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第21話:プログラムは“共通“が大事?

「プログラムは“共通“が大事?」

だいぶ、プログラムも慣れてきた。
設計図を作ることも、周りに助けてもらうことも含めて、プログラムに慣れてきたかな。

社長:「あと、もう1個くらいゲーム作る?何個かプログラムを組むことで“プログラムは何が大事か“がわかってくると思うよ」
私 :「まかせてください!設計図かければ私は最強なので!!」
社長:「じゃあ、カードバトルゲーム、作ってみる?」
私 :「か、カードバトル・・・あの、水属性とか火属性とかあってカードに書かれたキャラクターで勝負する、複雑そうなゲーム・・・?」

社長:「カードバトル、実は超簡単に作れるよ。じゃんけんをかっこよくしているだけだもん」※カードバトルの超基本はじゃんけんと言う意味ね!この基本形に面白いルールやかっこいい装飾をつけてレベルアップしたのがよくあるカードバトル
 
私 :「じゃんけん?」
社長:「水属性とか言ってたけど、これはグーチョキパーだとするよね。エルマーの世界観に合わせて今回は、魔法属性・力属性・剣属性にしてみようか。“グーはチョキに強くてパーに弱い“という図を考えていくよ。」

私 :「これで、出されたカード同士を見て、勝ち負け判定をすればいいのか。
と言うことは、自分のカードが勝ったら得点を入れるプログラムを作ればいいってこと!?」

社長:「そう!やってみて〜」
 
でも、今回は、かなりめんどくさいな〜。
カードがたくさんありすぎる。
全部にプログラム組むの?大変すぎ。
ましてや、本物のカードゲームみたいに、何十枚もデッキを組んで対戦!ってなったらどうしたらいいんだ・・・

 
私 :「今回のプログラム、とても複雑で大変そうですね・・・」
社長:「そうかな?これ、全部同じプログラムじゃない?カードの絵柄を無視したら、それぞれのカードがやっていることは同じじゃない?」

私 :「ほんとだ。」
社長:「プログラム、コピーして使えちゃうね。」
私 :「一気にスッキリ!こんなに楽していいんですか〜〜!」

 社長:「プログラムで似たものを見つけたら、コピーして楽しよう!すると、分かりやすくてより良いプログラムになるよ!難しいと思っていたプログラムも急に簡単になる!」
 
ここ、楽できるかも!というひらめきがすごく大事!
出来るプログラマーは楽するのが上手

 
カードバトルを作って分かったこと
共通を見つける力、大事!!
 
だんだんプログラムに必要そうな力がわかってきた気がする。
忘れないうちにミッションに落とし込むぞ!!

第22話につづく・・・
 
【前回のお話】
ドタバタ奮闘記第20話はこちら▼


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