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人間ドック前に禁酒とかしない主義~結果はいかに・・・

人間ドックは試験じゃない

人間ドック前に2週間禁酒だとか、ダイエットだとか試験前の追い込みのようにやる人がいる。色々事情はあるとは思うが、私はそういうのはしない主義。普段と同じように、前日もいつもと同じ量のお酒を飲む※。もちろん21時以降の飲食禁止は守る。

註:アルコール分解能力が低い方は、肝臓に関連する検査数値に影響するため飲む量は気をつけて下さい。

人間ドックは受診時にメタボ症候群の数値をパスすればいいというものではないだろう。試験じゃない。普段通りにやっていて身体の状態がどうかを見て、それを毎年定点観測すべきだ。

今回は私は値が悪くなることを予想していた。例年なら、人間ドックを受ける7月は、テニスの試合に向けて練習量も多く、食事も気をつけている。3月から11月まではぷちアスリートとして体調管理しているので運動効果の中で受診することになる。

しかし、今年はコロナの影響で、2ヶ月ぶりにやったテニスで転倒、あばら骨にヒビが入って1ヶ月運動できず。かろうじてウォーキングしか出来なかったが、人間ドック前2週間は仕事が忙しくてそれも出来なかった。体脂肪率は毎週1%上がっていた。

さて結果はいかに?

朝8時5分開始。この状況下、たぶん最悪値が出るのではとドキドキしながらも、黙々と様々な項目検査を受けた。

おっ、結構腹回りがやばいと思っていたのに、昨年と同じ77cmだ!体重も増えたものの今の運動量考えれば標準を2キロ以上下回っていてノー問題。ほっっっ。

胃カメラで十二指腸や胃壁を見る。ほんと、技術の進歩に感謝するが、綺麗に見える。飲み会がコロナで減ったからか、炎症で赤くなったり全くしていない。素晴らしい!

今回はコロナのため、肺活量を計る検査がなく、1時間程度で全項目が終わった。結果の一部を面談で14時半に教えてくれる。

待ち時間にホテルの昼食券がもらえて、これが楽しみで。緊急宣言後、ラーメン以来2回目の外食だ。中華料理にしよう。
う~ん、17時間ぶりの食事、しかもホテルの中華ランチ!美味しい。

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はい、結果ですね?

ここ8年で最悪値を出した項目がありショック!中性脂肪が昨年の3倍越え&基準値オーバー。しかし、他のいつも基準少し越えてしまう血糖値、尿酸は同程度。総合的にはほぼ大丈夫だった!

総コレステロールは、もう人間ドックの評価項目にはなくなっているが久々に基準値を下回ったのは嬉しい。ちなみに、評価項目にないのはコレステロールの値と病気との間との相関が過去データから見られないということから近年は測定しても判定しなくなったのです。

今回の人間ドック結果考察

今回は人間ドック前3週間、怪我の影響で例年の半分以下の運動しか出来なかった。お酒は毎日ビールを1,2本飲み続け、前日も同量飲んで検査に臨んだ結果、悪化したのは中性脂肪のみ。これは運動量が減ったことと、黒酢ドリンクを毎日取るのを怠ったことが原因と見ている。

私のリサーチで中性脂肪を下げるのには、黒酢ドリンクで毎日30cc相当のお酢(ドリンクで180ml)を飲むと効果があるという論文の結果があり、それにならって毎日欠かさず3ヶ月飲んだところ、論文同様30%程度下がった。昨年はそれに運動量が多かったことから、過去最小値が出たため、今回3倍越えしたのはその反動ゆえで、過去高かった値とほぼ同等だ。

よって、運動とお酢の摂取でこの数字は改善可能と見ており、毎日の習慣を忘れないようにしたい。

人間ドックノートの勧め

最後に、人間ドックを受診した時の待ち時間等でその年の状況や、検査に関してノートを記録することをお勧めしたい。

今回は自分でもメモしていたことを忘れていたのだが、経鼻胃カメラを昨年は「右の鼻の穴」から大きさを考えて通したことが書いてあった。検査の際にその事を伝えると、やはり今年も右から入れる事となった。こういう情報は予めわかっていると安心できる。鼻を通すとき少し痛いですから、少しでも通りがいい方に越したことはない。

また、例年どんな体調で受けてどういう数値だったか書いているので、結果だけ見るのに比べて、数字が出た背景までわかっていい。

例えば、マラソンを始めた翌年体重が減ったとか、一番トレーニングしていたつくばマラソン前は体重&腰回り最小値になったとか、お酢をまじめに毎日飲んだので中性脂肪が減ったとか。

記録すること、データを見ること、それらをストーリの中に入れることは健康管理のモチベーションを高めることになりますね。皆さんも是非ノートすることをお勧めします。

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