万人の生徒を対象に2018年に行った学習到達度調査(PISA)の結果の中から14の国と4地域を示しています。
読解力の習熟度は9 段階(レベル6以上,レベル5,レベル4,レベル3,レベル2,レベル1a,レベル1b,レベル1c,レベル1c未満)で評価されています。
日本は世界79カ国・地域で読解力全体の順位は15位
最も苦手であるとされた項目は③評価し,熟考するであり、正答率は53%の19位
私の印象としては思ったより高くないように思います。
そして何よりもデータを見て意見を述べることに関して苦手な生徒が多いようですね。
中国の都市部(北京・上海・江蘇・浙江)やシンガポールの優秀さが目立ちますね。
順位の推移
では、3年ごとに行われているPISAの日本の順位の推移はどうなっているのでしょうか?
下の図は2000年からの各教科の順位ですが、数学や科学は安定している一方、読解力が歴代最下位の15位に下がっていますね。
問題がコンピュータ使用型に移行したことによる順位の低下も示唆されていますが、明らかに得点が低下しているのは事実ですよね。
PISAのテストと共に行われたアンケート結果から、読書を好む傾向にある生徒が統計的に有意に平均得点が高いということもわかっているようです。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
日本の高校一年生の読解力が世界的に見てどうか、というデータを調べてみました。
読書を好む生徒が読解力が高い傾向にあるということは、読書が読解力を上げるのに有意的であるということがまたデータとして確認されたということでしょうか。
読解力の向上のために、読書の習慣や、ニュースに興味を持ち、意見や情報を抽出することが重要になってきそうですね!
読書関連の記事はその他2件ありますので、興味があれば読んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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参考にした資料
OECD 生徒の学習到達度調査2018年調査(PISA2018)のポイント
OECD 生徒の学習到達度調査(PISA)~ 2018 年調査国際結果の要約~
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