山口周氏に聞く、解決すべき問題をみずから作り出す「ニュータイプの時代」とは
ニュータイプの時代の著者である山口周氏のセミナーでの言葉をご紹介します。
これからは正解を求めるのではなく、問題をつくる時代だ。
かつては世の中を見回せば問題があり、それを解決するための正解を求めるだけでよかった。もっと便利に、もっと安く、もっと役立つものを。
しかし、これほどまでに技術の発達が進み、便利になり、足りないものがない時代になってくると、「問題」そのものがなくなってきている。
そんな「問題」の見当たらない時代、企業はどうやって問題解決を提案し、売上をあげればいいのでしょうか?
山口氏は、そのためにも企業は、もっと高い理想を掲げ、理想と現状とのギャップから、みずから問題を作り出す必要があるといいます。
「自分はこの理想を実現したいからこのビジネスをするのだ」
・世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスして使えるようにする〜googleミッション
・コミュニティづくりを応援し、人と人がより身近になる世界を実現する〜Facebookミッション
このGoogleやFacebookのミッションのように、高い理想を掲げ、それを実現したいからこのビジネスをする、そんな『独善的』とも言えるスタイルが、これからのビジネスには必要であると言うのです。
高い理想が、高い問題意識を生む
納得すると同時に、この「独善的で高い理想がビジネスには必要」という言葉にハッとしました。
確かにこの高い理想があるからこそ、情熱的に、高い問題意識をもってビジネスに取り組めると思うからです。
私の理想は「すべての人に幸福マインドを」ですが、だからこそ「自殺者ゼロ社会にしたい」という問題意識が生まれてくる。
自殺者ゼロ社会にしたい…というと、自分でも「そんなデカイことを言っていいのかなあ。ビッグマウスに思われないかなあ」と、思っていたのですが、山口氏の言葉を聞いていると、本当にそう思っているのだから別にいいんじゃないかと、そんな気がしてきました。
一人一人がマインドマネジメントができるようになれば、もっと幸せを感じれるし、もっとこの世界は穏やかで明るくなる。自死という一番悲しい選択をする人がいなくなる世になれば。
そんな理想を、これからはちゃんと掲げて、やっていこうと思います。
#すべての人に幸福マインドを 。
マインド心理学カウンセラー 仲 恵里
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