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WEEKLY CINTERTOTTING NOTES : 1/31/2020

・1/29「ラストレター」109シネマズ (2020年7本目)
上映前に4本ほど邦画の予告を観たのですが、どれも観に行かなさそう。

「ラストレター」岩井俊二監督最新作。松たか子、2児の母。姉が亡くなり、姉のかわりに同窓会に出席、そこで姉と同級生の福山雅治と再会。松たか子の娘、森七菜は松たか子の亡くなった姉の娘、広瀬すずと、松たか子の実家で夏を過ごすことになる。何やらこの三者の間で手紙のやりとりが盛んに行われる。

いろいろあって松たか子の夫、漫画家である庵野秀明が激おこ、次作の構想のためだと言い張ってボルゾイ2頭を突然飼い始めるがお世話はぜんぶ松たか子に押し付ける。うちでは2頭も飼えないよォと実家へその内の一頭を連れて帰る。ウチでも無理よォとおばあちゃん困る。当たり前だ。そうこう言ってるうちに広瀬すずがその内の一頭をお世話をすると申し出る。

ボルゾイという飼育が難しい大型犬、しかも2頭、なんでこんな風に出てくるんだとあまりの納得のいかなさに正直映画どころではなくなってしまった。そしてボルゾイたちは広瀬すずちゃんがひきとった時点で特に物語に用事がなくなるのですが、とある画を叶えるためだけに再登場。

結局のところ夫の次回作の漫画に犬が登場するということもなく。松たか子が終始何も言わずヘラヘラしてたのもどういうことか全くわからなかった。私だったらまず初恋のひとの、とりわけあの職業の名刺をゲットしたら検索する。

・1/29「ジョジョ・ラビット」109シネマズ (8)
この日はレディースデーだったので2本目。さっきまで観てた映画のあまりに犬への誠意の無さで厳しい思いをしていたのでハリソン・フォード主演の「野生の呼び声」の予告を観ていたら少しきもちが落ち着きました…

おジジイとCGワンチャンの冒険物語、どうなんだろうね?と先日までお友達と話していたのですがなんだかどんどん観たくなってきましたね。

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「ジョジョ・ラビット」、みんなだいすき「マイティソー バトルロイヤル」のタイカ・ワイティティ監督作品。日本ではなかなか製作に関わった作品を観る機会が少なかったとのことですが、わたしだいすき「モアナ」の超・初期段階で脚本に関わってたみたいですね。

ヒトラーがイマジナリーフレンド、という映画のあらすじだけを聞いた時はどんな奇抜な作品になるのかなと感じたのですがそれとは全く違い、トロント映画祭の観客賞受賞からわかるように、まさに多くの人に愛される表現が詰まった映画でした。

スカーレット・ジョハンソン演じる母親の先進的な考え方や想像もつかないような勇気はもちろん、Do what you canなど彼女の伝えるメッセージの簡潔さが本当に豊かだなと思いました。「アナと雪の女王2」のエルサが歌っていたDo the next right thingを思い出します。ジョジョを叱ったあとにダンスするシーン、すごく泣けちゃいましたよね。踊ることが大好きだった彼女の軽やかなステップをいつも嬉しそうに眺めていたジョジョ。あの足元は、私たち観客も、あんなにも大好きだったのに。

また「リチャード・ジュエル」に引き続き今作でもサム・ロックウェルがかっこよくて…彼をとりまく状況なども、子どもの視点ということだからなのか、距離感を保った語り口がさらに胸を締め付けました。

原作の小説がCaging Skies。空と檻という組み合わせ、なんて恐ろしいことなのだろうとしみじみ思いました。

・1/30「ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ」 (9)
仕事のため、初めてスクリーナーという手段で鑑賞しました。まさに新進気鋭、ビー・ガン監督の最新作です。

なにやらとんでもない映画を、私のデスクトップで観てしまったぞ…というきもちです。美しい美しいショットの数々に非常に詩的な語り口、そしてあまりに革新的な仕組みである『上映の途中から始まる3Dの60分ほどのロングシークエンス。』

ちょっと信じられないものを観たので私も早く3D上映で観たいです。ちなみにヤバイおじさんのカラオケ、というニコラス・ウィンディング・レフン監督作「オンリー・ゴッド」を思い出させるシーンがあり笑ってしまいました。

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