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文系受験生は漢文をモノにせよ!

こんにちは!東京は板橋にある完全個別指導塾、穎才学院講師の戸田です!
今日は、「漢字ばっかりで訳わかんねえから勉強したくねえよ…」「どうしよう…勉強しようか迷うな…」なんて敬遠されがちな不憫な科目、漢文についての記事です!

この記事が、皆さんの漢文に対する苦手意識の払拭や、漢文を勉強しようと決断することに役立てば幸いです。

1.大学入試における漢文

日本の大学入試において漢文を受ける必要があるかどうかは、その人が文系なのか理系なのか、志望校が国公立なのか私立なのかによって変わります。

まず、国公立大志望者の多くは漢文を受験で使うことになります
文系理系の受験生ともに共通テストの国語で漢文を受験することが求められることが多く、大学によっては二次試験の国語でも出題されると思われます。

私立大志望者なら文系だけ、しかも志望校で出題される場合や共通テスト利用入試を利用する場合のみ勉強することになると思います。
なので、皆さんにはまず現時点の志望校の受験科目を見て、自分は漢文を勉強する必要があるか確認して頂きたいです。

もし現時点の志望校には必要無くとも、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。漢文を勉強するメリットを紹介しています。

2.漢文はコスパがいい!

私が漢文を強くおすすめする最大の理由はその「コスパ」、つまり勉強した時間に対する成績の伸びやすさにあります。

漢文は、 文系受験生が他に入試で使う英語や日本史・世界史に比べたら圧倒的にコスパがいい科目です。
なぜなら漢文は、最初にいくつかの基本句法と漢字の読み・意味をチョロチョロっと覚えさえすればすらすらと読める程度の難易度の文章しか出題されず、かつ問題も簡単なものになりがちだからです。

漢文を読むにあたって 「こんなの中国語じゃん…」とビビってしまう人もいるかもしれませんが、漢文は読み方が分かれば、漢字と送り仮名からなるちょっとぎこちない日本語として読むことができるのです。

しかも現代文に比べると、文章の内容は単純明快で量も少なめ。問題も返り点の付き方や漢字の読みがな・意味のような知識を問うものと、文章の内容を大まかに問うものが大半。その上ありがたいことに多くの大学は注釈を山ほど付けてくれてるので、分からない単語がほぼないまま、あまり躓くことなくスムーズに読み進められ、簡単な問題に答えるだけで点が取れるってわけです。

下ごしらえは英単語や英文法に比べればごくわずかな漢字と句法の知識をチョロチョロっと覚えるだけ。

ね?漢文のコスパってヤバいですよね?

3.受験における漢文ができることのメリット

「だからってわざわざ漢文をやるからには何かオイシイ思いがしたいよ」って方のために、大学受験において漢文ができることのメリットを2つ挙げたいと思います。

一つ目は、「受験校の選択肢が増える」ということです。現代文と古文の勉強だけして、漢文の勉強を全くしていない受験生は、漢文を出題する大学・学部の受験を避けねばならなくなります。しかし、漢文をしっかりと勉強しておけば漢文が出題される大学・学部も物怖じする事なく受験することができます。

二つ目は「同じ大学でも、漢文が出題される学部は出題されない学部より倍率が低くなりがちである」ということです。漢文を勉強していない受験生は漢文が出題される入試は受験しませんからね。これは、「学部は問わないからどうしても○○大学に行きたい!」という方にとっては大きなアドバンテージになるでしょう。

有名大学の文学部などにこの傾向が見られます。例えば、中央大学で学部別入試において漢文を出題するのは文学部のみで、文学部の倍率は多くの他学部より低く出ています。「学部はなんでもいいからどうしても中央大学に行きたい」という方は、漢文を勉強することによって倍率が低めの文学部を受け、自分の望みを叶えられる可能性が高くなるわけです。

いかがだったでしょうか?このように漢文は、短期間の勉強ですぐに成績を伸ばすことができる上に、できるようになることで自分の受験にいくつものメリットをもたらしてくれるオイシイ科目です。ぜひモノにして、自分の受験を有利に進めましょう!

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