【ぶらり岐阜】紅葉の白山白川郷ホワイトロードと高山旅行 2日め
さて大好きな高山旅行2日めの朝。
高山が大好きな理由の一つが、毎日開催されている朝市があること。
そして2箇所もあること!
季節の野菜やお餅、漬物、定番の郷土人形さるぼぼを売るお店など、いつのぞいてもわくわくさせてくれます。売り手のおばあちゃんたちとの会話も楽しみのひとつ。(かんわいいのよ!)
朝市は大体朝7時ごろから始まるので、宿を7時にチェックアウトしいざ朝市へ!
まずは宿から近かったこちら。陣屋前朝市へ。
りんご最強県(長野)から石川に移住し、他県でのりんごの高さにびっくりしてなかなか買えずにいたので直売価格にめっちゃテンション上がってしまいました。
名前と見た目、かわいすぎでは!と思い店員のおばあちゃんに「これちびまるこっていうの?」って聞いてみると、「味見してみなあ」とのこと。
食べてみたらめっちゃ美味しかったので、早速購入。購入後におばあちゃんのひとこと。
「小さいフジをちびまるこっていうでな☺️」
・・・フジかい!!😂😂
どうりで食べ慣れた味だと思った!うまいな!
やりとりがおもしろすぎて一人でツボに入った後、別のお店であまり食べたことのなかった「ぐんま名月」と「新世界」というりんごを1つずつ買いました。ホクホクだけど開幕10分にして既にバッグはずっしり。
色々並ぶ季節のお餅は見たことない味もあって毎回驚きます。この時期はとうもろこしだった。前はみかん味も出ていました。お餅が滑らかですごく美味しいんですよ〜!
これがまあ、はちゃめちゃに美味しかった!!!
きなことあんの甘さのバランス、お餅の美味しさ、美味しすぎる!!ペロリと食べてしまいました。
今後売ってたら絶対買ってしまうものリストが更新されてしまった・・
早蕨(さわらび)というわらび餅が超美味しいですが、週末、連休時は「買うぞ!!」という意気込みで予定を立てて向かわないと買えない気がします。
買えそうな時は大体買うけど、今回はあまり時間がなかったので見送り!
外観も可愛いですが、中の雰囲気もレトロで最高です。カウンターの佇まいが素晴らしいんだ〜!
高山行くたびに「バグパイプでゆっくりするのもいいなあ」って毎回思う。
(他にも行きたいところがありすぎてなかなかいけないんだけど)
そんなこんなで着きました。宮川朝市。
若い方もコーヒーのお店や屋台を出店していたり、通りのお土産屋さんやパン屋さんも朝早くから開いているので活気があります。
私は実はこの宮川朝市のあるおばあちゃんの漬物がめちゃくちゃ大好物で、高山に来る一番大きな目的はその漬物を買いたいからなんですがご高齢のためか前回も今回もお店を見つけられず。
別の漬物屋台のおばちゃんに聞いたところ、私の目当てのおばあちゃんは高齢のため売り子を引退し、今はおじいちゃんがたまに出店してるとのこと。
そっか〜・・今回会えなかったのは残念だけど、まだいつか買える可能性があって良かった・・とホッとはしたものの、おじいちゃんも高齢でしょうし身体に気をつけてほしいなあ。
朝市の出店て、めちゃくちゃ過酷な作業だと思うので・・夏も冬もね・・😞
ちなみに飛騨の名物に「めしどろぼう」という名前の赤カブを刻んだ漬物があり、「ご飯を盗んででも食べたいくらい美味しい」というのが由来だそうですが私は梅干しに似た風味のこの漬物が大好きなのです。
この宮川朝市のおばあちゃんのめしどろぼうはあまりの美味しさに米が本当に止まらなくなり、その威力に敬意を込めて泥棒どころではなく「ライスギャング」と私は呼んでいます。組織的に米を盗まんと足りんレベルなのでね・・。
谷口さんというお名前の漬物屋さんなので、出店されてるのを見かけた際には是非買ってみてください。他のお漬け物もめちゃくちゃ美味しいです。
今回は朝市の別のお店でそれぞれめしどろぼうと白菜の漬物を買って、一度車に荷物を置きに帰ることに。
味の染みた三角のお揚げをイートイン用でトースターであっためてくれます。
これね、焼きたてほんとめちゃくちゃ美味しいので高山来たら絶対食べるもののひとつ。お持ち帰り用だと100枚4200円くらいで買えるので・・「買ってその辺でみんなに配る・・?」って旦那と小声で相談するくらい美味しいです🙄
古川屋さんではこもとうふもお持ち帰り用で購入。
荷物を車に預け、身軽になったのでこないだ紅葉の時期に綺麗だった法華寺まで歩くことに。
焼きたてを作ってる日だとテイクアウトで焼きたてが買えるんですが、この日は焼く日じゃなかったようで持ち帰り用だけ購入。この辺の定番土産なのでいろんなところで売ってますが、私はここのが好き。
高山って骨董店、古民具店めちゃくちゃあるのも楽しい。入りにくい店もあるけど、割とオープンに覗きやすいお店も多い気がする。
飛騨の春慶塗という塗り物が好きなので掘り出し物を探しにちょこちょこのぞきます。
法華寺に着きました。
だいぶ葉が落ちてたところもあったけど、まだ見頃のところもあって良かった!
さてお昼近くになったので、今回どうしても行きたかったお店に向かうことに。
前回前を通って気になってたものの入る勇気が出なかったお店なんですが、その後インスタのフォロワーさんがそのお店を絶賛されていて、今度は絶対に行こうと決めていたお店でした。
斜め向かいの高山ラーメンまさごそばに行列が次々とできる中、ほんとに開くのかな・・と不安になりつつオープンを待つ我々。
時間ちょっと前に大将が中から出てきて、並ぶ私たちを見て「うちに並んでるの?」ってちょっとびっくりされ、無事に入れました 。笑
店内はカウンターのみ、6、7席くらい。メニューは1種のみなので、入ると注文せずに定食が用意されます。
その後続々とお客さんがやってきて、あっという間に満席に。開店同時に入って良かった〜。
たっぷりの混ぜご飯とお味噌汁、きゅうりのスライス、味付けごぼう、粉吹き芋、卵焼き、そしてバナナ1本。
素朴なご飯ですが、まあほんとにすっっごく美味しかった。
混ぜご飯は濃い味付けじゃないのにしっかり味わい深く、シンプルなじゃがいもやごぼうもめちゃくちゃ美味しい。卵焼きも優しいけど薄味なわけではなく、美味しい!!!
料理って、料理する人の人柄が出るんだなあと感じるご飯でした。
大将が一人で営業されているので混んでいる場合はお時間がかかることもあるかもしれません。ゆっくり余裕がある時のご訪問がおすすめです。
いいお店に出会えてよかったなあ。
高山は若い時に訪れた時から、「ぶらぶら古い街並み見て、お土産買って、漬物食べて、老人会の旅行みたいで超たのし〜〜〜〜」って思ってたんですが、通うたびに少しずつ新しい発見をして、お気に入りの物が増えて、全然飽きないんですよね。
私が年齢を重ねるごとに、若い時に興味のなかったものに興味が出るようになって、それが高山の街の魅力とぴったり合うのかもしれない。
飛騨の駄菓子って豆菓子とかきなことか、若い時にあまり興味のなかったお菓子が多いんだけど、通い始めてしばらくしてからそれらの美味しさに目覚めて今では絶対に買うし、漆器もあまり興味がなかったけど今は興味が出てきてお店を回るようになったし。
そして最初に思った通りに、多分本当に老人会の旅行みたいになる年齢の時までずっと新しい発見をしながら楽しんでいける気がします。
願わくば飛騨高山の素晴らしい魅力を担うお店の方々が、ずっと健康でありますように。
そして私もずっと、ポケットに小銭を入れつつ目に止まったものをちょこちょこ食べながら街歩きできるくらい元気でいれますように!
ここから帰りの白山白川郷ホワイトロードです。
こちらは戦利品の一部。
相変わらずの長文note,見てくださってありがとうございました!
おまけ
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