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未来はきっと自分次第

私が職を失ったのは、メルボルンが「ステージ4ロックダウン」に突入した8月。
最初のロックダウンが始まってからに関しては半年が経とうとしています。

この「ステージ4ロックダウン」規制に関して軽く説明すると、

・外出は家から5km圏内
・働くことが許可された人のみ家から離れて勤務可能(その際、許可書の携行が必須)
・レストラン、カフェはデリバリーのみ(ほとんどの店が閉まっていると聞いてます)
・外での運動は1時間以内
・買い物は1日1回
・マスク着用義務(ステージ3から同様)
・門限 20時~5時(この間の外出は禁止)

規制を破ると厳しい(本気で厳しい!)罰則の対象になります。高額な罰金だったり、最悪は懲役の場合もあるようです・・・。日本じゃ考えられない。

こうして私はこの規制の下、オーペアとして働くことが困難になりました。
そして学校も5週間の中断が決定。授業は無し。
幼児教育のコースが始まってたった1ヶ月、、、歯がゆい。

自分に尽くせる時間ができたことだけは、働き詰めだった私には本当に幸せでした^^
(TikTokなんか始めたりね・・・笑)


そんな幸せも束の間、予定通り終わると思っていたロックダウンが
「延長もありえる」というニュースを見たのが9月に入ってすぐ。

ここで私は、
「あ、9月中も働けないかも。ということは生活がいよいよ厳しい!最悪ホームレス。」
という感じで、不安やら恐怖やら、何もかもが一瞬で襲ってきました。眠れない。


本当は働けなくなった時点で一時帰国するべきだったのかもしれません。


ただ私の中で「一時帰国をする」という選択が、私を見守って応援してくれる家族や友達に対して申し訳なく、後ろめたさもあり、何より格好悪いなと自分を恥ずかしく思ってしまうので、これまでは選択を避けてきました。


「規制が緩まって働けるようになるかもしれない。」
「これからメルボルンの状況は良くなるよ。感染者も減ってるし。」
「日本に帰っても一緒でしょ。自主隔離だってあるしお金かかるよ。」


こう周りから言われ「ごもっともです。」と思いつつも、そこには100%の保証は無くて。
両親からの資金援助は頼らず留学生活を送ることを決めてたから、金銭面が何より心配で。
この先がどうなるかなんて、私を含め誰にも分からない。誰も教えてくれない。



私は多分こういう、
「先が見えない、それゆえに身動きが取れない、決断ができない」
という状況が本当にストレスで嫌なんだと思う。行動してないと死んじゃうんじゃないかってくらい。

そして、政府からの発表を待たずに一時帰国を決断。(つい昨日の話)


周りが言うように、規制が緩まって働くことが可能になるかもしれないし、授業も再開するかもしれない。感染者は減って、通常の生活に戻るかもしれない。カフェやレストランにも行けて、友達にも会えるかもしれない。

そうなると良いなと思う。
メルボルンに住む人たちはもうロックダウンにうんざりしてるだろうから。


私は私で、自分の下した決断が「英断だった」と、未来でちゃんと言えるように、これから後悔することのないよう行動していきます。
ただやっぱり悔しいし悲しいから、今、書き留めながらも涙が出るけど。
非常事態を予想してなかった自分のツメの甘さに腹が立つなぁ。


日本へ戻ってからは、もちろんベビーシッターをします^^
会わない間にこどもたちがどれだけ成長したのか見るのは純粋に楽しみ。
大きくなってるんだろうな。私のこと忘れてるだろうな(笑)


学校は休学手続きを取り、状況が良くなって準備が整い次第、メルボルンに戻ります。その間は日本で勉強できることする!ウジウジしてる暇は無い。

メルボルンの仲間たちと、笑ってまた会えるのを楽しみに日本で頑張ろう。
みんな待っててよー。。。


うん、赤裸々に書いた。書くことで気持ちがスッと浄化される。

私のこと知らない人でも理解できるように書けていると良いのだけど。
たくさんの人と、noteを通して色んなことをシェアできたら嬉しい^^




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