オンラインイベントでTwitterを活用する4つのポイント【#noteとTwitterイベントレポート】
はじめまして、スマートラウンドというSaaSスタートアップのBizdevとして主にマーケティングを担当している杉山と申します。
先日(2022年5月20日)noteさん主催のオンラインイベント「noteとTwitterでつくる新しい企業コミュニケーション 実践編」に参加しました。
こちらのイベントは、内容そのものも素晴らしかったのですが、運営の面でとくに「イベントとTwitterとの連携」が整っていて感動したので、今回はそのことについてまとめます。
普段オンラインイベントを開催している方、これから開催する方の参考になれば幸いです。
ちなみに、イベントもアーカイブ公開されている(有難い🙏)ので、内容が気になる方は、アーカイブをご覧ください。
自己紹介
現在、2つの全く違う仕事をしているため少しややこしいですが、スマートラウンドでnoteやオンラインイベント「スマートラウンドアカデミア」の運営担当をしているため、今回は主にスマートラウンドの杉山としての立場から書いています。
イベントの概要
まず、参加したイベントの内容や参加者などの情報を簡単に整理します。
内容:実際にnoteやTwitterを活用されている企業担当者やプロの方々に、noteとTwitterの具体的な使い分けや、活用のポイントについて、公開インタビュー的にお聞きしていくイベント(今回のゲストは竹村俊助さん)
配信方法:YoutubeLiveとTwitterスペースの同時配信
参加者層:企業のSNS公式アカウントやオウンドメディア担当者/広報・PR、人事、マーケティング、宣伝広告担当/ライター/フリーランス/個人
参加者数:YoutubeLive 同時視聴 約350名/Twitterスペース 同時視聴 約150名(※イベント参加中にざっくり確認できた数なので正確な数字ではありません。)
#noteとTwitter イベント運営の4つのポイント
今回のイベントで、Twitterとの連携で工夫されていたポイントは以下の4つです。
①YoutubeLiveとTwitterスペースでの同時開催
②簡単にツイートできるQRコード
③イベント内のスライドに常時ハッシュタグを表示
④ツイートすると登壇者がフォローしてくれる
①YoutubeLiveとTwitterスペースでの同時配信
この配信方法の詳しいやり方は、noteのイベントチームの方がすでにnoteにまとめてくれていました。
以下に、同時配信のメリットと注意点を簡単にまとめます。
同時配信のメリット
配信方法が増えることで参加者増える:参加者がYoutubeLive、Twitterスペースのどちらか好きな視聴方法を選べる。配信方法が多いことで単純に視聴者が増える。
気軽に当日参加できる:Twitterスペースは事前申込がなくても簡単に入れるので、当日参加も気軽にできる。結果的に多くの方に参加してもらえる。
Twitterのフォロワーが増える:Twitterスペースはフォローしていないとスペースの開催通知が届きにくいため、フォロワーにとってためになるイベントを開催することで、フォロワー数が増えやすくなります。
同時配信の注意点
マイクの設定のテストは必須:実は、スマートラウンドアカデミアでも過去、YoutuLiveとClubhouseで同時配信したことがあります。マイクの調整に思いのほか時間がかかったので、事前に何回かテストしておくことをおすすめします。マイクに関しては上のTanakaさんのnoteがとても参考になるかと思います。
クローズドのイベントには向かない:基本的にTwitterスペースは誰でも入れるので(ホストが強制退出させることもできますが)、参加者を限定したいイベントには向きません。YoutubeLiveもTwitterスペースほどの自然流入はありませんが、リンクを知っている方なら誰でも視聴することができます。参加者情報を正確に取りたい、クローズドで開催したい場合はZoomミーティングやZoomウェビナーがおすすめです。
②簡単にツイートできるQRコード
イベントの最初の説明でQRコードを紹介。このQRコードを読み取ることで、自動的に下記のようなイベント参加表明をツイートすることができます。
QRコードの作成方法はこちらのブログがわかりやすかったです。
③イベント内のスライドに常時ハッシュタグを表示
QR コードからツイートできない方向けに、改めてハッシュタグのお知らせ。このハッシュタグは、画面端っこに常に表示されていました。
noteさんは常に画面上部に「noteライブ」と「#noteとTwitter」の表記がある設定になっていましたが、通常のZoomでも、スライドの上部に表示するか、登壇者の背景にあらかじめ設定してもらうことで対応できそうです。
④ツイートすると登壇者がフォローしてくれる
イベント中モデレーターの徳力さんが、ハッシュタグをつけてツイートをするとフォローしてくれるとのコメントをしていました。
これは結構ツイートのモチベーションになるかもしれません。
また、イベント中に実際のTwitterの画面を共有していることで、登壇者が自分の発信を見てくれている実感がわきました。自分のツイートがイベント中にシェアされたら、より相互的で満足感が高まりそうです。
小さな工夫や改善でイベントは大きく変わる
上にあげたポイントは、オンラインイベントをたくさん開催しているベテランの方にとってはさほど目新しい内容ではないかもしれませんが、実際に一からイベントを開催するとなると、なかなかここまで気が回らないのではないのではないかと思います。
普段、イベントの運営を担当していて感じるのは、ほんの些細な工夫や改善によってイベントへの満足度やそれに伴う参加者による発信数が大きく変化するということです。
もちろん、イベントの特性によって施策の向き不向きはありますが、認知拡大を目的とした大半のイベントでは役立ちそうな工夫なので、今後スマートラウンドアカデミアでも取り入れていきたいです。
▼次回のスマートラウンドアカデミアは6/16(木)開催です!
▼ツイートできるQRコードも作って見ました!
noteとTwitterのイベントの最後に、「noteを何から始めればいいか?」という質問に、竹村さんが「今日のイベントで感じたことをnoteにすることから始めるのがいいのでは?」とおっしゃっていたので、素直にこのテーマからnoteを始めようと思いました。
登壇者のみなさま、運営のみなさま、素敵なイベントをありがとうございました!
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