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8/29 興味と趣味の中間にあるもの

現代では服を着ない人間はいない。(ひょっとしたらいるのかもしれないけど。)

服に興味がある人もない人も、服を着なければいけない理由がある。

ある意味脅迫的にも思えるけど、それが世の当たり前となっている。
そしてある意味After COVID時代における、「マスク」と同じ位置づけになるだろう。

僕は幸いにも(?)ファッションに興味がない人間ではなかった。けれど服の嗜好は年々変わっていき、前は喜んできていた服が今はあまり似合わなく思う、なんてことが良くある。

以前は古着屋が好きで、よく古着屋に入っては興奮していたが、今はあまり古着でピンとくる服に出会わなくなった。出会えなくなったと言ったほうが良いのかもしれない。今も古着屋は入るし、好きだけれど。

その代わり「値段が高くても良いものを長く使いたい」という思想と「ユニクロや無印良品で済むものはそこで揃える」というスタイルに移行してきた。

自分の中の例外としてユニクロ・無印良品以外の服も買うけれど、基本的な服はそこで買うようにしている、できるだけ。

ファッションというのは「趣味」というには体感的に浅いけれど、僕の中では趣味に近いものだ。でも誰しもが服を着なければいけない時点で服について考えない人間はいないのだから、「服について考えている」ということを趣味というのにはやや違和感がある。

「興味」というにはあ、あまりに毎日に寄り添っていて、一般的に興味というものよりは長い付き合いのように思う。

ファッションは僕にとって、趣味より浅く、興味より長い、中間の存在だと思う。

そんな僕が最近興味を持っているのがジーンズのエイジング。

古着屋の片隅のジーンズコーナーをチラチラみていたもの興味のきっかけかもしれない。

リーバイス501の古着がどうのこうの、、、とかはいろいろあるんだろうけど、どうせ年季が入ったのを履くならいっそ自分でそこまで作り上げたい、と思った所存。

それで買ったのがA.P.C.のプチニュースタンダードというジーンズ。

香林坊という、金沢の表参道みたいなところにあるA.P.C.金沢店という、普段の僕なら絶対はいらない店に入って買い物をしたのはなかなか刺激のある経験だった。

そもそも買い物という行為が刺激が強い行為なのだと思うけれど。

ジーンズのエイジングというのは割と茨の道で、日々僕は可能な限りこのジーンズを履き続けています。そしてこれからも履き続けます。

良い点としてはこのジーンズ以外のパンツはいらなくなること。つまりミニマリストになれます。

悪い点は皆さん察してください。リセッシュに感謝感謝の毎日。今の所問題はなさそうですが。。。(女子ウケは明らかに悪いのでできるだけこの話はしないようにしています。)

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