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6.こころ

鍼灸治療を紹介する小冊子を作成しました

10月に鳥取県八頭郡八頭町で鍼灸院を開設しました。
鍼灸治療院が少ない地域のため、鍼灸施術を受けたことがない方が多いです。
そのため、はりきゅうについて知れるようなものを作って欲しいと
リクエストいただき作成した小冊子。

内容を少し編集して、Instagramとnoteに投稿しようと思います。
『元気な身体のつくりかた 〜心身の健康と東洋医学〜』
1.健康とは
2.西洋医学と東洋医学の違い
3.鍼灸治療について
4.季節に合った生活と食事
5.呼吸と運動
6.こころ



【6.こころ】

「すべての事象は影響し合い、繋がっている」
と冒頭に書きました。
それでは、「私が不幸」なのは周りの影響のせいでしょうか。
世界が暗く、不安に満ちていて、戦争が絶えません。不満やツラさを感じることは仕方がなく、どうしようも出来ないことのように感じてしまいます。

私は、世の中の事象には大きく分けると
2つあると思っています。
(東洋医学の陰陽論という考え方です)
この世界は暗く冷たいものもあれば、明るくてあたたかいものもあります。

この世界に溢れている
・何に影響されるのか
・何を受け取るのか
は自分で決めることができます。
それを『自分軸』というと私は思っています。

自分軸を持つためには、自分の存在を完全に肯定出来なければなりません。
唯一無二の、歴史上の誰でもない、
たった一人の『自分』を認めてあげないといけません。

また、『自分軸』というのは
「身勝手でいても良い」という意味ではありません。
自分自身で決定すること、「自分のことは自分の責任である」ということです。同様に、自分以外の人にもそれぞれ自分軸があります。

まずは、自分のことを知ることから。
普段どんな声で話しているか。
どんな呼吸をしているか。
何が好きで、何が嫌いか。

さらには、自我ではない本当の自分とは何か。


最後に

目に見えないものは
いつの間にか信じることができなくなった私たち

今の社会では、ほとんどの場面で
数値化することや目に見える結果が求められます

東洋医学の英知は
物質主義に偏りすぎた考えに
新しい風を吹かせることができると信じています

この世界の神様は、それぞれの人生に
たくさんの『必然』の出来事や出会いを
用意してくれていると信じています。

私の意気込み

私は「人生に無駄なものはない」ということを
証明するために鍼灸師になりました。

この世界を生きる皆さんが
自分の人生の出来事に信頼を持って、
今世を楽しんでもらいたい。

病気も、身体の痛みも、
取ってあげられる鍼灸師の仕事ではありますが

「健康に生きる」ことに真剣に向き合って、
この世界を「生き抜く」ことを全力で応援する
鍼灸師を目指しています。

私も一生懸命、もがきながらこの世界を生きています。
全然立派な治療家ではありませんが、少しでもお力になれるよう
精進していきます。

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