「ここにしかないもの」空き家再生：一棟貸別荘プロジェクト＃２８
おはようございます！
本日は、
「ここにしかないもの」空き家再生：一棟貸別荘プロジェクト＃２８
といったテーマでお話ししようと思います。
こちらのマガジンの続編。
私は現在、不動産ベンチャー企業で空き家・相続に特化した不動産仲介のお仕事の傍ら、新規プロジェクトとして「一棟貸別荘」簡易宿泊業に挑戦しています。
本日は山梨県の物件の近況報告と大自然の中で感じたことをお話していこうと思います。(写真多めです)
〇近況報告
先日、山梨の物件の行政立ち合い対応も含めて現地へ。
内装はほぼほぼ完了。庭園もだいぶ仕上がってきました。
【室内】
・パノラマ・ガラス
こちらの別荘の自慢はこの一枚ガラスの大きい窓。
この窓に映る風景をデザインしてくれているのも大工さんと庭師さん。共同作業です。
前に見える樹木は「もみじ」
庭師さんは窓の前に椅子を置き、座ってはガラスに映る画を確認。この動作を何度も何度も繰り返します。もみじが一番美しく見えるように、植える位置や枝の選定一本一本丁寧におこなっていました。その背中はまさに「匠」プロの仕事を目の前に、胸が熱くなりました。
この空間ではぜひ、景色を堪能しながら本を読んでいただきたいです。
窓の横に棚を設置。ここには私たちのお気に入りの書籍や、植物、虫の図鑑などをディスプレイしようかと思っています。
お客様にもぜひ、自分のお気に入りの書籍をこの最高の空間で読んでいただきたい。都会では味わうことのできない時間がゆっくりと流れています。
・団らんスペース
こあがりになっているスペース。座りながら仲間で会話を楽しんだり、お子さんも喜びそうな空間です。薪ストーブは自然の暖かみをもたらしてくれます。都会のマンションにはまずありませんよね。ぜひ「非日常」を堪能していたきたいです(*'ω'*)
・繋ぐキッチン
見てください！なんともかわいらしいキッチンではないですか？こちらはもともとの所有者さまが大切に使用されていたキッチンをクリーニングして最大限に活かしました。
「残して、繋ぐ」プロジェクトのコンセプトの一つです。
ただ壊して新しいものをジャンジャン生成するのではなく、あるものを活かし、歴史や想いを継いでいきたい。このキッチンは一つの象徴でもあります。
・階段のぼれば秘密基地
階段を上るとこんな屋根裏のようなスペースが！秘密基地みたいなワクワクかんがこみあげてくる空間です。お子さんは特に喜びますよ～(^^)/
二階からみる景色も最高です。
・自慢のサウナ
こちらは自慢のサウナです。
実は消防の許可にあたり、行政の方々が設備等の確認に来ていただいたのですが、「最近見た中で一番立派なサウナです」をお墨付きをいただきました！これは非常に嬉しかったですね(/ω＼)
というのも山梨県は本当に自然が豊か。宿泊施設の開業人気エリアが多数存在します。たくさんの現場を回られ、さまざまなサウナを見てきた行政の方にそう言っていただけたのは一つの大きな自信になりました( *´艸｀)
【庭園】
・BBQスペース
なんとも素敵なデザインに仕上げていただきました。
こちらは庭師さんの魔法。安全のための柵もしっかり囲っていただいたのでお子様も安心して遊べます。
・アプローチ
立派な石たちが連なる別荘までのアプローチ。子どもたちがピョンピョン飛び跳ねながら楽しそうに下りていく姿が思い浮かびます(^^♪
まだ未完成ではありますが、十分素敵な庭園です。さまざまな職人さんの匠の仕事が化学反応をして創り上げられているのです。
〇ここにしかないものを…
最後に、完成をまじかに改めて思ったこと。
ここに来てくださる方々に何を提供できるのか…
こちらの別荘は首都圏からおよそ車で１時間半で来れる位置にあります。
是非とも都会にお住いの方々にこの大自然を感じてもらいたいのです。例えば室内はすべてむき出しの木材。木のぬくもりをダイレクトに感じていただけると思います。木の香りも心が落ち着きますよ。その他にもレンガや石、昔からそこにあるものや自然由来のものを可能な限り使用しています。
あえて、都会のマンションで使用されているような見た目の良い素材、利便性の高い素材を使わない。なぜなら、「非日常」を体験してほしいからです。ここに来なければ味わえない『景色』『香り』『音』『味』『手触り』を感じてほしい。五感に訴えかける大自然を…そんな思いで作り上げた別荘なのです。
この記事を読んでいただいたあなた様にもぜひ、遊びに来てほしいですm(__)m
noteのご感想、ご意見、「こんなこと取り上げてほしい！」などのリクエストじゃんじゃんお待ちしております。執筆の励み、そして新たな気づきにつながりますので、ぜひコメント欄よりお待ちしております！！
本日もご一読いただきありがとうございました。