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# 204 世界旅行記(6)

世界旅行記も6回目です。

私は、プロフィール欄にも記載の通り、旅行が好きで、これまでに46か国訪問しています。

また、今年はスターアライアンス系のゴールド会員となれるよう所謂マイル修行をして、SFC 会員になりました。

今回紹介する国・都市は、こちらです。

(小声:少しマイナーかもしれませんが、美しい城です)

Google Map上ではこちらになります。

ハンガリーの首都と言えば、そうです、ブダペスト です。

こちらの写真は、ブダペストにあるお城、そのままですが「ブダ城」です。

このお城は、「ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通り」として世界遺産に登録されており、ドナウ川を見下ろす丘にあります。

反対側には、こちらも有名な国会議事堂がきれいに見えます。

このお城は、独立を求めるハンガリー(マジャール)人の苦難の歴史の舞台となっており、1241年にモンゴル人からの攻撃を受けて以降、オスマン帝国、第一次世界大戦、第二次世界大戦を経て、今の状態になっています。

ハンガリーというと、その地理的特徴のため、大国の影響に翻弄されてきた歴史と理解していましたが(あと、音楽家リストが生まれた国)、この城のような華やかな名所ではなく、悲しい名所もあります。

例えば、この「ドナウ川遊歩道の靴」は、第二次世界大戦中にドナウ川のほとりで銃殺されたユダヤ人を追悼する心揺さぶるモニュメントで、ここで命を落とした 2 万人の人々を追悼するため、1940 年代風の約 60 足の鉄製の靴が川辺に置かれています。

他にも、こちらは「恐怖の館」という場所で、この建物はもともとナチスの元に作られたファシズム政党の本部、地下室は牢獄として使われていました。多くの女性や子供や老人、ユダヤ人が収容されていた負の遺産です。

ハンガリーは、こうした歴史が感じられる場所でしたね。考えさせられる時間が多かったと記憶しています。

とはいえ、私は行けませんでしたがオペラも有名ですし、このような美味しい料理(名物:グーラッシュ)もあり、歴史にあまり興味がない方も楽しめると思います。

また、前回のアイスランドと比較して、物価が安いのも旅行者にとっては嬉しいですね。特に、昨今の円安で予算が厳しい方にとっては、海外旅行先の候補として考えてみてはいかがでしょうか。それでは、Bonne Chance!