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海のイメージを追求し続けた結果

こんにちは、エレガントウッドの石井です。

いろんなデザインに挑戦しますが、毎回毎回苦労します。最近需要が増えてきた、トルネドランダムもそうで、海の波のうねりを表現したデザインになります。

既製品としては、同じデザインのものを作った方が正直な話、楽です。デザインはひとつでいいし、当然プログラムもひとつでいい。また量産がしやすく、コストが落としやすい。

ところが世の中には、ご存知のように沢山の商材に溢れています。また近年は海外からの製品もちらほら見かけるようになり、目新しいものが好きなデザイナーにとっては、セレクトするのが大変ではないか、と思うぐらいです。知らないと損をするではありませんが、最近のマテリアルとして、いろんなアンテナを張っておく必要も出てきたのでは、と感じてます。

トルネドランダムのメリット

一枚でのデザインをリピートさせず、柄を大きく演出できることで、トルネドランダムを使用する際におすすめは大きな面の壁面です。

デザイン開発のテーマは、海のイメージにひたすらこだわりました。抑揚の感じ、凹凸の雰囲気、しつこくないランダム感です。結果、1枚がリピートするデザインでは開発テーマをクリヤーできないため、8枚がつながるデザインにしています。

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スピンをかける

海のイメージのデザインを活かし、アートにしてみました。単純に小さくすればアートになる、ではなく、海を感じる様に(個人的に沖縄が好きなので)、スカイブルーで表現してみました。

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四角のパネルモジュールで海を感じることより、丸く柔らかい表現がよい、ということでフランスのMaison&Objetに出展した際にできたアートになります。

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↓ は、先日(2021.1118-1120)に行われたIFFTでのブースです。

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まだまだ海の表現は、立体のデザインで表現できることは可能です。

ネタはたくさんありますので、なにか海の表現を空間でお考えのデザイナー、ご連絡お待ちしております。

石井馨一




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