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日記:2024年4月10日 晴れ

・本日は通院につきお休み。1時間そこらか待たされた後、日々の憂い事に対する愚痴を10分足らずの内に軽くいなされるだけで、元気になるおくすりが貰える。鬱がピークだった頃から俺がどんなに窮状を訴えようと常にこんな対応だったため薄情にも思えるが、心の医療には原則としてそういうマニュアルがあると後で知った。言われてみれば確かに、およそ正気を損なっている相手の言動を前のめりで肯定する方が拙いので、ぐうの音も出ない。

・待ってる間に近くの天下一品に駆け込んで、先日の雪辱を果たしにきた。どちらかと言えば郊外寄りの店舗なので、市内のショバ代込みの馬鹿みたいな価格よりはやや控えめの値段。それでも大盛りにすると1000円は超える。つくづく、クレムリンに体当りしてでもプーチンのクソッタレ野郎をぶち◯してやりたい衝動に駆られる。

こってりMAX
ラーメンライスセット ¥1450

・まぁ、どのみち今日のオーダーは「こってりMAX」なので、価格はハナから飛び抜けているのだが。受けた屈辱は倍返しにせねば気が済まないタイプです。期せずして開店凸になってしまったとはいえ、なんならカップ麺よりも早い速度で着丼した事に驚くばかり。こちとら卓上無料サービスのキムチでも嗜んで口を湿らせようとのんびり構えていたので、そんなに急がなくても。お味のほどはと言えば、本来のこってりにはない独特の甘みを感じた。もはやペースト一歩手前のどろどろ食感も相まって、なんだか砂糖控えめの生クリームみたいな後味である。卵にしろ牛乳にしろ、こんな言い方もなんだが、動物を極限まですり潰すと、最後に残るのは甘みなのだろうなと思う。

・前回と違って今回は腹も膨れたので、その点に懸けては言うことなかったが、代わりに着丼までに便所で見るような羽虫が二匹も近くを飛んだり落ちたりしていたので、残念ながら飲食店の評価としては甚だ落第と言わざるを得ない。一匹ならギリギリ、本当にギリギリで許容出来なくもないが、数匹となると流石に看過できないものがある。思えば名古屋で立ち寄った店主の機嫌が悪すぎるラーメン屋でも小虫が飛んでいた。さながら邪神ガタノゾーアの復活とともに世界を覆い尽くすゾイガーじみて凶兆である。まぁ端的に言って、衛生管理が不行き届きという事なので今後の利用はもう無いだろう。それくらいに致命的である。

・先ごろ主治医に話した日常で抱える憂鬱などは、世間を震撼させた女性声優のゴシップの前では全て霞のごとくであり、事実目にした端から踵を返して再度の受診を検討するところであった。本日この件に言及するかどうかについても正直、迷った。ちなみにこうしてなにか言うべきか言うまいかで悩んだ時は、まず間違いなく確実に、言及せず様子を見る方が正解である。まして俺の場合、日がな一日「どうせこいつ今日の日記に書くんだろうな~笑」と蓋然性イマジナリー読者から脳内で煽られていた事もあり、逆にまったく触れないでいようかとも思ったのだが、やはりそれでは日記として嘘になろうというものである。いかに不合理で不利な状況であっても、時に信念には代え難い瞬間もあるのが人間の(というか俺の)ままならないところである。

・まず結論から言えば、あくまで個人の所感であるが、疑惑は十中八九クロであると思われる。単純に現状、否定するに足る根拠が見当たらないためだ。確定したわけではないし、今後解明されるとも限らないので決めつけてかかるのは控えたいが、俺がこの先、話を進める上では少なからずそういうスタンスが前提となるだろう。

・いち声優オタクとして語弊を恐れずに言うと、事実だとすれば色々と面白過ぎる事象なので口にしたいことは無数にあるが、ひとつずつ検証していると文字数がいくらあっても足りない。ただ、とりあえず疑惑の真偽を置いても、やはり上記のような対応は非常に拙かったと言わざるを得ない。どう考えてもあれは黙ってツイ消しするか、スタッフの誤爆に留めておくべきであった。あの手の誤爆そのものはTwitterという魔境においてはごくありふれた内容だし、実際あのツイートを見た当時の俺はまたやっとんな~という程度の認識だった。この段階でも界隈では既にほんのりと本人の関与が臭っていたらしいが、それでもまだシラを切ろうと思って立ち回れば、少なくともここまで延焼することはなかったはずである。

・そもそもあからさまなスパムでもない限り、「第三者の乗っ取り」などという稚拙極まる弁明で納得を得られた例はほとんど存在しない。唯一あるとすれば、「スマイルプリキュア」と内容的にも愛嬌のある投稿で済んだ橋下徹くらいのものだろう。ただ、疑惑の通り本人手ずからの誤爆であったとすれば、わざわざ人身御供を被るスタッフもすぐには見つからないだろうから火消しを焦るあまり、あのような言を取らざるを得なかったのかもしれないが。しかしこういう場合に第三者の存在を指摘するからには、普通は見せしめも兼ねて「犯人」の特定プロセスやその後の進捗なども具体的に提示する必要があるし、そこまでいくと否応なしに大事に発展せざるを得ない。そのため余程に立証の自信がなければ、少なくともただの言い訳として使うには下策中の下策である。

・あらゆる炎上を目にしてきた経験上、ここまでの騒ぎ(Twitterの全国トレンドに載る規模)になると事実はどうあれ、黙殺できる域は逸脱しているので、流石に事務所としても追加でなんらかの弁明、アクションは避けられないのではないかと思う。ただそれでも敢えて言っておくと、水瀬いのりさんはまだまだ(業界にとっては代えが利くとしても)俺にとってかけがえのない存在であるから、可能な限り穏便に済ませてほしいと願ってやまない。申し上げた通り、無罪放免といくかはかなり微妙な見通しだが、彼女の進退に係る場合は徒党を組んで事務所やレーベルに談判する事も辞さないつもりだ。どうか、いのりのお◯っこキリンレモンの灯火を絶やさないでください。「アイマイモコ」とか「アルペジオ」とか「Starry Wish」とか「brave climber」とか、あ、あと「TRUST IN ETERNITY」や「運命の赤い糸」も大好きなので……。



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