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新しい、そして2回目の春を迎える

物件取得、怒涛のクラファン。
昨年4/6に書店有給休暇をオープンしてから、もうじき一年を迎える。

noteは、とても親切だ。

「今月書くと、毎月連続投稿が続きますよ」といったメッセージが定期的にくるのだが、この年末年始は忙しすぎて毎月投稿が叶わず、ついに「今月書くと3ヶ月連続投稿が続きますよ」というものに変わっていた。

ということで、久々に開くnote。

Instagram等には投稿しているが、株式会社FILAGEは初のスタッフ雇用を3月より始める。

これまでもイラスト・デザイン、事務や配送委託は個人事業主の方との契約の形で、とはいえほぼスタッフ的な立ち位置でお願いしてはきたが、厳密には雇用ではなかった。

ひとり株式会社も、法人設立8年にして卒業である。

2月は体調的に有給開店以降、一番の絶不調であった。

例年、3月は季節の変わり目で、めまいや眠気で不調が出る。
だから最初から用心して気をつけているのだが、2月は暖かい時があったせいか、それが早めに出た。

油断していた。
まだ2月はいろいろ詰め込んでいたせいか、初めて体調不良でお店を一日休んだ。

これは経営的には失敗だが、兆しとして「あ、これは一人でお店をやる段階をすぎたな」と感じた。

そこで、前々からこの方は!と思っていた方たちに、早めにお声かけして雇用がスタートすることとなった。

実を言うと、この一年、いろいろな人にお店のお手伝いをしていただいて、有給に向いていそうな方を地味に探し続けていた。(こられるお客様も含めて)

前職で支社長をしていたときに痛感したのだが、現場業務には向き不向きがどうしてもあるし、お店との相性もある。

例えば元気でテキパキしている人材が向いている場合もあれば、静かで品良くしている人材が向いている店頭・職種もある。

キャラクターと立地との相性もあるだろう。(下町向き、山の手向きなど)
これは、そのエリアに住むお客様との相性に関わる。

だからちょっと長いスパンで働いているところを一緒に見てみないと、一見ではわからないことがいろいろあるのだ。

会社組織の一員としてはいくつかの部署で部下の管理をしてきたが、自分の会社としての雇用は初めてのこと。

立ち位置が全然違うことに、改めて気づく。
新鮮な気持ちで、二年目のそして新しい春を迎えたい。



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