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蒼玉

ふたつの蒼玉が肌の表面をなめらかに滑る。一時に肌に涼し気と熱気が転がる。
次第ににその玉はじんわりと溶けて肌から体内に入っていく。

その蒼は体内で再度丸い形を生成して、体内を堂々と動いていく。
浄化や癒しが必要な箇所を自動的に探してくれる玉型をした体内お掃除マシーン。

脳内がじんわりする。松果体も蒼玉の光でお掃除。
喉の位置を裏からグリッと何度か押されエネルギーが流れていく。
試しに2つの玉を合体させ、胸の中心部まで下ろしていく。

しばらくの温存させながら玉を横回転させ、光で胸の内部を照らす。
まるで灯台のライトのように、暗い夜の海上を照らしていくように。
異なるのは、回転ごとにあたりがどんどん明るくなっていくことだ。

十分に胸部が発光すると、玉は再度2つに分裂し、両腕に流れていく。
腕を広げ目視してみると、肌の色に青みがかった白いキラキラがいくらか浮いているように見える。

肩と腕を軽く動かしたらポキっと関節が鳴る音がした。
邪気がしっかり隙間から出ていった証の音。
この玉の作用がいかに早く大きいか、パワーの証。

そしてまたそれぞれの球を胸中に戻し、そのまま少し南下させ鳩尾あたりで再び停滞させる。
「焦らない・いつでも創造的になれる・いつでも繁栄のエネルギーを活用できる」そんな確信が鳩尾から溢れてくる。

蒼く聡明で遠い過去の叡智と、未来や他の惑星の叡智まで配合されたエネルギーの玉が太陽神経叢の黄色いエネルギーを癒し混ざり洗練させていく。


どこか別の惑星の荘厳な蒼の王宮が自身の鳩尾に見える。王宮内の心部。誰も彼もは入れない、より厳かで、静かで、創造的で、表面だけの世界や地球の現象界では見ることのできない芯(神)の聖域のよう。善悪、陰陽、闇光 そんなものは地球の表面の戯言。


その王宮をしばしの手入れと休息をした後、
引き続き南下行進向かうところは小宇宙。第二チャクラ。

下丹田に圧を入れると、見えるのは宇宙。周りはまだ暗いのに遠くにうっすら光のライン。
この暗い宇宙に星を作る。
自由と言うなの真っ暗な闇に、創造という名の惑星づくり行為。
光が増えていく。

夜の空を見ればわかること、闇と光の共存。

闇を恐れるものは、闇に溺れ、飲み込まれる。それは人間ひとりひとりを見れば分かること。自身の目を瞑りたい問題を見てみぬふりをしていくと、光は増えず、闇が支配する。

わたしは自分の小宇宙をみると、自由すぎるという恐れにさえ、武者ぶるいが起こりだした。

十分に高まったところで、蒼玉は両脚へと流れ癒していく。
再び北上、クンダリーニエネルギーとミックス。
普段は白いエネルギーが、蒼と混ざり薄水色になった。

そのまま頭頂部でその薄水色の光の玉は温存される。
頭頂部の蠢く不思議な体感が面白い。
さて今日はまたサードアイまで持っていき、ここで終了にしよう。

これは癒しどころか、認識、再生のエネルギー運動だ。
日頃の日課の小周天のオリジナルバージョンにもなった。

とりわけ、太陽神経叢での王宮は見ものだった。


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