私の手に届いた種はきらきらしている（コミックエッセイの紹介）

仕事を辞めてからけっこう日が経ちますが、いまもなお求職中、いや「休憩中」な私です。辞めてすぐは一日中ベッドの上で過ごす日がしばらく続いていましたが、だんだんと、散歩をしてみようとか、疎遠になってしまっていた友達に連絡をとってお茶してみようとか、一人で映画を観に行こうとか、色彩検定の資格をとってみようとか、旅行に行っちゃえとか、やりたいと感じたことをやりたいままにやってみるようになっています。

仕事していた間はストレスで休日になっても何かしようと自発的に考える気力が湧かなかったし、さらに遡れば、病気のなりはじめからデイケアに通っていた時期は「自分ではない何者 ナニモノ」にコントロールされながら行動してる・してきた感覚に戸惑う日々だったので、「純粋な自分の意思」とほぼほぼ言ってもよい状態で動けているのは約7年ぶりなんですよね。

その不自由だった7年を取り戻したいという反動があるためか、今はこの自発的にやりたいことをする体験を増やすことを優先できるうちに優先しておいた方が良いと判断して過ごしています。

とはいえ、スマホを一日中見てしまうような日もあれば、落ち込んでしまう日もあって。一時デジタルデトックスを試みましたが無理でした。良いことも悪いことも、かかりつけの先生などに報連相をちゃんとしつつ生きてます。

そんな中、先日たまたま統合失調症の体験を綴ったコミックエッセイの最新リリース情報に関するWEBニュースが目に留まり、試し読みをしたところ、とても興味が湧いて即購入しました。

今日もテレビは私の噂話ばかりだし、空には不気味な赤い星が浮かんでる
～統合失調症の私から世界はこう見えた～
Himaco

私が読んだニュースの試し読みはAmazonよりも結構先まで読めたんですよね。本当はそのリンクを紐づけしたかったんですけど、みつけられませんでした。

大変読みやすくてあっというまに読めてしまうのですが、その代わり読み返せば読み返すほど胸が温かくなる内容で、何度も読み返しました。

病気になってしまった自分を一番いじめていたのは自分だったんだなと気付かされました。

私も著者のHimaco（ひまこ）さんが今いる境地を見習おうと思います。

以上、近況報告です。