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病気ではないけど体調があまり良くないとき、体のセルフケアにオススメの本

私は、更年期にさしかかってから、自分の健康維持のために「養生」を心がけているのですが、最近、セルフケア(養生)に関する素敵な本を2冊見つけましたので、ご紹介します。

『不調と美容のからだ地図』 市野さおり (日経BP)

人間の顔の写真がドーンと載っている表紙のこの本、インパクトがあって目立っていたので思わず本屋で手に取り、衝動買いしちゃいました。(ジャケ買い・・・って奴です・汗)

実は私、昨年の夏頃から「足つぼマッサージ」をしてくれるサロンに通うようになり、そこで、私の足裏を押してもらいながら「このツボは何処に効くツボですよ」とか「ここ、コリコリして凝っているから、〇〇(内臓)が疲れているかもしれませんね」等々・・・私のツボについていろいろ教えてもらっていました。

足裏を押してもらって「痛い!」と感じる部分、そこは体のどこかの反射区だそうで、痛い部分を刺激することで、その箇所と繋がっている体のある部分にも刺激が届き、体調が整うのだそうです。

実際に、便秘気味だった時は、足裏の「大腸」の反射区を押してもらうと痛気持ちよく、マッサージの後はトイレに何度も行きたくなり、その後はとてもスッキリする・・・ということが何度かありました。

もちろん健康オタクの私なので(汗)、以前から「ツボ」には関心があり、自己流で押したり揉んだりしていました。でも、反射区については詳しくなかったので「知っておきたいなぁ~」と興味を持っていました。

そして最近、ふと書店でこの本を見つけて、思わず手に取って立ち読みしてみたら、非常に分かりやすくて、やりやすそうな内容だったのです。

「これなら私でも続けられそう。この本を参考に、家でもセルフ・マッサージしてみよう!」と思い立ちました。

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この本は、「足」だけでなく「手」「顔」「耳」「ふくらはぎ」についても紹介されています。

そして、文章だけでなく「写真」「イラスト」「漫画」を使って解説されていて、とても分かりやすいです。

それに嬉しいことがもう一つ、オールカラーで非常に見やすいのです。「足」「手」「顔」「耳」「ふくらはぎ」の項目別に【色分け】がなされて分類されていて開きやすく、中身も、各ページごとに色がたくさん使われているので、目が疲れず楽に見ることができます。近視がある上に老眼も抱えている私には、この「見やすさ」は非常にありがたいことです。

著者の市野さおりさんは、元は看護師さんだったそうで、整形外科病棟の看護師を経てICUに移動となり、そこで、外を歩いているわけでもない集中治療室の患者さんの足裏がゴワゴワしたり臭いを発していることに気づいたそうです。こうして様々な患者さんを診ていく中で、体の調子が、体の一部に現れることを知り、いろいろ勉強をされて、今のセラピストの道(リフレクソロジー)へ入られたそうです。

元看護師さんということで、医学の知識と医療現場の経験という二つの土台がしっかりできている上での「リフレクソロジー」なので、説明部分を読んでみてすごく納得できます。内容について私は非常に安心感を得ました。

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私は今この本を参考に、毎晩、足のマッサージをしています。

体の不調を感じる部分の反射区をグーと押すと、痛みを感じたり響いたりするので、「あー!本当に繋がっているんだなぁ~!」と感心しきりです。

今、一番はまっているのが、ふくらはぎの「胆経ゾーン」と言う箇所。頭痛・低血圧・めまい・耳鳴り・花粉症やじんましん等のアレルギー・神経痛に悩む人がケアするといいゾーンなのですが、ここのツボを押すとすごく痛いのですよ。でも、痛いけど、とっても気持ちが良い・・・♡。ちょうど花粉症の症状が出てきた時なので、今の私にはピッタリのゾーンです。

その他、足や手の「目」「鼻」を司る部分を刺激すると、とても気持ちが良いです。また、その日の症状や具合に合わせて、それに関係する内臓の反射区をマッサージをして、体調を整えています。

手なら、外出先でも気兼ねなく簡単にできるので、手の反射区を知っておくてとても便利です。

この調子で、体のセルフマッサージを続けていこうと思います。

CoCo美漢方田中の12か月のおいしい漢方~日々の食事で不調を改善~ 田中友也 (扶養社)

この本は、私が個人的にお世話になっている漢方薬の先生(昨年から、この先生の薬局から漢方薬を買っています)の著書です。

以前、私はnoteで漢方薬について書いたことがあるのですが・・・

実は、上記の過去noteでご紹介した漢方薬は、この田中先生のところで購入したものなのですよ~。

田中先生との出会いはTwitterなのです。先生のツィートの養生話がとても参考になるので、フォロワーになってずっと読んでいたのですが、とうとう漢方薬まで購入するようになりました。これをご縁に、今も夫婦で毎日飲み続けています。(お陰様で、ホットフラッシュと下半身冷えは改善しました♡)

その田中先生が、食養生の本を書かれたということで、漢方薬を注文する際に本も一緒に購入させていただきました。しかも、私のワガママを聞いて下さり、快くサインまでしてくださいました♡。本当にありがとうこざいます!

美文字のサイン✨とっても嬉しかったです。

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この本では、月ごと・季節ごとに、旬の食材の効能や食べ方が記されています。

若い頃は、寒かろうと暑かろうと関係なく、不用心に何でも食べたり飲んだりしてきましたが(汗)、さすがに更年期にさしかかると、もう無理も横着もきかない体になってしまいました。

今は、季節や気候に合わせた食べ方や養生をしていかないと、風邪を引きやすくなったり、体調が悪くなったり、スッキリしない状態になったり・・・等、どうも具合が悪いのですよ。

「病気まではいかないのだけど、どうも調子が悪い・・・」

そういうときの改善策とし、毎日の「食生活」を見直していくのに、この本を参考にしていくと良いと思いました。

ちなみに本には、中医学でいう「五味」(酸味・苦味・甘味・辛味・鹹味)と「五臓」(肝・心・脾・肺・腎)の繋がりについての解説があり、五味が五臓を養う「薬食同源」の考え方をベースに、改善したい体の不調と食べると良い食材や料理が月ごとに紹介されてあります。

こういう知識も、セルフケアにはとても大事だと思うのですよ。知らないのと知っているのでは、全然違いますもん。

体のバランスを整えていくという中医学の考え方、私も心から共感します。

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実際に、この本を読んでやってみたこと、いろいろあります。

例えば、この本によると、ちょうど今の時期、立春前の18日間は「冬の丑の日」とのことで、「ヒ」つくもの赤い色のものを食べると良いそうです。

そこで、ここ最近は、ひじき料理や干物、トマト鍋やキムチ料理、梅干しや梅ふりかけ、リンゴ・・・等。意識して「ヒ」と「赤」を、おやつや夕ご飯のおかずに取り入れてみました。

あと、冬の体調不良には味噌汁が良い・・・とのことで、味噌汁も意識して作って飲むようにしています。

その他、夕ご飯のメニューに迷うとき(主婦あるある・笑)、この本や田中先生のツィートを参考にすることが最近は多いです。(冬至の頃のいとこ煮も、先生のツィート見て作ってみましたよ)

しかも体に良いことをしている・・・という安心感も味わえるので、これは精神的にもプラスです。

美味しく食べられて、体にも良い・・・。これは長い目で見たとき、きっと未来の健康貯金に繋がると思います。

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以上が、私が最近はまっている本です。

セルフケアに関心のある方には、すごくオススメです。

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