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【写真日記】いざ!金華山・岐阜城天守閣に登る② ロープウェーで山頂へ&天守閣からの眺め


《前回のお話》

園内の「むらせ」さんで味噌田楽の定食を食べて、織田信長公居館跡を散策した私たちは、いよいよ金華山きんかざんの頂のある岐阜城天守閣を目指すことにしました。

ぎふ金華山ロープウェーへ

ぎふ金華山ロープウェーの麓駅に向かいました。

こちらがロープウェーの麓駅です。

外から見ると、それほどでもないですが、中に入ったら、長い列ができていました。

チケット(往復乗車券)を購入。乗客の列は屋外にあるため、外で待つことに…。直射日光直撃でメッチャ暑い。

乗り場前に向かう人々の長蛇の列ができていたので、私たちは最後尾について並びました。

私たちが並んでいる頭上を、ロープウェーが往復していきます。早くあれに乗りたい!

かなり並んで、ようやく乗り場のゲートまでやってきました。

前回来た時は、劇的に空いていたので、待つことなくこの階段を駆け上がり、すぐに乗車できたのでした。
乗り場横にあるコインロッカー。武将の家紋付き。

ゲートが開いて中に入っても、また次のゲートが出てくるため、なかなか乗れません~。だけど、どうも私たちは列の先頭から2番目のポジションについたみたいですよ。

このご家族の後について行きました。私達、2番目やん。メッチャ運がいいぞ~✨

3つめの最後のゲート。ここでも、しばし待ちました。
すると…、ようやく来ました!私たちが乗るロープウェーです。

やっとこさ来ました!(少しうれし泣き)
前の乗客が全員下りたところで、係員さんが内部の手すりを消毒します。そのあと乗車が始まりました。

ゲートが開き、扉が開き、先頭のご家族に次いで、私達も乗り込みました。おかげさまで、見事に麓側のガラス窓の近くをゲット。

前回来た時は、一番最後に駆け込んで乗車したので、中はすでにお客さんでいっぱい。窓際のポジションは取れなかったんですよね…。

今日は運が良いぞ~✨

ロープウェーの窓から見える風景

ここからは、陣取った場所から撮影した風景です。

麓駅を出発。
今日はいいお天気なので、景色が良く見えます。
長良川が見えてきました。
下りていくロープウェーとすれ違い。
どんどん高度を上げていきます。
山頂駅に近づいてきました。遠くの山までよく見えます。
無事に山頂駅に到着です。
ロープウェーを下りたところ。待つ間は長かったけど、乗ったら駅までアッと言う間でした。

頂を目指して金華山を歩く

山頂駅を下りて、ここからいよいよお城を目指します。

それにしてもすごい人。

少し登ってから、駅の方を振り返って撮影。この人混みは、帰りのロープウェーを待っている人達の行列。

暑い中、ひたすら登っていきました。

順路に沿って進みます。
立派な門が現れました。「天下第一の門」と言うそうです。
山道でアップダウンがあるため、結構体力を使いますが、木陰の下を歩くので、風が爽やかで気持ちが良かったです。


もうひと踏ん張り。更に登っていきます。
ここは二の丸門。

二の丸門をくぐると、目の前にお堂が…。これは「閻魔えんま堂」。
お堂は近年建てられた新しいものだそうですが、中の閻魔像は、今から620年前の延文三年(1358年)、土岐頼康によって安置されたものだそうです。

ここで小さなお札を一枚いただきました。お財布にいれておくと良いそうですよ。
おぉ✨「岐阜城」と記された立派な標識が登場。

更に登っていくと…。

石垣が見えてきましたよ。

そして…。じゃーん!

聳え立つ、岐阜城✨

ようやく辿り着きました!リベンジ完了✨

岐阜城へ


天守閣へと通じる道からも、岐阜の街がよく見えました。

なかなかの絶景
最後の階段を登ります。
もうひと踏ん張り~!ガンバロウ
お城の入口が見えてきました。

ここで、入口前に立てられている「入場料が要ります」の看板が目に入りました。すると、有料の掲示を見て「やめるわ~」と言ってUターンする人がゾロゾロいてビックリ。

えっ?せっかくここまで来たのに諦めるのーーー(゚Д゚;)⁉

人生それぞれだけど、私は諦めないぞ…(キリッ)

大人一人200円の入場料を払い、お城の中へ入ったのでした。


城の中

中に入ると、中央に階段があり、その周りの壁面がギャラリーになっていて、いろんな展示物が並んでいました。
インスタ映えしそうな自撮りコーナーもありましたよ。

これはコンピューターグラフィックで再現された信長公の居館の画像。これを背景に写真が撮れます。
信長像のレプリカ
信長公のカッコいい鎧。

この鎧、あまりのカッコよさに悶えました。
これを見て、当時の信長は、戦国武将たちの間でファッションリーダー的存在だったんじゃないか…と、ふと思いましたよ。
ファッションに限らず、いろいろなことが斬新ですもんね。
日本を中世から近世へと切り替える役割を果たしたのが信長だと、以前、歴史学を専攻していた友人から聞いたことがありますが、ここに展示してある資料を見ながら、信長の偉大さをしみじみと感じたのでした。


天守閣からの眺め

城内の展示物を見ながら、階段を上がっていき、ようやく最上階に辿り着きました。
ここからは、天守閣からの眺めです。

ここに立った瞬間、おぉー!と思わず声が出ました。
この河川は長良川。濃尾平野を蛇行しながらゆったり流れています。

四方をぐるりと回って、ここから見える絶景を楽しみました。

こちら側も地平線の彼方まで、濃尾平野が広がっていました。遠くにチラリと見える河川は木曽川。
木曽川方面を更に目を凝らして見ていくと、遥か彼方に名古屋駅のセントラルタワーズ(高層ビル群)が見えました!(赤〇のところ)


こちらは長良川の上流方面。この先に御岳があるようなのですが、どこかわからず…。


こちらは飛騨方面。山並みの奥にあるのが飛騨国。昔、信長の命を受けた金森長近が飛騨を攻めて制圧し、今の城下町を築いたんですよね。

濃尾平野を一望できるこの天守閣に立ち、これらの絶景を眺めていたら、信長が天下統一を目指した気持ちが、何となくわかる気がしました。

今までいろんなタワーの展望台に上ってきたけど(あべのハルカス、六本木ヒルズ…などなど)、この岐阜城天守閣からの眺めは、あの超高層ビルの展望台にも匹敵する!と思いましたよ。

これが自然の地形を利用したものなんだもん。ホントすごいよ…。

ちなみに天守閣の天井には、麒麟と龍の絵が描かれてありました。

天井の麒麟。「麒麟がくる」を思い出しますね!


城を出て山頂を散策

目的を果たしたので、お城を出ることにしました。
金華山は岩山なのかな?ゴツゴツした岩肌を所々で見かけます。

城の出入り口前にも大きな岩が…。子供たちが岩によじ登って嬉々として遊んでいました。岐阜の子どもたちは元気だわ~(目を細めるおばさん)
岐阜城をバックに、金華山の岩山を制覇する子ども。スケールのデカい人物になりそう。

更に道を歩いて行くと、こんな看板を見つけました。
駐車場から岐阜公園へ向かう途中で見つけた「瞑想のこみち」の登山口。あの道は、ここに繋がっているのですね。

ここから下りれば、駐車場の近くまで一気に行けるらしい。でも、今回は無理なのでスルー。
さて、次の目的地は「岐阜城資料館」です。

ヒデキともっくんに会う


お城から少し歩いたところに「岐阜城資料館」がありました。
岐阜城の入場券で、この資料館に入れるので、せっかくだから覗いてみることにしました。

入口で係の人にチケットを見せます。

係の人に尋ねたところ「写真OK」でしたので、撮らせていただきましたよ。

ん?これは誰?

こちらは大河ドラマ「国盗り物語」で信長公を演じたヒデキ(高橋英樹さん)。

「国盗り物語」はリアルで見たことが無いので、誰かわかりませんでしたわ(汗)。

ヒデキのアップ

一方、こちらはわかります!(即答)

こちらは大河ドラマ「麒麟がくる」で斎藤道三を演じたもっくん(元木雅弘さん)。ちょっとピンボケ。
もっくんのアップ

もっくんの人形をまじまじと見ていた夫が、一言。
「もっくんって、顔が小さい…」
もっくん、歳をとるごとに「いい男」に成長しているよね。幾つになってもカッコいい💖

人形はこの二点でした。他には、以下のようなものが展示されていました。

「信長の野望」のイラスト。
自撮りコーナー。

この資料館はワンフロアのみの公開。すぐに見終えました。

下山


目的を終えた私たちは、下山することにしました。

資料館を出たところ。右手にあるのは公衆トイレ。
ロープウェー乗り場まで一気に下ります。


急な下り坂。気を付けて下りました。
昔、井戸があった場所を通過。
山の斜面に沿った道を更に進みます。
二の丸門に辿り着きました。
ここでもイノシシ注意の看板がありました。岐阜って猪が多いのね。
ロープウェー乗り場が近づくに従って、山道を下りる人も増えてきました。

乗り場の建物が見えてきました。
でも、その前には長い列ができていました。

乗客の最後尾に並びます。

バッグの中にしまっておいたロープウェーの往復券を取り出し、ずっと待ち続けました。

ここにもイノシシ注意が…。
乗り場にかなり近づいてきましたわ!
やっとこさ、改札口に辿りつきました。

ロープウェーに乗って「さようなら」

ロープウェー山頂駅内の横断幕

帰りのロープウェーも、またもや運よく2番目に乗車することができました。

ホームの様子。

改札を通ってホームで待っていると、私たちが乗る予定のロープウェーが到着しました。

往路も満員状態。

前のお客さんが全員下りたところで、スタッフさんが車内の消毒をします。その後、ようやく扉が開いて、乗り込むことができました。

またもや麓側の窓ガラス前をゲット!今日はすごく運がいい✨写り込んでいるのは、私たちの隣に立っていた女の子。
最後の見納め。岐阜の街と長良川の風景をしっかり目に焼き付けましたわ。

岐阜って地味なイメージがあったけど、金華山と長良川のこのエリアは、岐阜市の魅力がいっぱい詰まった素敵な所でした。

かつて、ここに信長がいたのかと思うと、心底しびれちゃうのよね💕
いやー、ホントに良かった!満足満足✨

こうして岐阜城登城、無事にミッション完了したのでした。

ありがとう岐阜。また来るよ。


(終わり)



【お知らせ】ぎふ信長まつり2022

某感染症のため、長らく中止していた岐阜市の「ぎふ信長まつり」。
今年はいよいよ3年ぶりに開催されるようです。

そして…、今回はなんと!キムタクが信長役で出演しますよ~✨
(岐阜城から帰ってきた後、このニュースを知り、あまりのタイミングの良さに「わぉー-!」と驚きました)


このポスター、かっこよすぎ!

観覧者の募集は10/20㈭まで。(当選者は抽選で決定)

戦国時代ファンの皆様、これを機に「信長公を巡る旅」で岐阜を訪れてみてはどうでしょうか。


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