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変化を受け入れる母の勇気にバンザイ!

母は79歳。
母はコロナの時代に突入してから、習っていた歌のレッスンもなくなり、
趣味の畑仕事、自分の通院、父の介護の毎日だった。
家族以外と話す機会も少なかった。
最近は、畑もできなくなった。
そうなると、通院と介護だけ。
このまま、楽しくないまま人生が終わっていく気配がした。

私もそうだけど、なかなか約束をしてまで人と会うのは、面倒。
人と会うことを、どうにかしてルーティン化できないか…と思ったので、思い切って、介護認定をして、デイサービスに通う提案をしてみた。
母は、デイサービスで運動指導やマッサージを受けたいと言い、「要支援2」をゲットした。
デイサービスに週2回通えることになった。
そして、姉がコーラスに誘ってくれて、週1回はコーラス。

歳がいってから、生活スタイルを変えることは、体の衰えを考えても、絶対に必要なことだけど、これが案外難しい。変わることを嫌がるからだ。

でも、母は、どんどん変えていった。
すばらしい勇気!
介護認定なんて、嫌がると思っていた。
デイサービスなんて、まだ早いと言われると思っていた。
でも、母は変化を受け入れた。
足が弱ったり、認知症にならないためには、適度な運動と、コミュニケーションが必要なことを理解していた。

広い畑は、来春シェア畑として生まれ変わる。
母も小さな畑を耕して、楽しむ予定。
隣の畑の人に会えば、話もするだろう。

父の介護はあるが、月の半分は、施設にショートステイ。
在宅中は、同居している私もサポートできる。

母の老後は、もう楽しみしかない。
笑顔に溢れた世界に包まれるはず。

介護はあっても、
私は私の幸せを、
母は母の幸せを追求していいと思う。

結果的に、それが、みんなが笑っている世界につながるのだから。

変化を起こし続ける母にバンザイ!

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