次の時代へ命は繋がる。生後200日を迎えて。

一昨日、祖母が他界しました。
93歳。
老衰で静かに息を引き取ったそうです。
お化粧をしてもらった顔は、安らかできれいで、
安心して旅立てたのかなと思えて、
感謝と寂しさと祖母の93年間の人生への尊敬の気持ちと、いろんな気持ちで涙が止まらなかった。

「食事ができなくなって、もう長くないかも、、」
と、一週間前の夜、母から連絡を受けて、翌日、娘なーちゃんと二人、急遽飛行機に乗って北海道へ帰って来ました。

ひ孫のなーちゃんをおばあちゃんに会わせることができた翌日、息を引き取りました。

今思うと、最期の力を振り絞って、目をしっかりと開いて、なーちゃんの顔を記憶に焼き付けてくれたんだなぁと。

間に合ってよかった。
会えて、本当によかった。

祖母が亡くなった翌日、
なーちゃんは、生後200日を迎えました。

生後100日のときも、
「生まれたときと比べて、とっても大きくなったし、体もしっかりしてきて、成長したなぁ」
と思いましたが、

そのときと比べても、
体もお顔も、動きも、五感も、全てがぐーんと日々成長しているなと感じています。

ママが見えなくなる(キッチンに入って姿が直接見えなかったり)と、ぎゃーんと泣いて、「いるよ〜！」と目の前に戻ってくると、すぐ泣き止んでニコニコしたり。

腰がだいぶ安定してきて、お風呂で体を洗う時、ねんねだったのが、椅子に座って体を洗えるようになったり。

チャックを掴んでファスナーを下ろしたら、新聞をぐしゃぐしゃしたり、プレイマットを引っ張ってかぶって遊んだり、指先や手の力が器用に力強くなったなぁと感じたり。

ルーティンに沿って真っ暗にした部屋でベビーベットで寝るか、昼寝は抱っこじゃなきゃ寝れないと思っていたら、
大人の布団で一緒にごろ寝で2時間たっぷりお昼寝できるようになったり。

日常のふとしたとき、
「成長してるなぁ。こんな風にどんどん大きくなっていくんだなぁ」
と感じて、
うれしい気持ちとちょっぴり寂しさも。
だからこそ、今一緒にいられる瞬間を全部全部覚えておきたい！体感ごと記憶したいなぁと思いながら、
よりいっそう愛おしさが溢れています。

昨日、
なーちゃんと一緒に祖母と最後のお別れをしてきました。
家族に囲まれてきれいな顔で安らかに眠る祖母と、抱っこしているぷくぷく柔らかくてあったかいなーちゃんの体温を感じながら、

祖母が一生懸命大切に歩んできた道が、なーちゃんがこれから生きる次の時代に繋がっているんだ、その間にある道を私も大切に生きていきたいと思わせてくれました。