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えまだより。vol.12





映画5本観たので、公開します。3本目にみた『カラオケ行こ!』以外、けっこうダークな感じ。おすすめに流れてくるのが暗いのばっかりで、結局、そういう映画ばっかり見ちゃうんだね。






愛なき森で叫べ

ずっと気持ち悪かった。北九州監禁殺人事件がもとになっているらしいのだけど、正直映画の中では洗脳とはまた別のように感じた。

ただただ、気持ち悪かったなぁという感覚だけが残る。

人間を切り刻むシーンとか、まぁもちろんグロくて気持ち悪いんだけど、お酒を飲むようにすすめて、自分の口に含んだ酒+唾液をぺって口移しするシーンが特に気持ち悪かったよねぇ。



この子は邪悪

ラストでタイトル回収。なんとなくずっと暗くて、異様な空気感をまとった作品。脅かし系はほとんどないので、怖いの苦手っていう方でも、見やすい映画だと思います。

よく考えたら、まともな人間が一人もいなくないか。

ラストシーン。目の前にいる人、外見(肉体)は別人だけど、中にある魂は家族のもの。記憶もちゃんと残っています。その人ってほんとに家族なのかな。そんな相手と、平然と食事をして笑い合うその光景も異常なものだよなぁと。

とにかく、不気味な映画です。



カラオケ行こ!

思春期の多感な時期の中学生聡実さとみと、ヤクザの狂児きょうじがカラオケに行く話。とっても気に入ったよ~!思っていたよりも、ハートフルな感じ。

狂児が連れてきた、ヤクザの仲間に歌を歌わせて感想を言っていくシーンのテンポ感がめっちゃよかったね。手の甲を見て、この人がキティちゃんの兄貴だ…ってなるところも。

1曲おきに『紅』を歌う狂児にツッコみ入れてくれたのも、「それ、わたしも言いたかった!」となって気分がいい感じになった。

ラストシーン、久しぶりに連絡をしてきた狂児の腕には”聡実”と、入れ墨が彫られていて。「嫌いな物を彫られるなら、好きな物を嫌いと言い続けたらいいんじゃない」と、聡実がアドバイスしていたのを思い出してジーン。もっと早く連絡くれよ~!



黄龍の村

ホラーかと思ってみたら、全然でした。グロも少なめ。こんなフライヤ―ですが、意外にも復讐系。

序盤の陽キャが群れて、ワーキャーしてるシーンは、わたし的にはゾワッとくるものがありましたけども、そこさえ耐え抜いたら、ちょうどよいB級映画(?)感が味わえます。

クレジットの後にもちょいストーリがある感じ、わたしはけっこう好き。最後の最後まで、ちゃんと見てください。「えっ、そうなる!?」な展開が待っていました。



ヴィ―ガンズ・ハム

まぁ、皮肉っぽい、ジョークっぽいブラックコメディ映画。個人的には新しい感じがして、おもしろいなと思いました。殺害シーン、解体シーンありますし、血は出ますし、モザイクのないヌードもありますし、苦手な人は見ない方がいいかもね。

冷え切った夫婦仲が、同じ目標を持ったことで改善していくのもおもしろいし、毎回見ていたあのテレビ番組に自分たちが取り上げられていることもおもしろい。不謹慎な内容であることは間違いないのだけど、おもしろかった。

自分の考えを押し付けるばかりではなくて、違う意見も聞く姿勢は必要だと思うし、一歩通行な主張には誰も耳を傾けてはしてくれないよね。そういう、メッセージ性はありそうだと思います。

親友らしい精肉店仲間の夫婦には、終始イライラが止まらない。超苦手なタイプ。あと、娘も娘の恋人も、事前情報無しに家に来て、これ無理、それ無理って何しに来たんって感じだった。




もちょっと、ハッピーになれる映画も見てみたい!次の5本も、ダークネスアンハッピー映画ばかりだったら、「コイツはハッピーになる気があるのか…?」と笑ってください。みなさんのおすすめハッピー映画は何ですか?

今回も、読んでくれてありがとうございます。また、次回のえまだよりで。





わたしのペースで、のんびり頑張ります。よかったら応援もよろしくお願いします。