Emi Kodama

静岡県島田市在住。 NPO法人クロスメディアしまだ事務局長。 UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川主催。 地域コレクティブ「ARTDROPS」キュレーター。 読書とアート、ビールとワイン、旅が好き

Emi Kodama

静岡県島田市在住。 NPO法人クロスメディアしまだ事務局長。 UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川主催。 地域コレクティブ「ARTDROPS」キュレーター。 読書とアート、ビールとワイン、旅が好き

    最近の記事

    【UNMANNED無人駅の芸術祭からしみだしているもの】TAKAGIKAORUによる探検WS

    無人駅の芸術祭の主要エリアである抜里集落は6月はホタルの季節。 通称“妖精たち”と呼ばれるおじちゃんたちの環境保全団体「抜里エコポリス」がホタルの里づくりを通年において行っている。 芸術祭参加アーティストTAKAGIKAORU氏(以下、普段の呼び名のKAORUさん)が今回、都市部から30名ほどの家族連れとともに1泊2日の探検ワークショップを開催してくれた。 TAKAGIKAORU氏は「UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川2022」において「日々の景色は物語でできている」

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      • UNMANNED無人駅の芸術祭/2022ふりかえり①芸術祭をめぐる変化のこと。

        UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川2022が終わり、年度末のあれこれをしつつぼんやりしていたらもう5月も終わる。あっという間に2か月。 ぼんやりしていた。だが相変わらず頭の痛いことは多い。 細かいひだのような部分を忘れないように、芸術祭をふりかえる。 事態も人も益々多様化していくから。ひだを見て全体を理解できるように。 それがこれからきっと役に立つことがあるだろうから。 まずは、芸術祭をめぐる変化について。 5回目の開催となった今回は15作家19作品。 大井川鐵道無

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        • 作家と妖精たち。継続作家が作ってくれたもの。

          「UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川2022」の開幕が直前になった。結局目の前のことをこなすのみの毎日は反省ばかりなのだが少し立ち止まって整理。(友人が「“プチプチ”(包装とかに使う)をつぶしていくようなもんだよね」と言っていてうまいこと言うな)と感心した。 これまで5回の開催を重ねる中、作家と集落の強固な信頼関係はどのように生まれているのか、をずっと考えながら見てきた。数値化できないのでもどかしく、あくまでもエピソード評価、のようなものにしかならないのだが、見えてきた

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          • 奥能登国際芸術祭へ

            奥能登国際芸術祭へ行ってきました。 UNMANNEDにもご参加いただいている ひびのこづえさん、力五山さん、村上慧さん作品を見られてうれしかった。 村上さん、ひびのさんには現地でお会いできて束の間の再会を喜びあう。 こういうことは芸術祭を開催するということに踏み出さなければなかったこと。 珠洲市は本州での人口最少の市。 海岸線と海のそばに迫る山の間には、つやつやした瓦屋根(能登瓦)が美しい家々が広がります。 普段見慣れている太平洋とは全く違う表情の日本海に沿って走りながら

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            地域コレクティブARTDROPS第1回「寄り合い」

            地域コレクティブART DROPSの第1回寄り合いを先日行った。これまでUNMANNED無人駅の芸術祭/大井川の参加アーティスト、無人駅集落(抜里地区の妖精たち(70代のおじさん))ら20名以上が参加した。 「地域コレクティブART DROPS」とは、UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川を開催していく中、芸術祭を「ハレの日」と捉えるならば、その効果と熱量を、地域の日常である「ケの日」にもっと染み出させていくことはできないのか。と思ったことがきっかけ。「関係人口」という言葉

            地域コレクティブ「ART DROPS」はじまります。

            UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川の開催を重ねる中、かねてから考え準備をしてきた、ゆるやかな枠のようなものを作り、地域がふくらんでいくような取り組みを、地域コレクティブ「ART DROPS」としてはじめます。 今後、「寄り合い」の場を重ねながら、持ち込まれた課題(アジェンダ)に対して話し合ったり、実際のアクションを起こしていったりを考えています。関わりたい人、ぜひ! ******** 地域ってなんだ。地域って誰がつくっているんだろう。 地域。 住んでいなければ、

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            大地の芸術祭の里へ

            8月頭に大地の芸術祭へ行ってきた。芸術祭の開催は来年になったので、日常を見ることができたのは大きな収穫だった。 平日の3日間、主に回った場所は以下。 越後妻有里山現代美術館MonET/絵本と木の実の美術館/清津峡トンネル 光の館/松代城/農舞台 大地の芸術祭には、2009年から毎回訪れている。大げさかもしれないが、人生が変わった場所と言える。私にとっては地域の、まちづくりの、芸術の、見方、捉え方全てを変えてくれた場所だ。 たくさんの失われた窓のために/内海昭子 芸

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            UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川を終えて② 感謝や組み立て方など

            芸術祭のふりかえりその2。発行している地域情報誌cocoganeに掲載した「マチのミカタ」コラムを転載。 前回の振り返りはこちら UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川 *****  4回目となるUNMANNED無人駅の芸術祭/大井川が3月末に閉幕しました。ご来場くださった皆様ありがとうございました。  UNMANNED無人駅の芸術祭は大井川鉄道無人駅を舞台とした芸術祭。「無人駅がひらくと地域がひらく」をキーコンセプトに、「ほりおこす」「あらわす」「ともにひらく」の

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            UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川を終えて。生まれたきっかけなど。

            主催運営している芸術祭が幕を閉じた。UNMANNED無人駅の芸術祭 ひびのこづえ/RYU *** 力五山/表参道~願いをつなぐ~ *** ヒデミニシダ/境界の遊び場Ⅱちゃばらのカーテン *** コロナ禍の中、16組の作家、集落の方々と共に戦った(やりぬいた)日々が終わってぼんやりしている。本当は一回リセットして日常をとりもどしたいのだけど、年度末なので報告書やら支払いの山が高すぎてだらだら仕事の日々。 UNMANNEDは実質、オットと2人で運営している。という

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            アフターコロナにおける地域ってなに、地域振興ってなんなんだ。(前編)

            人の移動と交流が制限されているwithコロナ時代。「地域」というものの枠組みが益々揺らぎ、「地域振興」の定義も益々曖昧になっているような気がしています。 「地域振興」:産業が盛んになることで雇用が増え、人口が増え、経済が潤い、地価が上昇、税収が上昇するということ。 地域づくりの様々な取り組みの実績や効果を伝える指標は「来場者数」が基本中の基本。様々なイベントも、多くの来場者の報告=成功という図式は当たり前になっていますし、行政等の委託事業の場合、必ず求められる数値ですね。

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            季節がめぐっていくということ

            この時期は毎年仕事柄、大井川鐵道に乗車をし様々なアーティストの方をご案内することが増えてきます。 大井川鐵道は、私が高校時代の通学に使っていた列車。乗るといつもいろいろなことを思い出します。 駅の売店のあずきアイスがカッチカチだったこと。 スプリングがゴワゴワする座席。ものすごく揺れる車内。足元のヒーターが熱すぎて下手に座ると火傷しそうになること。 知っていた先輩が高校卒業後、大井川鐵道に就職して、駅員さんになってなんだかまぶしかったこと。 帰宅時、私は始発駅から乗

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            別居してみた その2

            前回の「別居してみた その1」が予想以上の反響でびっくりしております。 今から3か月前に期間限定別居した話、その2です。 前回はこちら。「別居してみた その1」 14歳の息子と1歳3か月の娘の親。同じ仕事(組織)の経営者という私たち夫婦。常識的に考えれば、下の子の年齢的にも、仕事的にも、「別居した」というと相当おおごとになる私たち。そんな私たちが、2人の子供にも両家の親にも悟られずに1週間の別居をしました。 近隣のホテルに泊まりながら、仕事を主にこなす日ではない時は、

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            別居してみた。 その1

            そうか、もう3か月前になるのか。オット氏に了解を得たのでまとめてみたいと思います。 7月の中旬に私たち夫婦は別居しました。 私たちを知っている人たちはびっくり仰天するかもしれませんが、1週間の期間限定別居でした。安心してください。 まずは、我々について。 同い年同士で、まちづくり事業系NPO法人の理事長と事務局長。 オット氏、AB型のおとめ座。緻密で真面目。例えば旅行に行くとなれば、前々日には着替えから何まで準備しているタイプ。あんまり固定観念なく自由人。なのに割と

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            【正しさ】との終わりなき闘い

            突然ですが、みなさん将来の夢ってありました? 私は保育園の卒園文集に書く「将来なりたいもの」がなくて、同級生のめぐみちゃんが書いてた「ピアノの先生」をパクッて書いたしょっぱい思い出から始まり、これまでのどの段階でも明確な夢がない人生。これは、「どうせ私なんて何にもなれるわけがない・・」という卑屈でマイナス思考がなせる業だったのだと思います。 小さい頃、神経質でまじめだった私は、周りの大人の言動にも敏感。長女気質で、「しっかりしなきゃ」「〇〇の通りにしなきゃ」「怒られないよ

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            【本の感想】『2020年6月30日にまたここで会おう』

            ちょうど2020年6月30日ころに一気読み。 2019年8月に病のために夭逝した著者。若者世代である「君たち」に向けてメッセージを送り続けてきたその思想を凝縮した「伝説の東大講義」の全収録。 私は、瀧本氏の言う「君たち」世代にはもちろん該当しないアラフォーだけれど。わかりやすく、本からも熱量が伝わってくる。 何かすごいリーダーをひとりぶちあげるより、世の中を変えそうな人をたくさんつくって、誰がうまくいくかわからないけれどもそういう人に武器を与え、支援するような活動を

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            【本の感想】『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』

            息子氏と本屋さんに行った時、何気なく目に入って購入したこの本。 義姉がアイルランド人の夫を持ち、息子が3人。そしてロンドン在住という、私にとっては、身近な人達と家族構成がほぼ一緒で気になったということもありました。(仕事の関係で上海に行くことになっていたのだけど、コロナ騒動でロンドンにまだいるという大変な日々を送っていますが) 11歳の息子を持つ、日本人の「かあちゃん」とアイルランド人の「配偶者」。カトリック系の私立の小学校に通っていた息子くんが、地元の公立の「元・底辺中

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